27 / 75
1章 春
人狼
しおりを挟む
「梅雨だぁ~・・・」
「嫌だなー」
梅雨の時期、六月になりました☆
私、由衣は、雨が嫌いなので六月は、好きではありません。だって、服とか肌が
出てるところが濡れたら、気持ち悪いから。傘も、登下校行きにくいし。
でも、こんなこと思ってても何も変わらないっ!と心に決めた。
「人狼さん、主人公さん、顔をあげてください」
その声に私は、反応した。なぜなら、私は人狼のカードを持っていたから。
顔をあげると、雨華と目が合った。ということは、雨華が主人公ということだ。
私たちは、目配せで誰を殺めるか決め、杏の肩をたたいた。
「皆さん、顔をあげてください」
ゲームマスターの子が、みんなにそう言った。
休み時間、私たちは人狼をしていた。
「人狼だと思う人を指さしてください」
由衣は、人狼だからここで指をさされてしまうと、負けになってしまう。
だが、雨華が指をさされると、人狼側、私と雨華の勝ちだ。ここで、どうにか
雨華に指をさしてもらいたい。
「うーん・・・。誰が怪しいんだろうな・・・?」
そう言いながら、精一杯知らないふりをしてみた。雨華も同じようだ。
私たちの行動に、菜津乃が怪しみ始める。
「由衣か、雨華だと思うんだけどなぁ・・・」
菜津乃は、私か雨華か迷っている様子。杏は、私たちが殺めたため、人狼を
見ることしかできない。さぁ、菜津乃は、どちらを選ぶのか。
私がドキドキしていると、菜津乃は、指を突き立てた!
「え・・・」
「勘!勘で、由衣っ!」
私が、カードをめくると、やはり人狼のカード。私たち、人狼側の負け。
由衣と雨華は、あちゃーという顔になった。
もう少しで、勝てたのになぁ・・・。
「じゃあ、もう一回しようか」
「うん。次は、勝つからね!」
こうして、日にちは夏休みへと近づいて行くのだった。
「嫌だなー」
梅雨の時期、六月になりました☆
私、由衣は、雨が嫌いなので六月は、好きではありません。だって、服とか肌が
出てるところが濡れたら、気持ち悪いから。傘も、登下校行きにくいし。
でも、こんなこと思ってても何も変わらないっ!と心に決めた。
「人狼さん、主人公さん、顔をあげてください」
その声に私は、反応した。なぜなら、私は人狼のカードを持っていたから。
顔をあげると、雨華と目が合った。ということは、雨華が主人公ということだ。
私たちは、目配せで誰を殺めるか決め、杏の肩をたたいた。
「皆さん、顔をあげてください」
ゲームマスターの子が、みんなにそう言った。
休み時間、私たちは人狼をしていた。
「人狼だと思う人を指さしてください」
由衣は、人狼だからここで指をさされてしまうと、負けになってしまう。
だが、雨華が指をさされると、人狼側、私と雨華の勝ちだ。ここで、どうにか
雨華に指をさしてもらいたい。
「うーん・・・。誰が怪しいんだろうな・・・?」
そう言いながら、精一杯知らないふりをしてみた。雨華も同じようだ。
私たちの行動に、菜津乃が怪しみ始める。
「由衣か、雨華だと思うんだけどなぁ・・・」
菜津乃は、私か雨華か迷っている様子。杏は、私たちが殺めたため、人狼を
見ることしかできない。さぁ、菜津乃は、どちらを選ぶのか。
私がドキドキしていると、菜津乃は、指を突き立てた!
「え・・・」
「勘!勘で、由衣っ!」
私が、カードをめくると、やはり人狼のカード。私たち、人狼側の負け。
由衣と雨華は、あちゃーという顔になった。
もう少しで、勝てたのになぁ・・・。
「じゃあ、もう一回しようか」
「うん。次は、勝つからね!」
こうして、日にちは夏休みへと近づいて行くのだった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる