11 / 42
2章
約束
しおりを挟む
「じゃあ、俺が舞花を捕まえたら勝ち。舞花を捕まえられなかったら、
負け。それでいいだろ?」
「うん・・・」
えいまの説明を聞いても、いまいちピンとこない。そんな舞花を見かね、
「制限時間は何分だ?」
えいまが舞花にたずねた。急に問いかけられ、舞花はしどろもどろになりながら
「えっ・・・と、い、一日??」
「・・・なるほど」
頭に浮かんできたのは、一日。
結構長いなと思いながらも、えいまは承諾した___。
!!!
「ふわ~あ・・・」
大きなあくびをしたのは、舞花。次の土曜日にある、
鬼ごっこにうきうきしすぎて、寝られないのだ。
今日は、水曜日だから、あと少し。
明日、乃愛ちゃんと風真君も誘って、みようかな。
そんなことを考えながら、舞花は眠っていった。
「鬼ごっこか・・・」
そうつぶやいたのは、えいま。えいまもえいまで、土曜日のことが気になって
しかたがなかった。なぜなら、
どうやって、舞花を捕まえようか・・・。
と、捕まえ方を考えていたからである。実は、事前に捕まえ方・逃げ方は、
自由と言ってある。これなら、逃げる方も捕まえる方も、平等ということだ。
それにしても、あいつは、どんな顔で捕まるんだろうか・・・。
今から考えても、楽しみでしょうがない。という風にえいまは笑った。
負け。それでいいだろ?」
「うん・・・」
えいまの説明を聞いても、いまいちピンとこない。そんな舞花を見かね、
「制限時間は何分だ?」
えいまが舞花にたずねた。急に問いかけられ、舞花はしどろもどろになりながら
「えっ・・・と、い、一日??」
「・・・なるほど」
頭に浮かんできたのは、一日。
結構長いなと思いながらも、えいまは承諾した___。
!!!
「ふわ~あ・・・」
大きなあくびをしたのは、舞花。次の土曜日にある、
鬼ごっこにうきうきしすぎて、寝られないのだ。
今日は、水曜日だから、あと少し。
明日、乃愛ちゃんと風真君も誘って、みようかな。
そんなことを考えながら、舞花は眠っていった。
「鬼ごっこか・・・」
そうつぶやいたのは、えいま。えいまもえいまで、土曜日のことが気になって
しかたがなかった。なぜなら、
どうやって、舞花を捕まえようか・・・。
と、捕まえ方を考えていたからである。実は、事前に捕まえ方・逃げ方は、
自由と言ってある。これなら、逃げる方も捕まえる方も、平等ということだ。
それにしても、あいつは、どんな顔で捕まるんだろうか・・・。
今から考えても、楽しみでしょうがない。という風にえいまは笑った。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お隣の犯罪
原口源太郎
ライト文芸
マンションの隣の部屋から言い争うような声が聞こえてきた。お隣は仲のいい夫婦のようだったが・・・ やがて言い争いはドスンドスンという音に代わり、すぐに静かになった。お隣で一体何があったのだろう。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
コント:通信販売
藍染 迅
ライト文芸
ステイホームあるある?
届いてみたら、思ってたのと違う。そんな時、あなたならどうする?
通販オペレーターとお客さんとの不毛な会話。
非日常的な日常をお楽しみください。
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる