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私の物語が始まったぜひゃっほう
圧がすごくて
しおりを挟む今ねパーティーが開催されてる扉の前にいるのよ、圧がっ!ってなってる状態ね。
パンパカパーン
ファンファーレとかあんのかよ、パンパカパーンって笑
あっもう入らないといけないの?入る時になんのこれ?めっちゃ恥ずい。
深呼吸だひっひっふぅーって違うやつこれ。
フゥ、よし
いざ出陣!
ワァァァァ!
うわぁ・・・。もう感想の一言目がうわぁってぐらい人が圧が。急いでお母さんのとこ行こ。
「アイリス、ちゃんと来てくれましたね偉い」
おおおお女神の微笑みでアイリスはレベルアップした。
もう頑張っちゃうぞ!
あ、お父さんのスピーチ的なの始まる
「皆様、楽しんで居ますでしょうか。今宵は娘、アイリスの為にお集まりいただきありがとう。アイリスは2歳になり来年から外にでますので見かけたらこえをかけてくださいね。では娘に変わります」
お父さん完璧人間で怖いわー。私も頑張らな
「みなしゃま、本日お集まりいただきありがとうごじゃいます。娘のアイリしゅです。今回はわたくしのためにお集まりくだしゃいまして、誠に感謝しておりましゅ。今夜はどうじょ、誕生披露会をおたのしみくだしゃいましぇ。」
おぉ・・・噛まずに言えた。汗がつうってなってる。漫画で見る感じのあの汗が流れる場面の。
パチパチパチ
おっなんとか伝わったかな?良かった良かった。・・・あそうだ、お父さん達と挨拶回りしないといけないんだ。今ちらっとみたらめっちゃ笑顔で微笑んでくれた、いや断りずれぇ・・・
諦めるか
「いやはや、お宅の娘さんはまだ3歳にもなっていないのに完璧なスピーチでしたなぁ」
おじさん・・・ぽっこりしてて好きだわ、それにめっちゃ和む。癒し
「ありがとうございます、ワシガン大公爵。忙しい中参加してくださって感謝しています。」
おぉ真面目な話だなぁついていけなさそう。
ん?だいこうしゃく?って大公爵の方?王族の次に偉かったよねたしか。これは挨拶しないと失礼だよね?しちゃうよ?しちゃうよ!いくぞ!よっしゃぁぁぁあ
「だいこうしゃくしゃま、ありがとうございましゅ」
言えてないけど言えてる!大丈夫!と思いたい
「お、ちゃんとお礼出来て偉いですぞ! 私はワシガンというものだよ、私にもアイリス嬢より一つ上の娘がいてね、今度屋敷に遊びに来なさいな」
ああああやっぱり和む!もう周りにお花浮いてるもんお花!ありがたく行かせてもらいますよ。娘さんってどんなのかなぁ?やっぱりお父さんがほんわかしてると娘さんもそうなのかな?めっちゃ楽しみなんだけど!
あっでも了承貰わないどダメかな?
「光栄なことこの上ないですワシガン大公爵、ありがたく娘を遊びに行かせていただきます。」
やったぁぁぁぁぁ!お父さん太っ腹!さすが!
「はっはっは、そんな畏まらなくて大丈夫ですぞ?ソールス公爵」
「そんな訳には行きません、大先輩としても尊敬していますので」
いやもう私にはついてけん。
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