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前途多難
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しおりを挟む「一架の中、きついけど……きゅうきゅう締まって気持ちいいよ。ほら、分かる? 下のお口がペニスをちゃんとくわえてるよ。初めてなのに、物わかりが良くて良い子だ」
「んう……あぁっ!」
彼が動くのに合わせて、自分もだらしない声と姿を晒してしまう。
ローションのいやらしい水音がぴちゃぴちゃと鳴り、彼の熱い性器をぬらしていく。まるで自分が粗相してしまったような気持ち悪い感覚に襲われ、必死に身をよじった。
嫌だ……こんなの……!
抱かれて気持ちいいとか、視られて気持ちいいとか、そんなの全然ない。
ただただ終わってほしい。
ていうか不思議だ。今だけ……継美さんに、会いたい。
気が狂いそうな状況で思い出していた。けど直後に激しい律動に襲われる。下半身の感覚もなくなるほど奥を突かれ、その度に変な部分に擦れる感じがした。信じたくなかったけど、身体だけは男に抱かれることに慣れ始めている。
性器は上に向かって反り返り、胸の突起はびんびんに硬く尖っている。とても、男の身体とは思えない。
抱かれることを受け入れてしまってるようだ。
「一架は本当に可愛いね。これからはこうして、抱いてもらう方にチェンジしないかい? 皆一架のこと愛してるからさ。毎日だって抱いてあげられるよ」
「あっ……やだ、やぁ……っ!」
彼が特別ぶっ飛んでいるのは、やはり自分に一番執着しているからだ。
端麗とはいえ、ただの少年の一架をほとんど神聖視している。別に性格がいいわけでもないのに、何故こんなにも甘やかしてくるのか、本気で分からないこともあった。
彼は自分を見ているだけで満足してると思ってたのに。
首を横に振って拒否すると、無理やり唇を塞がれた。
「ん、んんっ」
「じゃあしょうがないね。一緒にイこ?」
性器を激しく扱かれる。摩擦で火傷してしまいそうだった。
どこまで熱くなるのか分からなくて、怖い。腰の動きとリンクして声が漏れる。
嫌なのに、怖いから強く抱き締めていてほしい。
上半身だけ後ろに捻り、彼にすがって泣き叫んだ。
「あ、あっ、朝間さん……っ……やだ、俺、イッちゃう……っ!!」
「いいよ。一架の精子、俺の手の中にいっぱい出して」
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