Dress Circle

七賀ごふん

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少年の秘密

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芸能界を退いても熱狂的なファンは少なからず残る。ここには現役時代から俺を追いかける、俺の言うことだけを聞くファンが集まっていた。

「じゃあ、俺の前でシて」

一等席でショーを楽しむが好きだ。
……異常なまでに。

ここで俺が望むことはただ一つ。男同士のセックスを見る。ただそれだけ。

「は……はい……」

最初に目をつけたのは、大学生とサラリーマンの青年だ。名前は大学生が春木さん、サラリーマンが柄屋さん。どちらも俺に一目惚れしたという。その俺にこうしてセックスを見られるのはどんな気分なんだろう。
好きでもない相手とのセックスを、好きな人間に視られる。変な感じだけど、それはそれで面白い。
「……ぅあっ!」
下着をズボンごと下ろされ、春木さんは恥ずかしそうに顔を逸らした。柄屋さんの目には、春木さんの下半身が晒される。
「あれ、もう勃ってんね。興奮してるの?」
「はっ……い……」
柄屋さんがそこを擦ると、春木さんは声を抑えることもできず、激しく腰を振った。
「ひゃ……っ」
その最中も容赦なく彼の奥に指を這わせ、キツく閉じた部分をこじ開けていく。硬くなった性器が当てられ、長い愛撫の末に挿入された。
「うあぁっ!」
春木さんは苦しそうに顔を歪めたが、反対に柄屋さんは心底嬉しそうな顔をしていた。
全く、どうしようもない変態だ。それを強要している俺は彼を遥かに越える変態だけど。
「いっ、あっ、あぁっ!」
柄屋さんが激しく腰を振れば、それだけ春木さんも激しく全身を震わせた。飛び散る汗と体液が二人を汚していく。それだけでもう絶頂の気分だ。
二人が必死に腰を打ちつけ合ってる姿を見ると、たまらなく下半身が疼いた。
「あぁっ……イきたい、一架……っ」
春木さんは、俺に許しを求めてきた。でも。
「だーめ。柄屋さん、もっと気持ちよくしてあげて」
「は、はい」
一架の言葉を受け、柄屋はさらに激しく彼の中を突いた。

良い。

苦痛と快楽が混ざり合い泣き叫ぶ彼を見て、俺も自身の性器を取り出して自慰を始めた。
この支配感。他人の生セックス鑑賞は何よりも興奮する。欲望を掻き立てる。
「ん……っ」
その快感は、この為に生まれてきたんじゃないかと思わせるほどの満足感。
彼らがイクのに合わせ、一架も自身のものを強く扱いて射精した。

「はっ……あ、あぁ……さいこう……っ」




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