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生徒会長の決心(苦心)
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しおりを挟む智紀も興奮してる。勃たないと入れることができないし、当たり前なんだけど……彼も同じ気持ちなのかと思うと嬉しかった。
「初めて見る、お前の。……触ってもいい?」
「いいけど、じゃあ俺もお前の触りたい!」
ということで、挿入はそっちのけで互いの性器を愛撫した。何というか小学生のノリだ。色気はまるでない。
体勢を変え、いわゆるシックスナインの状態でまじまじ観察する。
智紀のそれは、俺より大ききかった。こんなん入るのかな。やっぱ不安になってきた。でも外人は腕ごと突っ込んだりしてるし……いや、あれは長年の調教あってのことか。指でヒィヒィ言ってる自分には不可能た。
「ひゃっ!」
色々考えて手が止まってしまっていた。すると自分の性器を弄っていた智紀の手が下へと這い、二つの袋を揉みほぐした。
会陰から押し上げるようにして、内側に詰まってる何かを刺激しようとする。不思議な感覚だった。
「夕夏、タマニーってやったことある? これで感じられるようになると射精もできるらしいぜ」
「あるわけないだろ……っ……やめろって、それ!」
何かヘンだ。でも智紀は手を止めない。むしろ激しく袋を引っ張り、口に含み出した。陰茎を弄られているわけじゃないのに過剰に反応してしまう。彼が強く吸い上げるせいで、そこはあっという間に真っ赤になった。
「夕夏のココ、すげー可愛い。何かの果物みたい……ほら、柔らかい」
バカな例え。もうただただ恥ずかしくて、彼の性器を弄る余裕はなくなった。
「ここに精子が詰まって、先っぽから吹き出す。よくできてるよなぁ。あんまり自分の身体とかは意識しないから考えなかったけど、人の身体の構造とか見てるとすごいって思う」
「あのな……ひとりで感心すんのもいいけど、集中しろよ」
「してるよ。どうやってお前を気持ちよくしようか考えてる」
そう言うと、智紀は脚の付け根から上を指で愛撫していった。その途中で思わず腰が跳ねる。
「んあっ!」
「お、ここ気持ちイイ?」
「ん、やだ……っ! 押すなっ」
我慢できる痛さでそこを押されると、下半身の制御がきかなくなる。挿入もされてないのに、だらしなく両脚を開いてしまった。閉じようとしても、じっとしていられなくて暴れてしまう。きっと智紀から見たら滑稽なぐらい腰を振っていた。
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