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第二部3章 皇女降嫁?白き生花で紡がれし花冠の章

*おやつはメイドさんで決まりのようです!(汗)②☆

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*引き続き、バルド視点。




「ん、!は……バル、ド、む……無理!」
「できるだろ?やんなきゃ、終わらん」
「……だって…」
「すきにしていいんだろ?」
「そ……!…だけど」

要求し、今の格好にはさせたが、一向に行為が進まない。
アヤは今、俺の顔の方に下半身を向け上に乗った状態だ。初めてさせる格好ではないが、慣れてもいない。

「見るな、よ!」
「見なきゃできねぇよ」
「しなくて、いい!バ、ルドが……する必要」
「あるだろ?仕置きはするが、傷つけたいわけじゃねぇよ。だから、こうやって……」
「あッっ!い、いやぁっ!!」

尻に手をかけ、露わにさせたそこに口付けると、アヤが体を跳ね上げる。何度抱いても慎ましやかなそこは、俺の口付けにヒクッと反応し、体の持ち主とは裏腹に素直な応えに、俺の目をひどく楽しませた。

「や、だ!嫌だってばッ!!何で、いつもそれすんだよ?!」
「それも、何度も言ってるな。しなきゃ傷つけんだろう?ただでさえ、はキツくて狭くて……小さいんだから。舐めて解して、指でも…グチャグチャのトロっとろにしなきゃ、入るもんも入らねぇ」
「ひうっ!ンあぁッ!!や、やッ!」

言葉を言い切ると同時に、指で縁を引っ掛け舌を捻じ込むと、アヤが悲鳴をあげて背中を仰け反らせる。
逃げうつ腰を掴んで引き戻す。

「は、ぁ…!も、やぁ…、、!」

指と舌でクチクチと潤し、唾液で潤ったのを確認し、指を一本ゆっくり差し込む。
抵抗を掻き分け、根元まで埋める。
柔らかく、そして、相変わらず狭い。

「あ、あ…ぁ、ぅん!」

中に入れた指で、中の粘膜を擦り、爪で引っ掻いてやると、アヤが詰まった息を吐き、俺の体の上に倒れ伏す。

「アヤ……続きしろよ?」
「やっ!……む、無理!できな………」
「やれよ」

指を抜き縁を撫で回し、爪先だけ入れてやると、アヤが涙で潤んだ視線を向けてくる。無言で首を振ると、益々瞳を潤ませながら、震える体で、アヤが俺のそこに手を伸ばす。
震える手で握り込まれ、痛み紙一重の快に、小さく息をつく。
フルフル微かに震える体を起こし、俺の底に顔を近づけていくのが見てとれた。

「ん…ぅむ!」
「…ッ!そのまま、お、くまで。飲めるな?」
「んぅ……、ふあ、む、ぐっ!け、ほっ!!」
「入れすぎだ、下手くそ」
「うぐ……!らっ、て」

涙ぐみ、肩越しに振り向きながら、アヤが顔をクシャリと歪ませる。

「いつも俺はお前にどうやってる?」
「分かん……な、ょ。バルドに、されたら……分かんなく、なる」
「甘ったれめ…」
「えっ?!ちょっ、、!あっ!!」

うつ伏せていたのをひっくり返し、上下逆転、ソファに抑え込む。
途端に体を薄赤く染め、足の間を両手で隠す様に、笑いがこみ上げた。

「今更か?身体中、俺が知らない場所はないってくらいに知ってるし、見てるし。それこそ、お前の味……「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ッッッ!最低ッ!どスケベッ!変態ッ!エロおやじッッッ!!」
「こら、誰がおやじだ?俺はまだそんな歳じゃねぇ!」
「言う事がおやじ臭い!」
「口の悪いメイドさんだな。やっぱり、たっぷりお仕置きせんとならんらしいな」
「やだっ!お仕置きやだし!しかも、いつまでメイドさんごっこするつもりだよ?!」
「コレが終わるまで?」
「何で疑問系だよ!第一、俺に聞くなッ!」

体と言わず顔も真っ赤にし、アヤがプリプリ怒る。
色気もクソもないが、やはりこっちの方がアヤらしいし、しっくりくる。
クックッと喉で笑い、アヤの額に自分のをあてがい目を合わせる。

「涙目で睨むな。可愛いだけだ……俺をこれ以上惚れさせてどうすんだ?」
「知るかッ!ホント、恥ずかしい奴!」

口では可愛くない事を言うものの、アヤの目も体も、俺を欲しがっているのは分かる。

「悪いが、俺はお前に関しては恥ずかしいなんか感じねぇんでな。思ったまま、事実を言ったまでだ」
「~~~~!も、いい!それ以上、言うなッッッ!」

あぁ、マズい。怒らせるのが楽しくなってきた。
キーキー怒ってるのを見るのが楽しい。
なおも言い募ろうとした口を自分ので塞ぐ。
唇を覆うように口付け、唇と歯列を割り、舌を深く差し込む。

「ん、!ふ、ぅン!あ、ふ、」
「は、ぁ…アヤ…舌、もっと出せよ。好きだろ?これ」
「ん、ん……ぁ、ぅ……」

触れあわせたまま囁いてやると、アヤの瞳がとろりと溶ける。
怒らせるのも楽しい。快感に甘く蕩けさせるのも好きだ。
ピチャリと小さく水音立てて、舌が離れ、銀色の糸がつながる。舐めとって、唇もまた舐めてやるとふるっと体が微かに震える。
上手く緊張がほぐれたようで、アヤの体から余計な力が抜けていた。

「アヤ…手、離せよ?」

未だ、そこを手で隠したままのアヤに言うと、軽く目を瞠ってから首を横に降る。

「それじゃ舐めてやれんぞ?して欲しくないのか?」
「い、い!しなく…て…から」

返すアヤの言葉尻が小さく消えていく。目元を染めて否定するが、嘘だろう。
ただ、して欲しいが、強請るのが恥ずかしいだけ。
理性がなくなれば、甘く淫らに可愛く溶け崩れるが、まだ無理か……中々、強情なのは知ってるから、とことん付き合ってもいいが………

「俺が無理だな……」
「バルド?」

呟きは届かず、聞き返すアヤにやんわり微笑んでやり、ソファ横の引き出し付きテーブルの引き出しを開ける。
取り出したのは……………………………………………






*皇子様、暴走中。ちょっと、次回、な展開(ヒント:過去に宰相様が(汗))になりますが、今回は”愛”があるのでOKって事で、お許しを
(ーー;)

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