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番外編③ 恋に戯れる side.花

*彩色学園パラドックス!③☆

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「や、やだ!見るな!!」
「今更だ。何回も見てる。お前の体で、見てねぇ場所なんかない」
「そうそう問題じゃなくてッ!」
「どういう問題だ?」
「だって……ッ」

足は持ち上げられて開かれたまま、咄嗟にシャツの裾を引っ張り隠すが、ギリギリに隠れて何か余計にエロっちくなった気がする。

「あ、かるいから!」
「あぁ、よく見える。綺麗でスケベな箇所が丸見えだ」
「スケ…っ⁉︎バルドの方が、間違いなしでどスケベだろ⁉︎俺はスケベじゃない!馬鹿ッ!馬鹿馬鹿ッッッ!」

顔が熱くなる。多分、今の俺は真っ赤だ。

「あんまりやると、濡れて透けるぞ?まぁ、俺は目に愉しいから構わんが?」
「なっ⁉︎」

押し付けていた手を離し……かけ、ハッとする。
離したら見える。押し付けたら……
どうもできない!
ジトと睨む俺に、バルドが余裕の笑みを浮かべた。

「ひ、あんッ⁈」

不意にバルドが持ち上げた俺の足に口付けた。ツーっと撫でるように舌が這わされ、走った刺激に、浮いた足が跳ねる。

「ぁ、ァぅ、、い、ぁ!」

太ももを手の平がスリスリ撫で、皮膚の薄い裏側を唇がやんわり吸ったり食んだりされ、ヒクヒク小さく跳ねる腰を止められない。

「バ、、ド…や、やめッ」
「ん~~?何で?その割には、腰が揺れてるが?気持ちいいんだろ?」
「は、うっ!」

片足が降ろされ、手がシャツの裾をかいくぐり足の付け根を揉み込まれた。
際どい部分を優しく撫でられ、押さえ込んだ手がブルブル震える。

「濡れてきた…」

クスッと揶揄するように笑われ、羞恥に固く瞑った目尻に涙が滲む。

「も、やぁ……は、ず」
「アヤ」
「触んな!馬鹿ッ!!面白がって、揶揄って!!」
「悪かった。俺が全部悪い。こっち、来いよ?」

伸ばされた手をパンっと叩き払い、涙目で睨む。苦笑しながら、もう一度手を伸ばされた。
今度は払わず、涙が滲む目尻を拭われる。

「拗ねるな。可愛いだけだぞ?」
「拗ねてない!可愛い、言うな!!」

言い返すが、自分でも分かってる。盛大に拗ねてる。
夢の中でさえ、バルドに翻弄されるのが悔しい。

「余裕ぶって!狡い……俺ばっかり」
「余裕、、な…そう、見えるか?」
「え?あっッ⁉︎」

グイッと引っ張り起こされ、椅子に座ったバルドを跨いで座らされた。

「お前に対して、余裕だった事は一度もねぇな。自分を必死に抑制して、虚勢を張るので精一杯だ」
「う、そだ!だって……ッ!」

手首を掴まれ、胸に手のひらを当てられた。
トクトクいう鼓動が少し早い。

「今も、そうだ。お前の仕草や、色っぽさにやられてる。余裕なフリをしてないと、息が止まりそうなくらい体が熱い」
「バルド……」

銀縁眼鏡の奥から、熱く溶かされそうな視線で見つめられ、言葉がそれ以上出てこない。

「俺の心臓ここを止めて殺す事が出来るのはお前だけだ」
「ゆ、夢…だから、そ、ゆ事、言っ」
「夢、か?だったら、夢でいいだろ?アヤ……どうする?俺はどうすればいい?」

体も頭も全部熱い。フワフワして、夢なのか現実なのか分からないし、どうでもいい。
バルドの両頬を手のひらでやんわり包み込む。

「意地悪、するな。バルドが、、………欲しい」
「上出来だ………アヤ」









*オチなしです!:(;゙゚'ω゚'):
ただ、ただ!バルドのブレザー&眼鏡姿、それ見てキュンキュンするアヤが書きたかっただけ(大汗)
完全&完璧!作者の趣味ぶっちぎり((((;゚Д゚)))))))
この後は……………いつも通りのでろ甘&ラブラブえ○ちです!(し、進歩ない:(;゙゚'ω゚'):)ご想像にお任せします!
失礼しました!m(_ _)m
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