上 下
26 / 55
番外編

公爵夫人⑤

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ニューハーフな生活

フロイライン
恋愛
東京で浪人生活を送るユキこと西村幸洋は、ニューハーフの店でアルバイトを始めるが

哀しみは、もういらない

星 陽月
恋愛
【あらすじ】  高校の教師だった妙子が、強引な叔母の勧めで見合いをした相手と結婚をしてから二年が過ぎた。  結婚をし、子供を授かった頃の妙子は、幸せに包まれた日々を送っていたが、ある日突然腹部に激痛が襲い、救急車で病院に運ばれる。夫が病院に駆けつけた時には、もうすでに子供の命の燈は消えていた。  病室のベッドの上の妙子を気づかい、子供はまた授かるさ、と夫は優しく言ったが、妙子はもう子供を産めない身体になっていた。  妙子がその事実を知ったのは、退院後、夫と義母が電話で交わした会話の中だった。その後、途端に夫の態度が冷淡になっていき、蔑むようなその眼にも、妙子は子供が産めなくなってしまった自分が悪いのだと、耐えつづけてきたのだった。それだけに、夫の浮気に薄々感づき始めていながら、それにも、妙子は耐えていたのだった。夫の心が、自分のもとに帰ってくることを信じて。だが、夫の冷淡さはつづき、その上、夫の帰宅が遅くなる日に決まって掛かってくる無言電話と、会話ひとつないその生活に、耐えつづけていたものが身体の中で弾け、妙子は離婚を考え始める。それでも何故か、離婚の決意が揺らぐ妙子だった。  そんなある日、何をするともなく銀座に来た妙子は、もと教え子だった晃一と再会する。その時は、ただ晃一のアルバイト先の名刺をもらって別れた妙子だった。その数日後、最後の決断に踏み切り、離婚届に署名捺印をして自宅を出た妙子は、晃一のアルバイト先に食事を兼ねて顔を出したあと、実家に帰る前に一泊するはずだったホテルのラウンジで、夫と女がふたりでいるところを目撃してしまう。屈辱感と悔しさにホテルをチェックアウトした妙子は、晃一のアルバイト先を出た時に、彼から渡された紙に書かれた携帯電話に電話を入れる。そして、晃一が高校生の時から今でも、妙子が好きだったことを告白される。だが今の現状を思えば、それに応えることができない妙子だった。  実家に帰った妙子は、会いに来た夫の赦しを請う姿に、一度はまた離婚の決意を揺るがせたが、夫の覗かせた心の本質に決意を新たに堅くした。離婚を迫る妙子。だが、断固として夫は応じず、しかたなく妙子は弁護士に依頼した。  その後、夫は突然失踪してしまう。その夫のこと気に留めながらも、晃一との関係は深まっていった……。  普通の幸せを求め、それなのに幸せを奪われていってしまう女の、過去の回想を交えながら、強くなっていく姿を描く物語。

レイズワード伯は翻弄される【R18】

恋愛
完結作【ある伯爵の懊悩】の番外のような、或いは続編のようものです。 本編に書ききれなかった夫婦のその後や、色々を書いていければと思います。 レイズワード伯は十五歳下の若い妻クローディアを娶り、幸福な日々を送っていた。 しかしとあることがきっかけで、【妻のネトラレ妄想】に取り憑かれる。 妄想を書き綴った日記がバレ、すったもんだした後、仲直りして、平和な日々が戻ったかに思えた。 しかし……【ネトラレ妄想】はうっかり癖になってしまったようだ。 女攻め要素が強めです。 男がよく喘ぎます。 関係は対等でリバです。 男の穴を攻めるプレイなどが出てきます。 一話→フェラ 二話→穴 三話→朝勃ちックス 更新は不定期。 基本的にR描写のモノを書きます。

私は、御曹司の忘れ物お届け係でございます。

たまる
恋愛
大原財閥の御曹司の忘れ物お届け係に任命された腐れ女子、土屋美代のドタバタラブコメディー。 一応、がっつりでないラブシーンを含む性描写もありますので、よろしくお願いいたします。 追記 表紙の絵をたしました。 うーむ。ちょっとイメージが違ったら、すいません。 描いた本人も、うーむと言う感じです。 本当は、真田さんと蓮司のパロディー漫画を描こうかなと思って制作した表紙に無理やり美代をたしました。 だから、ちょっと違和感ありますね。

自分の事を兄だと慕ってくれる無口系箱入り娘(物理)を、闇の沼底から救い出せ! ~留年、回避、ゼッタイ!~

true177
恋愛
 口数の少ない少女、彩(あや)は、陽介(ようすけ)の一個下。中学三年のころから度重なるイジメに遭い、引きこもるようになってしまった。  高校にはなんとか入学できたものの、不登校が続いて留年が迫っている彼女。陽介は、何とかして彼女を救おうと奮闘する。  すると、彼女を取り巻く闇の正体が見えてきて……? ※内部進行完結済みです。毎日連載です。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

番外編

晴日青
恋愛
完結後に更新するとちょっとややこしいようなので、短いお話はこちらに置いていきます。 本編読了後推奨。 どのタイトルの物語かは、章タイトルに各魔王の通り名で記しています。 ・白蜥→「元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。」 ・金鷹→「婚約破棄されたので魔王になります。」

哀れな寄生系美少女が金に惹かれて吸い付いてきたので、逆に食べる事にしました。

true177
恋愛
 恋愛という世界から取り残されていた隆仁(たかひと)は、誰が見ても美少女だと評するであろう結莉(ゆり)からいきなり告白される。  とは言え、好感度どころか会話すらしたことのない二人。隆仁が抱いた訝しさは、明確に形となって現れる。  財布を忘れたと平気で嘘を付く、プレゼントのおねだりに薄っぺらい土下座、やたら医者である隆仁の両親の話をしたがる……。結莉は、正に寄生系女の子だったのである。  あからさまな物目当ての美少女。その美貌にものを言わせて、要求を通してこようとする。典型的な地雷であり、関係を切るのが無難なのだろう。  しかし、隆仁は諦めきれなかった。 『性格以外は、むしろ好印象なんだけどな……。どうしたら、本心で見てくれるんだろう……』  仮初めの状態で付き合いが続いても、未来はない。歪んだ性格を正すことは出来ないのか。本気で惚れ落としてしまう方法はないだろうか、と。  残念な美少女と、一風変わった考えの持ち主である隆仁。果たして、彼女を寄生から脱却されることはできるのだろうか……。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。

処理中です...