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南武線

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都心へのアクセス良く、地価も安いからと若年層の夫婦が多くなった。川崎市多摩区、決して南武線線の便が良い訳ではない。
稲田堤のメインは京王線だ。

川崎と立川を結ぶ南武線はローカル駅で溢れている。
矢向も尻手も中野島も神奈川県内に住んでいてもその駅と風貌を知っている人は少ない。

起点、終点だけが目立ち中にマイナー駅が集約された南武線はマイペースだ。

つい最近まで各駅を通していたが武蔵小杉の台頭で歩みを速めた。

そんな中僕は鹿島田を目指す。
少し都会の川崎も南武線の住人はどこか暖かだ。優しい香りがする。優しさが香る。

塾通いの小学生がワーキャーと盛り上がっているが、そんな事を思いもせず。
トコトコと南武線はすすむ。

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