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1.恋人なんかいらない(らん・まどか)
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大江高等学校
光「まどかー、帰るぞー」
隣のクラスの俺の親友、雨宮光の声がする
あ、れ、もう放課後か、、、
やば、俺寝てた?
いつから寝てたんだろ、、
あーー、もう最悪。
ノート誰かに見せてもらわなきゃ。
まー、明日でもいっか。
光「ちょっと、まどか?起きてんの?」
ばこっ、
まどか「いた、いたい。ちょっと起きてる」
俺の目の前には茶髪ロングの女。
光はいわゆる男の娘だ。
ゲイではない。
だってこいつには
愛してやまない彼女がいるから
ていうか
まどか「今日
晶とどっか行くんじゃなかったの?」
光「うっ!うぅぅ、、」
やば、これはめんどくさいパター、
光「まどか、聞いてくれよぉ!」
ガシッ(肩捕まれる、、いてぇ
光「今日晶とデートいく約束してたのに!
してたのに!!さっき無理って
ラインが来てー泣」
まどか「あらあら」
光「どうしよう。俺なんかしたかな、
逆になにもしないから呆れられた!?
なぁ、まどか嫌われたのかな俺泣」
まどか「‥どこでおまえが嫌われたと思う要素があるわけ?」
光「わからないーーー泣」
まどか「いや、
わかったわかったから抱きつくなよ」
光「まどか、慰めて泣、まどかんちいこ」
まどか「いや、いいけど」
‥晶めずらしいな。
光と付き合うようになって
光にベッタリだったのに
光と付き合う前は遊んでたみたいだけど
もう、やめるっていってたしな、、
うーーん、
しかも昨日デートめっちゃ楽しみにしてたような?、、
LINEしてみるか。
『光泣いてるよ?デートいってやれよ』
即既読
『まどかがいるじゃん』
??????
『まどか、今から正門集合』
え?、なに
『光も連れてきて』
いや、なんだ。
そのちょうどいいとこにいた、みたいな感じ
とりあえず
まどか「光、正門に来てだって晶が」
光「いくっ!!」
はやっ!、行っちゃったわ、、
恋であんなに変わるんだなぁ
出会ったとき女子だった光だって
あんなに男らしくなって(口調とか仕草が特に
もう、別に男でいいんじゃね?
て感じだけど
‥恋、ねぇ、、、
生徒「榊くんじゃーね」
まどか「ん。また明日」
生徒「きゃーー、また明日、だって!」
生徒「かっこよ!」
‥、早くいこ
晶「おっそい!光と一緒にいたんだよね?
なんでこんなに遅いわけ」
女王だわ、ほんとに
まどか「ごめん」
晶「ったく、また笑顔振り撒いてたんでしょ
やめなさいよ、媚びうるの」
ごもっともだわ。
藍「あきちゃん、
まどかも好きでやってる訳じゃないんだから
落ち着いて、ね?」
まどか「藍、、」
ふわ「そうだよ。遅いつってもLINEうって
5分ぐらいしかたってないでしょ、
せっかちだねぇ、晶は」
晶「っつたく、
藍もふわもまどかに甘すぎなのよ」
藍「あきちゃんがきついんだよー」
ふわ「そうだよ。
今回はこっちがお願いする側なんだから
腰低くしなさい。」
晶「そうだった。そうだった。まどかに
お願いがあって呼んだんだけどさー、、」
いやなよかん、、
だっ、、
逃げるが勝ち!
晶「ふわ!」
ふわ「まどかちゃーん、」
すぐに腕を捕まれて倒される
どたーーーん
まどか「いったーーーい」
今日痛い思いばっかり、最悪。
ふわ「まどか、話は聞こーよ」
晶「そうよー、
これはまどかにしかできないお願いなの。」
女王の目が笑ってる、、
晶「藍」
藍「はいはーい。」
目の前に藍が来た。
藍はにっこり笑って俺になにかを被せた。
これ、、
まどか「カツラ?」
女物の
女王は俺を見下していった
晶「私の代わりにいってくれない?合コン」
‥、、、、、
え、
晶「聞こえなかったの?
合コンにいってこいって言ったの」
お願いっていうか、、命令じゃん!
公園にて
藍「やーん、かわいいよ、まどかー」
ふわ「あんた、
生まれてくる性別間違えたんじゃない?」
晶「素材はいいもの。ま、光には負けるけど」
光「あきらっ!!」
おいおい、、
目おも、
てか、鏡見たけど
まどか「こってこて、」
晶「当たり前じゃない。
私をイメージしてるんだもの」
晶、自分がこてこてなの理解してたんだ。
つか、
まどか「晶ならその合コン断れたんじゃね?」
俺の前でも女王気質の晶は
学校でもトップの地位を確立している
断ろうと思えば断れるはずだ。
晶「それがさ、
その子達泣きながら訴えてきて」
まどか「合コンいってって?」
晶「バカにされたんだって、わたしたちの話してた子がきれいといっても所詮は人間の女、俺たち動物を落とせないだろ?って」
‥、、、
まー、人気者をバカにされたらな、、
怒るか
晶「その子達のためにもそいつらを落として
ズタズタにして捨ててやりたいのよ」
、、、
晶「それになにより、、、
わたしたちのことばかにするなんて許さない
まじで殺してやる、」
こわ、、
晶「って。
でも、私は光がいるじゃない?
今は光一途なわけだし
光を不安にはさせたくないわけ
そこで出てきたのがまどか、あんたよ!」
まじ、、
まどか「じゃあ、
ただ合コンにいくだけじゃなくて
落とさなきゃいけないってこと?」
晶「さっすが、よくわかってるじゃない!
といいたいところだけど。人間はともかく
動物に勝負しかけるのは人生左右するぐらい
重大だから、落とさなくてよし」
ほっ、だよなー、
キレられたら歯が立たんし
晶「そのかわり、たくさん飲んでくって
途中でブッチしてこい」
え、、
藍「ふふっ、あきちゃん最高だよね」
藍さん、まさか
晶「藍が考えた」
もう、ほんとに、、、
藍「大丈夫。偽名使お?
私とふわちゃんもいるし」
あ、一気に安心感
ふわ「はやくくって、ずらかればいいのよ」
そうだよな、、
まどか「タダ飯食えるって思ったら、、、」
晶「人間ごときに騙されてずらかられて、
その噂が広まれば恥ずかしいよね笑」
藍「うん!あきちゃん、最高だよ!」
晶「藍、最高はあんたよ。もう大好き」
もう、いや
女王気質の近藤晶、
かわいい天然豊永藍、
姉御肌の荒木ふわ、
俺の幼馴染みである。
これまでもこいつらに巻き込まれてきた
今回は女装して動物たちを騙せと、、
きついなぁ、、
でも俺はこの女王様には逆らえないのだ
こいつの優しさを知っているから
ぐいっ、、
晶「おい。」
まどか「はいはい」
晶「もし、ふわと藍、そしてあんたが危なくなったらすぐに逃げな。
逃げることが優先だから」
まどか「わかってるよ。」
晶「ごめん」
まどか「謝んなって、わかってるから。」
不味くなったら逃げればいいし。
なんて、
軽く思ってた俺はバカだったのかもしれない
ひとつだけ言えるのは
この日は本当に最悪な日だったということだ
光「まどかー、帰るぞー」
隣のクラスの俺の親友、雨宮光の声がする
あ、れ、もう放課後か、、、
やば、俺寝てた?
いつから寝てたんだろ、、
あーー、もう最悪。
ノート誰かに見せてもらわなきゃ。
まー、明日でもいっか。
光「ちょっと、まどか?起きてんの?」
ばこっ、
まどか「いた、いたい。ちょっと起きてる」
俺の目の前には茶髪ロングの女。
光はいわゆる男の娘だ。
ゲイではない。
だってこいつには
愛してやまない彼女がいるから
ていうか
まどか「今日
晶とどっか行くんじゃなかったの?」
光「うっ!うぅぅ、、」
やば、これはめんどくさいパター、
光「まどか、聞いてくれよぉ!」
ガシッ(肩捕まれる、、いてぇ
光「今日晶とデートいく約束してたのに!
してたのに!!さっき無理って
ラインが来てー泣」
まどか「あらあら」
光「どうしよう。俺なんかしたかな、
逆になにもしないから呆れられた!?
なぁ、まどか嫌われたのかな俺泣」
まどか「‥どこでおまえが嫌われたと思う要素があるわけ?」
光「わからないーーー泣」
まどか「いや、
わかったわかったから抱きつくなよ」
光「まどか、慰めて泣、まどかんちいこ」
まどか「いや、いいけど」
‥晶めずらしいな。
光と付き合うようになって
光にベッタリだったのに
光と付き合う前は遊んでたみたいだけど
もう、やめるっていってたしな、、
うーーん、
しかも昨日デートめっちゃ楽しみにしてたような?、、
LINEしてみるか。
『光泣いてるよ?デートいってやれよ』
即既読
『まどかがいるじゃん』
??????
『まどか、今から正門集合』
え?、なに
『光も連れてきて』
いや、なんだ。
そのちょうどいいとこにいた、みたいな感じ
とりあえず
まどか「光、正門に来てだって晶が」
光「いくっ!!」
はやっ!、行っちゃったわ、、
恋であんなに変わるんだなぁ
出会ったとき女子だった光だって
あんなに男らしくなって(口調とか仕草が特に
もう、別に男でいいんじゃね?
て感じだけど
‥恋、ねぇ、、、
生徒「榊くんじゃーね」
まどか「ん。また明日」
生徒「きゃーー、また明日、だって!」
生徒「かっこよ!」
‥、早くいこ
晶「おっそい!光と一緒にいたんだよね?
なんでこんなに遅いわけ」
女王だわ、ほんとに
まどか「ごめん」
晶「ったく、また笑顔振り撒いてたんでしょ
やめなさいよ、媚びうるの」
ごもっともだわ。
藍「あきちゃん、
まどかも好きでやってる訳じゃないんだから
落ち着いて、ね?」
まどか「藍、、」
ふわ「そうだよ。遅いつってもLINEうって
5分ぐらいしかたってないでしょ、
せっかちだねぇ、晶は」
晶「っつたく、
藍もふわもまどかに甘すぎなのよ」
藍「あきちゃんがきついんだよー」
ふわ「そうだよ。
今回はこっちがお願いする側なんだから
腰低くしなさい。」
晶「そうだった。そうだった。まどかに
お願いがあって呼んだんだけどさー、、」
いやなよかん、、
だっ、、
逃げるが勝ち!
晶「ふわ!」
ふわ「まどかちゃーん、」
すぐに腕を捕まれて倒される
どたーーーん
まどか「いったーーーい」
今日痛い思いばっかり、最悪。
ふわ「まどか、話は聞こーよ」
晶「そうよー、
これはまどかにしかできないお願いなの。」
女王の目が笑ってる、、
晶「藍」
藍「はいはーい。」
目の前に藍が来た。
藍はにっこり笑って俺になにかを被せた。
これ、、
まどか「カツラ?」
女物の
女王は俺を見下していった
晶「私の代わりにいってくれない?合コン」
‥、、、、、
え、
晶「聞こえなかったの?
合コンにいってこいって言ったの」
お願いっていうか、、命令じゃん!
公園にて
藍「やーん、かわいいよ、まどかー」
ふわ「あんた、
生まれてくる性別間違えたんじゃない?」
晶「素材はいいもの。ま、光には負けるけど」
光「あきらっ!!」
おいおい、、
目おも、
てか、鏡見たけど
まどか「こってこて、」
晶「当たり前じゃない。
私をイメージしてるんだもの」
晶、自分がこてこてなの理解してたんだ。
つか、
まどか「晶ならその合コン断れたんじゃね?」
俺の前でも女王気質の晶は
学校でもトップの地位を確立している
断ろうと思えば断れるはずだ。
晶「それがさ、
その子達泣きながら訴えてきて」
まどか「合コンいってって?」
晶「バカにされたんだって、わたしたちの話してた子がきれいといっても所詮は人間の女、俺たち動物を落とせないだろ?って」
‥、、、
まー、人気者をバカにされたらな、、
怒るか
晶「その子達のためにもそいつらを落として
ズタズタにして捨ててやりたいのよ」
、、、
晶「それになにより、、、
わたしたちのことばかにするなんて許さない
まじで殺してやる、」
こわ、、
晶「って。
でも、私は光がいるじゃない?
今は光一途なわけだし
光を不安にはさせたくないわけ
そこで出てきたのがまどか、あんたよ!」
まじ、、
まどか「じゃあ、
ただ合コンにいくだけじゃなくて
落とさなきゃいけないってこと?」
晶「さっすが、よくわかってるじゃない!
といいたいところだけど。人間はともかく
動物に勝負しかけるのは人生左右するぐらい
重大だから、落とさなくてよし」
ほっ、だよなー、
キレられたら歯が立たんし
晶「そのかわり、たくさん飲んでくって
途中でブッチしてこい」
え、、
藍「ふふっ、あきちゃん最高だよね」
藍さん、まさか
晶「藍が考えた」
もう、ほんとに、、、
藍「大丈夫。偽名使お?
私とふわちゃんもいるし」
あ、一気に安心感
ふわ「はやくくって、ずらかればいいのよ」
そうだよな、、
まどか「タダ飯食えるって思ったら、、、」
晶「人間ごときに騙されてずらかられて、
その噂が広まれば恥ずかしいよね笑」
藍「うん!あきちゃん、最高だよ!」
晶「藍、最高はあんたよ。もう大好き」
もう、いや
女王気質の近藤晶、
かわいい天然豊永藍、
姉御肌の荒木ふわ、
俺の幼馴染みである。
これまでもこいつらに巻き込まれてきた
今回は女装して動物たちを騙せと、、
きついなぁ、、
でも俺はこの女王様には逆らえないのだ
こいつの優しさを知っているから
ぐいっ、、
晶「おい。」
まどか「はいはい」
晶「もし、ふわと藍、そしてあんたが危なくなったらすぐに逃げな。
逃げることが優先だから」
まどか「わかってるよ。」
晶「ごめん」
まどか「謝んなって、わかってるから。」
不味くなったら逃げればいいし。
なんて、
軽く思ってた俺はバカだったのかもしれない
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この日は本当に最悪な日だったということだ
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