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クリスマス~正月編
15 微 R-18
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「えーーーっと」
もう俺の頭は事実を処理しようとしている。
先輩には驚かせてもらってばかりだ。
正直、前もっていってほしい。
そしたら俺も心の準備をしたりや逃げる方法を考えたりできるのに。
どうせ、逃げられないんだけど。
俺はここーーーー、
先輩の家の玄関で立ち尽くしていた。
クリスマスイヴの日このままどうなるのだろうと眠りについた俺は、クリスマスの日先輩のうでのなかで目が覚めて、一日中先輩のうでのなかで過ごして、先輩のうでのなかで眠りについた。
特に大したことはしなくても楽しかったし安心した。
キスするときはいまだになれないけど。
そして、ホテルを出る日になった。
この日俺らは大荷物(主に俺の荷物)をもってホテルを出た。
はんぶんはらうといったが先輩は値段を教えてくれなかったので渋々お礼をいった。
先輩はいきたいところがあるからといっていろんな雑貨のお店や、布団のお店にいった。
思えばこのときから変だと思うところがあった。
俺に「どのコップがいい?」とか聞いてくるし、日常品ばっかり買うし。
俺に選ばせてくるし。
で多く買い物して夕方になった頃、俺も早めにホテルを探さないとなくなっちゃうと思っていたので解散したいことを伝えた。
すると先輩は「大丈夫だよ?」という謎の言葉をいいはなって俺のてを引いて進み出した。
で、今の状態だ。
俺はもうまなんだぞ。
先輩が手を引いていく場所はろくな場所じゃない。
今度は手を交わそう。
先輩は玄関に突っ立っている俺を見て「入りなよー」といってくる。
ここが先輩のうちだということはわかる。
電話してたときにいやというほど教えてくれていた。
で、俺は、、、
「せんぱーい?」
俺が玄関から呼ぶと先輩が奥の部屋からひょこっと顔を出した。
「俺って、、」
「帰るまでここにいなよーってこと」
わかってた!
わかってたけど、、、。
俺は頭をブンブン降った。
「そんな!!迷惑すぎます!」
「え、いやなの?」
「あ!!そーじゃなくてっ!先輩の迷惑にっ、、な、、る」
先輩は俺の方へずかずかときて顔を寄せた。
近くて圧倒される。
「迷惑とかいった?」
「い、、や、でも、っ。」
「じゃあ、いいじゃんー」
先輩は俺の荷物をとって奥の部屋へと持っていく。
えええ!!?
俺は追いかけるようにして部屋に入っていった。
独り暮らしにしてはすごく広い部屋だった。
すべての部屋がモノトーンでまとまっていて落ち着く感じだ。
目が疲れない感じ。
先輩は俺の荷物をリビングの端においた。
そのまま俺のもとにきて、流れるように唇をよせる。
ちゅっ。
「っ!!!」
その距離のまま先輩はいった。
「先輩じゃないでしょ」
、、、。
俺は顔が熱くなってそのまましゃがみこんだ。
ふいうち、やめて。
しゃがんで顔を伏せたまま消えるような声で口を開く、
「ごめんなさい、っ、、あざみ」
先輩は「ごめんでいいよ。」と笑っていって俺の頭をなでた。
なんだかんだ、帰るまで先輩の家にお邪魔することになったらしい俺は正座で座っていた。
なんか、普通に緊張。
ホテルとは違う感じだ。
先輩は「固いよ」と笑っていた。
先程買っていた日常品は俺のものらしく、俺専用のクローゼットを見せられたときはドン引きした。
片付けは別の日にしよう。という話をして、この人最初から俺をここにつれてくる気だったのか、、と先輩の思惑にやっと気づいた。
そのまま夜ご飯を食べ、お風呂に入り、ベッドに入る。
先輩は今、お風呂。
「先にベッドいってていいよー」と言われたのできたけど、、
やっぱりでかいひとつのベッドだ。
最近の先輩との甘々生活のせいで俺はもう疲れきっている。
正直、先輩と二人で寝ることがいやというか、もう眠れるならなんでもよい気持ちになっていた。
ベッドにボスっとたおれこむとふかふかで気持ちよい。
俺の瞼は少しずつ閉じていった。
だめだ、、
先輩、、まだきてないのに、、
ーーーーーーーーーーーーー。
ちゅ。
「ん」
ボヤボヤした気分のなかで唇がじんじんしていることがわかった。
あれ、
俺、ベッドで寝て、、。
最近はベッドでたくさんキスされるのが習慣になりつつあったのでたぶんこの唇のいたさはキスされてるんだ、、
じんじんするけど嫌ではない。
眠いし、止める気もしなかった。
「りく、口開けて?」
何回か唇に触れたかと思うと、先輩の声が聞こえた。
くち、、、?
なんで、?くち?
鼻で息してるから口開かなくても、、
なんて思っていたらなにかが俺の口をやさしく開いたのがわかった。
それが先輩の指だということに眠すぎる俺は気づかない。
「んんぅ。」
俺の口を開かせた指はすぐに出ていったかと思うと、先輩の唇が口に触れたのがわかった。
キスするなら口閉じなきゃじゃん。
なんて思っていたら俺の口のなかにするりと何かが入ってきた。
そのまま俺の口のなかをぐちゅぐちゅと動き回る。
な、、、
なにこれ!!
俺の意識ははっきりとしだした。
視界もはっきりしてくる。
なに、、
いつもの触れるだけのキスじゃない。
この口に入ってるのって、、、
「んんっ、、ん、」
先輩を離したいのに先輩は俺の上からキスをしていて優しく押さえつけられている。
なにぃ、、これ、、。
今までのキスの音じゃない生々しい音が耳に届く。
顔が赤くなって目頭が熱くなった。
「ん、、ふぅっ。」
やっと離れた先輩の唇から唾液の線が俺の唇へと繋がってるのが見えてますます恥ずかしくなった。
訳のわからない状態に混乱する俺。
先輩は自分の唇をペロリとなめた。
「っ、、」
俺が起きたのがわかったようだ。
「りく、」
俺は声がでない。
先輩はまた唇を寄せてくる。
口を開くのが怖くなった俺がずっと閉じていると先輩は唇を離して俺の額に自分の額をくっつけていった。
「りく、こわくないよ」
俺はあたまをふる。
「りくも、やってごらん?」
、、?
そういうと先輩は俺に口を「あー」と開いた。
俺も、するの。
俺はあたまをふる。
こわ、、こわい。
なんか、戻れなくなりそうだ。
しばらく目をつぶって待っていてくれた先輩は俺の状態を見て優しく笑っていった。
「俺の口のなかに舌、入れるんだよ。」
「やり、、かたの問題じゃないです、、」
しかし、わかってる。
甘々になった先輩は逃がしてくれない。
「気持ちいいから、やってごらん?」
そういうとまた口を俺の前に開いた。
いつの間にか俺は先輩の両腕に挟まれており逃げられない。
しばらくためらって、俺は目をつむって先輩の口のなかに舌をいれた。
ぐちゅっ。
温かい。
俺は先輩の口の中で舌をたくさん動かした。
先輩はしばらく舌を動かさないでくれていたけど、一時するとにゅるっ。と俺の口のなかに入ってきた。
くちゅ。
「んんっ。う。」
先輩の舌が俺の舌に絡まってくる。
俺の唾液が口の端から垂れるのがわかった。
しかし先輩はそれさえも逃さないというように垂れる唾液を舌ですくってまた口のなかを動き回る。
「せ、んっふ、」
声が漏れる。
聞いたことがない声に恥ずかしさが増す。
長い、、。
頬から涙がこぼれた。
「んんん、んちゅ。」
やっと離れた唇。
俺は力が抜けてくたぁっとベッドにすべての力を委ねた。
先輩も上から覆い被さってくる。
「はぁっ、、は、、」
先輩は俺の方を向いた。
俺は額から汗が出ていたようで先輩は俺の髪をかき揚げて「あせかいちゃったねぇ」と軽く笑った。
「せんぱ、、なに、」
先輩は俺の髪をかき揚げながらいった。
「ベロチュー気持ちよかったでしょ」
べ、、ベロチュー、、
俺は何とか平静を装う。
「寝てた、のに、」
「ごめんね。我慢できなくなっちゃった」
「でも気持ちよかったでしょ?」と先輩は聞いてくる。
俺はこくん、とうなずくしかなかった。
すると先輩はうなずいた俺にずいっとちかづいて、
「もう一回」
と俺の返事も聞かずに口をふさいだ。
絡まる舌。
先程まで力が入っていた体はさっきのキスでくたくたになっており俺はもう先輩にされるがままだ。
「ぅ、、ん、くちゅ。んんーっ。」
時々目を開くと先輩と目が合う。
自分の髪をかき揚げながらキスする先輩を見て普通にかっこいいと思った。
気持ちいい。
俺は意識を手放した。
どうやらこの短時間で俺はまた恋愛レベルがあがってしまったみたいだ。
もう俺の頭は事実を処理しようとしている。
先輩には驚かせてもらってばかりだ。
正直、前もっていってほしい。
そしたら俺も心の準備をしたりや逃げる方法を考えたりできるのに。
どうせ、逃げられないんだけど。
俺はここーーーー、
先輩の家の玄関で立ち尽くしていた。
クリスマスイヴの日このままどうなるのだろうと眠りについた俺は、クリスマスの日先輩のうでのなかで目が覚めて、一日中先輩のうでのなかで過ごして、先輩のうでのなかで眠りについた。
特に大したことはしなくても楽しかったし安心した。
キスするときはいまだになれないけど。
そして、ホテルを出る日になった。
この日俺らは大荷物(主に俺の荷物)をもってホテルを出た。
はんぶんはらうといったが先輩は値段を教えてくれなかったので渋々お礼をいった。
先輩はいきたいところがあるからといっていろんな雑貨のお店や、布団のお店にいった。
思えばこのときから変だと思うところがあった。
俺に「どのコップがいい?」とか聞いてくるし、日常品ばっかり買うし。
俺に選ばせてくるし。
で多く買い物して夕方になった頃、俺も早めにホテルを探さないとなくなっちゃうと思っていたので解散したいことを伝えた。
すると先輩は「大丈夫だよ?」という謎の言葉をいいはなって俺のてを引いて進み出した。
で、今の状態だ。
俺はもうまなんだぞ。
先輩が手を引いていく場所はろくな場所じゃない。
今度は手を交わそう。
先輩は玄関に突っ立っている俺を見て「入りなよー」といってくる。
ここが先輩のうちだということはわかる。
電話してたときにいやというほど教えてくれていた。
で、俺は、、、
「せんぱーい?」
俺が玄関から呼ぶと先輩が奥の部屋からひょこっと顔を出した。
「俺って、、」
「帰るまでここにいなよーってこと」
わかってた!
わかってたけど、、、。
俺は頭をブンブン降った。
「そんな!!迷惑すぎます!」
「え、いやなの?」
「あ!!そーじゃなくてっ!先輩の迷惑にっ、、な、、る」
先輩は俺の方へずかずかときて顔を寄せた。
近くて圧倒される。
「迷惑とかいった?」
「い、、や、でも、っ。」
「じゃあ、いいじゃんー」
先輩は俺の荷物をとって奥の部屋へと持っていく。
えええ!!?
俺は追いかけるようにして部屋に入っていった。
独り暮らしにしてはすごく広い部屋だった。
すべての部屋がモノトーンでまとまっていて落ち着く感じだ。
目が疲れない感じ。
先輩は俺の荷物をリビングの端においた。
そのまま俺のもとにきて、流れるように唇をよせる。
ちゅっ。
「っ!!!」
その距離のまま先輩はいった。
「先輩じゃないでしょ」
、、、。
俺は顔が熱くなってそのまましゃがみこんだ。
ふいうち、やめて。
しゃがんで顔を伏せたまま消えるような声で口を開く、
「ごめんなさい、っ、、あざみ」
先輩は「ごめんでいいよ。」と笑っていって俺の頭をなでた。
なんだかんだ、帰るまで先輩の家にお邪魔することになったらしい俺は正座で座っていた。
なんか、普通に緊張。
ホテルとは違う感じだ。
先輩は「固いよ」と笑っていた。
先程買っていた日常品は俺のものらしく、俺専用のクローゼットを見せられたときはドン引きした。
片付けは別の日にしよう。という話をして、この人最初から俺をここにつれてくる気だったのか、、と先輩の思惑にやっと気づいた。
そのまま夜ご飯を食べ、お風呂に入り、ベッドに入る。
先輩は今、お風呂。
「先にベッドいってていいよー」と言われたのできたけど、、
やっぱりでかいひとつのベッドだ。
最近の先輩との甘々生活のせいで俺はもう疲れきっている。
正直、先輩と二人で寝ることがいやというか、もう眠れるならなんでもよい気持ちになっていた。
ベッドにボスっとたおれこむとふかふかで気持ちよい。
俺の瞼は少しずつ閉じていった。
だめだ、、
先輩、、まだきてないのに、、
ーーーーーーーーーーーーー。
ちゅ。
「ん」
ボヤボヤした気分のなかで唇がじんじんしていることがわかった。
あれ、
俺、ベッドで寝て、、。
最近はベッドでたくさんキスされるのが習慣になりつつあったのでたぶんこの唇のいたさはキスされてるんだ、、
じんじんするけど嫌ではない。
眠いし、止める気もしなかった。
「りく、口開けて?」
何回か唇に触れたかと思うと、先輩の声が聞こえた。
くち、、、?
なんで、?くち?
鼻で息してるから口開かなくても、、
なんて思っていたらなにかが俺の口をやさしく開いたのがわかった。
それが先輩の指だということに眠すぎる俺は気づかない。
「んんぅ。」
俺の口を開かせた指はすぐに出ていったかと思うと、先輩の唇が口に触れたのがわかった。
キスするなら口閉じなきゃじゃん。
なんて思っていたら俺の口のなかにするりと何かが入ってきた。
そのまま俺の口のなかをぐちゅぐちゅと動き回る。
な、、、
なにこれ!!
俺の意識ははっきりとしだした。
視界もはっきりしてくる。
なに、、
いつもの触れるだけのキスじゃない。
この口に入ってるのって、、、
「んんっ、、ん、」
先輩を離したいのに先輩は俺の上からキスをしていて優しく押さえつけられている。
なにぃ、、これ、、。
今までのキスの音じゃない生々しい音が耳に届く。
顔が赤くなって目頭が熱くなった。
「ん、、ふぅっ。」
やっと離れた先輩の唇から唾液の線が俺の唇へと繋がってるのが見えてますます恥ずかしくなった。
訳のわからない状態に混乱する俺。
先輩は自分の唇をペロリとなめた。
「っ、、」
俺が起きたのがわかったようだ。
「りく、」
俺は声がでない。
先輩はまた唇を寄せてくる。
口を開くのが怖くなった俺がずっと閉じていると先輩は唇を離して俺の額に自分の額をくっつけていった。
「りく、こわくないよ」
俺はあたまをふる。
「りくも、やってごらん?」
、、?
そういうと先輩は俺に口を「あー」と開いた。
俺も、するの。
俺はあたまをふる。
こわ、、こわい。
なんか、戻れなくなりそうだ。
しばらく目をつぶって待っていてくれた先輩は俺の状態を見て優しく笑っていった。
「俺の口のなかに舌、入れるんだよ。」
「やり、、かたの問題じゃないです、、」
しかし、わかってる。
甘々になった先輩は逃がしてくれない。
「気持ちいいから、やってごらん?」
そういうとまた口を俺の前に開いた。
いつの間にか俺は先輩の両腕に挟まれており逃げられない。
しばらくためらって、俺は目をつむって先輩の口のなかに舌をいれた。
ぐちゅっ。
温かい。
俺は先輩の口の中で舌をたくさん動かした。
先輩はしばらく舌を動かさないでくれていたけど、一時するとにゅるっ。と俺の口のなかに入ってきた。
くちゅ。
「んんっ。う。」
先輩の舌が俺の舌に絡まってくる。
俺の唾液が口の端から垂れるのがわかった。
しかし先輩はそれさえも逃さないというように垂れる唾液を舌ですくってまた口のなかを動き回る。
「せ、んっふ、」
声が漏れる。
聞いたことがない声に恥ずかしさが増す。
長い、、。
頬から涙がこぼれた。
「んんん、んちゅ。」
やっと離れた唇。
俺は力が抜けてくたぁっとベッドにすべての力を委ねた。
先輩も上から覆い被さってくる。
「はぁっ、、は、、」
先輩は俺の方を向いた。
俺は額から汗が出ていたようで先輩は俺の髪をかき揚げて「あせかいちゃったねぇ」と軽く笑った。
「せんぱ、、なに、」
先輩は俺の髪をかき揚げながらいった。
「ベロチュー気持ちよかったでしょ」
べ、、ベロチュー、、
俺は何とか平静を装う。
「寝てた、のに、」
「ごめんね。我慢できなくなっちゃった」
「でも気持ちよかったでしょ?」と先輩は聞いてくる。
俺はこくん、とうなずくしかなかった。
すると先輩はうなずいた俺にずいっとちかづいて、
「もう一回」
と俺の返事も聞かずに口をふさいだ。
絡まる舌。
先程まで力が入っていた体はさっきのキスでくたくたになっており俺はもう先輩にされるがままだ。
「ぅ、、ん、くちゅ。んんーっ。」
時々目を開くと先輩と目が合う。
自分の髪をかき揚げながらキスする先輩を見て普通にかっこいいと思った。
気持ちいい。
俺は意識を手放した。
どうやらこの短時間で俺はまた恋愛レベルがあがってしまったみたいだ。
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