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第3話 華々しい、花、鼻
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1人っ!1人だっ!なんて素晴らしい……なんて最高なんだ……!
翌朝――目覚めた俺は華々しい城中を走り回っていた。カーペットが引かれてないところでは滑ったりもした。女性が描かれた絵画には投げキッスをする。
もしも俺が夢の国のプリンセスなら、さらに歌い出していただろう。窓を開けて高い声で、小鳥を羽ばたかせていた。魔法の力で踊り出した甲冑とダンスしていたかもしれない。
思いつきで2階から飛び出し、中庭に着地する。そしてそのまま噴水の中へもジャンプした。
水を飲んだ。また逆マーライオンで。まだこっちでの水分調達方法をこれしか知らなかったから、城にも町にあったのと同じ、獣の彫刻から水が出るタイプの噴水があって良かった。
舌にぶっこまれる水は程よく冷たい、気温は前の世界で過ごしていた夏より少し低いくらいだろう。ちょうど過ごしやすい気温だ。
中庭から眺める我が城もかなり良い。大理石っぽい質感の石で作られていて、白を基調としたホワイトエクステリアになっている、外観ではなく横文字で言いたくなるデザインだ。実に精巧でそこに剣の飾りなんていう異世界要素があるのもグッドネス。
ただ真っ白じゃないのがまた良い。汚れで灰色になっている部分もあるし、下の方にはレンガの間から草が生えていたりする。ただ何もかも美しいだけじゃない、実物の異世界にいるんだという感じがする。
水を飲みながら目をキョロキョロさせていると、笑い出してしまいそうになった。
「ごほっげっほ」
そのせいで、またむせた――――。
昨晩は日が落ちると、すぐに眠った。はしゃいでいると突然抵抗できないくらいの眠気に襲われたのだ。
理由は前の世界とこの世界に時間のズレがあったからだと思う。夕方に来たはずなのに昼下がりだったから、1人好きとは相性の悪い日中を余計に数時間過ごしたせいで疲れた。
時差ボケというのもこんな感じなのだろうか。俺は1度も海外旅行の経験がないから分からない。
せっかくの異世界初夜をすぐに寝て終わらせるなんて、もったいなかったけど、最初に見つけたベッドで寝る他ないくらい眠かった。
誰のベッドなのか知らないけど、豪華でふかふかだったからきっと位の高い人のものだった。女性から香るタイプの良い匂いもしたし、もしかしたらお姫様とかかもしれない。そんな人のベッドを体を洗わずに使ってしまった。
申し訳ないから後で洗っておかなければ。
水を飲み終えた俺は城を出て、町のほうへと長い階段を下りた。足取りはすこぶる軽かった。自分で自分のことを昨日たくさん歩いた男とは思えない。階段を抜けたらスキップまでしてしまいそうだ。
目的は昨日と同じで、町の探索だった。でも昨日と違うのはメインの目的が食糧の調達だということだろう。
一晩明けても城には誰も帰ってきていなかった。見たところ町にも誰も戻っていない。
だから、この孤独な町で生きる環境を整えていかなければならない。
怖さや悲しさが微塵も無い――訳ではない――――。
当然俺も得体のしれない不気味さを感じる。覚めない悪夢の中に閉じ込められたみたいな、突然視界が揺らいで世界が崩れていってもおかしくない雰囲気がある。
今こうしてまばたきした瞬間に終わってしまいそうなほど、危うく見える。
それに加えて、元いた世界に2度と戻れないかもしれないことを直視しようとすると、絶望が体を重くする。
けれど俺にとっては、それ以上に何倍も魅力的でそれすらも魅力に変換できた。
昔から1度でいいから誰もいない世界に行ってみたいと思っていた。一生かけても味わい尽くせないくらい広大な世界を、何にも囚われることなく生きてみたかった。
世界の在り方なんてものと向き合いながら、孤独に震えてみたかった。
実現したかもしれないんだ、幼少期からの俺の夢が。しかも知らないことだらけの異世界という地で。
だから、人がいないという事実はすんなり受け入れられた。もっと言うと昨日町を捜索している時は途中から、いや初めからかもしれない。心のどこかで誰も現れるなと願ってしまっていた。
まだこれから現れる可能性も十分にある、けれどこのままずっと1人でも俺は生きていける自信がある――。
とりあえず昨日走った道の中にあった飲食店らしき建物を目指した。道中では手を後ろで組んだりみたりして、町を覗いた。
半分くらいのドアにはドアプレートが付いていた。窓やドアに付いた飾りの1つでさえも、俺の興味の対象だった。だから、それぞれ様々な飾りを1つ1つ見ていった。
丸い板や四角い板にリボンを巻いたものが多い。あとは鳥の羽の飾りもあるし、あそこにあるのは魔物の角的なものだろうか……。
とりわけ目を惹くのは花の飾りだった。花が異世界特有のもので美しいから視界に入ると注目してしまう。
赤と白の花弁を交互に咲かしているかわいらしい花だ。城の花瓶にも飾られていたし、道脇の花壇にも植えてある。
「何て名前の花なのだろうか」
しゃがんで、1つをつまんでみる。これだけ人気だから国の名前でも付いていそう。
でも俺はこの国の名前すら知らない。この先知っていくことができたらいいんだけど…………。
あとは心の中の少年を呼び起こす「武器屋」らしき店を見つけて、店頭に置いてあったシンプルなロングソードを振ってみたりした。そうしていると腹が鳴ったので、飲食店を目指して小走りになった。
空腹なんて忘れていたけど、昨日から何も食べていない。思い出すと急に耐えられなくなってきた――。
信号もないし車も走っていない。進路を遮る物も人もいないから、移動はスムーズだった。
迷うことなく目的地、飲食店のドアの前。しかし、俺は先へ進むのを躊躇した。
もしも食べ物が無かったらどうしよう……。そんな考えが脳裏をよぎったのだ。
これも考えないようにしていたことだった。希望的観測だけど流石にこの町のどこにもないとは思えない。だが、いざ答えが出るというタイミングで臆してしまう。
「よし……」
そう言って、音を立てないくらいゆっくりと入り口のドアを開いてみた。
すると不安を吹き飛ばすように、食べ物の匂いが鼻に入ってくる。
しかし、これは……。
奥に進むと、やはり食べ物はあった。並んだテーブルの皿の上に載せらている。カウンターにも窓際のテーブルにも、大きい皿だったり小さい皿があったりして、その中へ料理がある。
確かにある……。
異臭を放ちながら……。
「くっさ」
いくつか料理だったものが載せられた皿はあるものの、見たところ全てが腐っている。
そのせいで、店内が鼻で息をしてはいけない状態になっていた――。
翌朝――目覚めた俺は華々しい城中を走り回っていた。カーペットが引かれてないところでは滑ったりもした。女性が描かれた絵画には投げキッスをする。
もしも俺が夢の国のプリンセスなら、さらに歌い出していただろう。窓を開けて高い声で、小鳥を羽ばたかせていた。魔法の力で踊り出した甲冑とダンスしていたかもしれない。
思いつきで2階から飛び出し、中庭に着地する。そしてそのまま噴水の中へもジャンプした。
水を飲んだ。また逆マーライオンで。まだこっちでの水分調達方法をこれしか知らなかったから、城にも町にあったのと同じ、獣の彫刻から水が出るタイプの噴水があって良かった。
舌にぶっこまれる水は程よく冷たい、気温は前の世界で過ごしていた夏より少し低いくらいだろう。ちょうど過ごしやすい気温だ。
中庭から眺める我が城もかなり良い。大理石っぽい質感の石で作られていて、白を基調としたホワイトエクステリアになっている、外観ではなく横文字で言いたくなるデザインだ。実に精巧でそこに剣の飾りなんていう異世界要素があるのもグッドネス。
ただ真っ白じゃないのがまた良い。汚れで灰色になっている部分もあるし、下の方にはレンガの間から草が生えていたりする。ただ何もかも美しいだけじゃない、実物の異世界にいるんだという感じがする。
水を飲みながら目をキョロキョロさせていると、笑い出してしまいそうになった。
「ごほっげっほ」
そのせいで、またむせた――――。
昨晩は日が落ちると、すぐに眠った。はしゃいでいると突然抵抗できないくらいの眠気に襲われたのだ。
理由は前の世界とこの世界に時間のズレがあったからだと思う。夕方に来たはずなのに昼下がりだったから、1人好きとは相性の悪い日中を余計に数時間過ごしたせいで疲れた。
時差ボケというのもこんな感じなのだろうか。俺は1度も海外旅行の経験がないから分からない。
せっかくの異世界初夜をすぐに寝て終わらせるなんて、もったいなかったけど、最初に見つけたベッドで寝る他ないくらい眠かった。
誰のベッドなのか知らないけど、豪華でふかふかだったからきっと位の高い人のものだった。女性から香るタイプの良い匂いもしたし、もしかしたらお姫様とかかもしれない。そんな人のベッドを体を洗わずに使ってしまった。
申し訳ないから後で洗っておかなければ。
水を飲み終えた俺は城を出て、町のほうへと長い階段を下りた。足取りはすこぶる軽かった。自分で自分のことを昨日たくさん歩いた男とは思えない。階段を抜けたらスキップまでしてしまいそうだ。
目的は昨日と同じで、町の探索だった。でも昨日と違うのはメインの目的が食糧の調達だということだろう。
一晩明けても城には誰も帰ってきていなかった。見たところ町にも誰も戻っていない。
だから、この孤独な町で生きる環境を整えていかなければならない。
怖さや悲しさが微塵も無い――訳ではない――――。
当然俺も得体のしれない不気味さを感じる。覚めない悪夢の中に閉じ込められたみたいな、突然視界が揺らいで世界が崩れていってもおかしくない雰囲気がある。
今こうしてまばたきした瞬間に終わってしまいそうなほど、危うく見える。
それに加えて、元いた世界に2度と戻れないかもしれないことを直視しようとすると、絶望が体を重くする。
けれど俺にとっては、それ以上に何倍も魅力的でそれすらも魅力に変換できた。
昔から1度でいいから誰もいない世界に行ってみたいと思っていた。一生かけても味わい尽くせないくらい広大な世界を、何にも囚われることなく生きてみたかった。
世界の在り方なんてものと向き合いながら、孤独に震えてみたかった。
実現したかもしれないんだ、幼少期からの俺の夢が。しかも知らないことだらけの異世界という地で。
だから、人がいないという事実はすんなり受け入れられた。もっと言うと昨日町を捜索している時は途中から、いや初めからかもしれない。心のどこかで誰も現れるなと願ってしまっていた。
まだこれから現れる可能性も十分にある、けれどこのままずっと1人でも俺は生きていける自信がある――。
とりあえず昨日走った道の中にあった飲食店らしき建物を目指した。道中では手を後ろで組んだりみたりして、町を覗いた。
半分くらいのドアにはドアプレートが付いていた。窓やドアに付いた飾りの1つでさえも、俺の興味の対象だった。だから、それぞれ様々な飾りを1つ1つ見ていった。
丸い板や四角い板にリボンを巻いたものが多い。あとは鳥の羽の飾りもあるし、あそこにあるのは魔物の角的なものだろうか……。
とりわけ目を惹くのは花の飾りだった。花が異世界特有のもので美しいから視界に入ると注目してしまう。
赤と白の花弁を交互に咲かしているかわいらしい花だ。城の花瓶にも飾られていたし、道脇の花壇にも植えてある。
「何て名前の花なのだろうか」
しゃがんで、1つをつまんでみる。これだけ人気だから国の名前でも付いていそう。
でも俺はこの国の名前すら知らない。この先知っていくことができたらいいんだけど…………。
あとは心の中の少年を呼び起こす「武器屋」らしき店を見つけて、店頭に置いてあったシンプルなロングソードを振ってみたりした。そうしていると腹が鳴ったので、飲食店を目指して小走りになった。
空腹なんて忘れていたけど、昨日から何も食べていない。思い出すと急に耐えられなくなってきた――。
信号もないし車も走っていない。進路を遮る物も人もいないから、移動はスムーズだった。
迷うことなく目的地、飲食店のドアの前。しかし、俺は先へ進むのを躊躇した。
もしも食べ物が無かったらどうしよう……。そんな考えが脳裏をよぎったのだ。
これも考えないようにしていたことだった。希望的観測だけど流石にこの町のどこにもないとは思えない。だが、いざ答えが出るというタイミングで臆してしまう。
「よし……」
そう言って、音を立てないくらいゆっくりと入り口のドアを開いてみた。
すると不安を吹き飛ばすように、食べ物の匂いが鼻に入ってくる。
しかし、これは……。
奥に進むと、やはり食べ物はあった。並んだテーブルの皿の上に載せらている。カウンターにも窓際のテーブルにも、大きい皿だったり小さい皿があったりして、その中へ料理がある。
確かにある……。
異臭を放ちながら……。
「くっさ」
いくつか料理だったものが載せられた皿はあるものの、見たところ全てが腐っている。
そのせいで、店内が鼻で息をしてはいけない状態になっていた――。
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