【完結】Giantkilling

本編

第三話 グングニル

艮「ってことがあったんですよ...」
王様「そ...そうか。それは..大変だな...」　
そう、この気まずい空気。
これはそう。勇者パーティーの二人が死んだのである！
王様「ま、まぁ今はその、三人と...一匹で頑張ってくれ！」


帰り道ing


カオス「本当にこのメンバーでやるのかよ」
執事「まぁ、仕方がないですね」
スライム「ﾑｳｧ」
艮「ハハハ...」
ドォン！！
艮「なんだ！？」
市民「あんたら勇者パーティーか！？助けてくれー！」
怪獣「うおおおお！」
艮「よし！じゃあ俺のニートで...」
カオス「駄目だ」
艮「なんで！」
カオス「御前の力を使うと町が滅んでしまう。」
艮「うぅ...」
カオス「見ていろ」
怪獣「くらえぇぇぇ！」
ドォォォォォン！！！
カオス「甘いな」
カオス「グングニル！」
怪獣「あ..」
カオス「帰れ」
怪獣「あ...」
艮「帰ってった！」
カオス「私の能力はグングニル。」
カオス「相手を操ることができる」
艮「おぉ...すごい！」
カオス「当たり前。私のランクはデルタだもん」
艮「ランク？」
執事「ランクというものは下からアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イプシロン」
執事「と、五つのランクで分けられます。」
艮「なぁんだ。一番じゃないんだ」
スライム「ﾅｲﾀﾞｧ」
カオス「失礼な！」
執事「そうですよ。ガンマになるのでさえ大変なのです。」
艮「執事はどのくらいなんだ？」
執事「私はガンマです。」
カオス「因みにメアとベルリオはベータだ」
艮「おぉ。イプシロンは？」
カオス「イプシロンは世界に数人しかいない」
執事「しかし、もうすでに一人あっていますよ？」
艮「誰だ？」
執事「それは、」
執事、カオス「王様だ」