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受け視点~現在③【※登場人物に女性追加】

14話 ハメ撮り

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「こんなにエッチな君を、一週間近く放置とか心配だから……」

そう言って彼が用意した物々しい数々を拡がられると、ゴクリと生唾を飲んだ。

「練習しようと思うんだけど、身体まだ大丈夫?」
「う、うん……へい、き」
「さっき沢山イったからね……練習っていっても、大まかな流れだけだから」

ズラリと並べられた数々は、見慣れたものもあれば初めて目にするものもあった。基本はすることは変わらないだろうが、挿入だけでなく他の部位を刺激するものも用意されている。

「あ!そうだ、これも用意してきたんだ!」

彼が思い出したように自分のバッグをゴソゴソと漁りだす。今日の持ち物はまるで長期旅行するような大きさの持ち物だとは思ったが、そこから取り出されたものを思わず瞬きして何度も目を見開いた。

「えっちな事する時はね、これ回してしてほしいんだ。三脚もちゃんと買ってきたから」

目を輝かせながら、それを見せてくる彼。用途を察する事は出来るが、それに素直に同調できず、言葉が詰まった。

「え、えっと……それって……?」

「えっちな君を見逃すのは心もとないし……なにより寂しいから出来るだけ記録してほしいんだ」

───それはちょっとした本格的なハンディカムの撮影用ビデオカメラだった。それこそ動画配信者や、気合入れて我が子の雄姿を雄姿を収めたいと思う親御さんが使っていそうなもののようだった。

「……さすがにそれは恥ずかしい……な」

「大丈夫だよ、俺しか見ないし。君の可愛い姿をネットにアップしたり、他の人に見せちゃダメだよ?」

「そんな事するわけないよ……!」

「4K画質だからさ、ほら。アップにしたら毛穴まで見えそう」

「や、やだってばぁ……っ」

できればこんな事を記録するのは勘弁してほしい。どうにかニュアンスで伝わってくれないかと思ったが、目を輝かせて興奮している彼にはどうにも届いていなさそうだった。構わず彼は秘部にカメラを向けてきたので、手で隠そうとすると振り払われてしまった。

「ね?俺は君の可愛いところは余すとこなく見ていたいだけなんだよ?」

「あ……うぅ……っ」

カメラ向けられたそこは、普段よりもぷっくりと赤くなった蕾がある。今日は何度も交わったせいで、ひくひくと内壁が蠢きながらク口のように小さくぽっかりと開き、締まりきっていない。本来ならその用途がないのに物欲しそうにして、別の生き物のようだった。

「まだ欲しそうだね……?……やらしいなぁ」

先ほどまで玩具を買ってもらったばかりの子供のようにハシャイでいた彼の声が低くなり、心なしか興奮するように息が荒くなっていく。入口の周囲を指で揉んだり、皺を伸ばす様に弄びながら、その仕草は段々執拗なものになっていく。

「ぁ、うぅっ……だめ、だっ……てぇ……!」

「大丈夫だって、ちょっとした練習だから………」

恥ずかしくて見てられず、せめてものの抵抗で両手で顔を覆い、早く終わって欲しいと思いながら耐えていると、ぬるりとした熱い屹立が入口に宛がわれているのに気づいた。

「やっやあっ、撮ってるのにそんな事しないで……!!」

「なに言ってるの……下のお口は早く欲しいいって言ってるよ?」

「だめだって…いってりゅのにぃぃい♡♡はぁあぁっ♡♡♡」

ぐぷぷっと大きな水音を立てて、彼のモノが入ってくる。何度も受け入れた事のあるそれは、すっかり自分の中の形を覚えてしまったかのようにぴったりと収まり、内壁は歓喜に震えてしまう。

「あはぁ……っ、すごい……気持ちいいよ……熱くてとろとろで……」

「ひゃぁあああぁんっ♡♡カメラとめぇてぇッ!♡♡♡」

「はぁ……ッ、すごい締め付けてくるね?そんなに撮られるの好きなんだ」

「ちがっ!♡♡ゃらぁあっ♡はずかしぃよぉお♡♡♡」

「ふふ、可愛いなぁ……もっと虐めたくなっちゃう」

そう言いながら彼はカメラを回しながら抽挿を始める。腰を打ち付ける度に肌と肌がぶつかり合い乾いた音が部屋に響き渡る。何度も交わったせいですっかり彼の形を覚えてしまったそこは、まるで自分の性器のように彼を受け入れてしまう。

「はぁあっ♡♡おくっ、ごりごりしちゃやらぁあッ!!♡♡♡」

「あはっ、また締まったよ……本当にえっちだね」

「んうぅうっ!♡やぁっ、ちがぅのぉおおぉッ♡♡♡♡」

違うと否定しても彼は聞く耳持たずといった様子で激しく責め立ててくる。その激しい動きに何度も絶頂を味わされながら、カメラで撮られている事を思い出して羞恥に
顔が赤くなる。
「ほら、ここも撮ってあげるね?」
そう言って彼はカメラを結合部に向けると、そのまま激しく腰を打ち付けてくる。その度にぐちゅぐちゅといやらしい水音が響いて耳まで犯されているようだった。

「やぁああぁあっ!!♡♡やらぁああっ!♡♡♡撮らないでぇぇえっ♡♡♡」

「はぁ……ッ、俺の……こんなに美味しそうに食いついて……るんだね!」

何度も達したせいで内壁はびくびく痙攣して彼のモノに絡みつく。その反応が気に入ったのか、彼は執拗にそこを攻め立ててきた。

「ぅううっ♡♡またイっちゃ……ッ♡♡♡」

「俺も、イキそ……!イク、イクよ……っ!!」

「んぅううぅっ♡♡♡♡ふぁあっァアァッ♡♡♡」

一際強く腰を打ち付けられると、ゴム越しに彼の熱い迸りが吐き出されるのを感じる。同時に自分も絶頂を迎えてしまい、頭の中が真っ白になった。

────しばらく気が飛んだようで、気が付くと彼の温かい腕の中に包まれていた。鼓動と体温がふんわりと伝わってくる感覚に思わず微睡みに誘われそうになりそうだった。

「うーん……意外と上手く撮れないなあ。ブレが酷いし後半なんか殆ど撮れてないような状態だし……全体定点も欲しい。カメラもう2台くらい買っておこうかな」

どうやら彼は先ほど撮った映像を確認しているようだった。そんな彼の独り言に、自宅が本格的な撮影場になりそうな彼の言葉に(勘弁してほしい……)と思いながら、ゆっくりと瞼が暗闇に沈んでいった。
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