闇の鳥籠

ライムの憂鬱

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第1章 始まりの逃走

不穏な動き

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黒崎聡「あぁぁぁぁぁぁあぁ」

桔梗「ありがとう、でも逃げて!」

さく「えぇ!!」






???「ようやくか…」

???「ねぇ、あの娘は動いた?」

???「あぁ、ようやく動いた」

???「どっちが桔梗なの?」

???「紫色の髪の方だ」

???「どれどれ…めちゃくちゃ可愛いじゃん!!」

???「騒ぐな見つかってしまう」

???「ごめんごめん、でもこれからどうするのかな?」

???「そうだな…」

???「彼女、外出たことないんじゃないの?」

???「いいや、昔に何度か外で見かけたことがある」

???「へぇ、でも彼女の父親が外出するのを許すわけないし抜け出したのかな?」

???「今のところその可能性が高い」

???「じゃあ、早速攫いに行っちゃう?」

???「いいや、まだ無理だ」

???「やっと出てきたのに…」

???「仕方ないだろ!」

???「はいはい…」

???「では報告しに戻るぞ!」

???「はーい」
__________________________
黒崎聡の絶叫が響く

それでも振り向かずにただひたすら逃げる

どれだけ走っただろうか…気づいた時には

アパートに着いていた

さく「ハァハァハァ」

小川原「皆無事か!?」

夕陽「大丈夫みたいです。」

信彦「おいおいさっきの何だったんだよ!」

良一「そんなのわかるかよ…」

優樹「その人連れてきちゃって良かったの?」

桔梗「…」

信彦「おいあんた黙ってないでなんとか言えよ!」

さく「やめて下さい!彼女だって危なかったんです!」

鹿児「仲間割れをしている場合ではないよ」

小川原「そうだ、今は今後について話し合うべきだ」

良一「なぁ、あんたも確か見えるんだよな、光。」

桔梗「あんたでも彼女でもない私は桔梗」

良一「そうだった、桔梗見えるのか?」

桔梗「恐らくは」

優樹「見えるのならウチで働けば?」

さく「桔梗さんもしも、よろしければでいいのですが一緒に働きませんか?」

小川原「そうだな、こうなってしまったからにはもうあそこには戻れない良ければでいい働いてくれないか?」

信彦「おい、あんたさっきは悪かったあんたも殺されかけてたのに…酷い事言って悪かった。」

桔梗「あんたじゃない桔梗」

信彦「あ、あぁ、き、きききききょう…」

桔梗「うん」クスッ

笑った顔は綺麗だった…

信彦「!!」カァァァ///

桔梗「働きたいここで」

小川原「ホントか!?」

桔梗「嘘はつかない」

鹿児「ウチで見える人は一ノ瀬さん以外居なかったから心強いよ」

さく「私も心強いです!頑張りましょうね!」

桔梗「うん」

良一「そうと決まればこれからよろしくな」

夕陽「よろしくお願いしますね」

優樹「よろしくね」

信彦「よ、よろしく」

さく「よろしくね!」

小川原「よろしくだな」

鹿児「うんうん、よろしくね」

桔梗「うん、よろしくお願い致します、」

こうして黒崎桔梗は私達の同僚となった
__________________________
桔梗「料理?」

さく「うんそう、桔梗は料理出来る?」

桔梗「した事無い」

さく「そっか、じゃあ初体験だね」

桔梗「うん、」

さく「出来たら皆にも食べてもらおうね」

桔梗「うん、でも何作るの?」

さく「ビーフシチュー!!」

桔梗「ビーフシチュー?」

さく「食べたこと無い?」

桔梗「分からない、食べたらわかると思う」

さく「そっか…わかったじゃあ早速作ろうか!」

桔梗「うん」

初めてのと作る初めての料理すごくドキドキする

でも……………

幸せはいつかは終わってしまうから悲しい

さく「どうしたの?」

桔梗「幸せって怖い」

さく「そうだねでも今の幸せを噛み締めて生きるのも楽しいよ?」

桔梗「うん」

さく「今は幸せだけを感じて余計なことは考えないでいいの!」

桔梗「うん、ありがとう」

さく「うん」
__________________________
ガチャ…



???「報告を」

???「はい、黒崎桔梗が動きました」

???「!!そうか!!」

???「これからどうしますか?」

???「ここに連れてこい!」

???「!!…御意」

???「はーい」

???「下がれ」

ガチャンッ

???「ねぇ先輩…」

???「なんだ」

???「……なんでもない」

???「そうか」




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