244 / 499
王国との戦争
291:大結界
しおりを挟む
敵の軍に降り注ぐ炎。そしてそれが弾け炎の波が蹂躙する様を見ていた俺は、ハッととある事に気がついた。
「海斗君、桜ちゃん!」
敵の軍が飲み込まれたということは、それはすなわち敵軍に撤退していった二人もまた、あの炎の波に飲まれたということだ。
勇者であるあの子たちならたかが炎程度ならなんとかなるのかもしれないけど、だから大丈夫だ、なんて放っておくことはできなかった。
二人を助けなければと思い、俺は魔術と魔術具を用いて身体能力の強化を施して走りだした。
だが、その足は前方に整列していた味方の軍の途中まで行ったところで止まってしまう。
別に途中で助ける気がなくなったとか、誰かが俺の行く手を阻んでいるとかじゃない。
そうじゃなくて、視線の先にある光景に目を奪われたからだ。
視線の先──炎が波となって敵軍を蹂躙していきどんどん人が倒れて行く中で、強化された視力が一ヶ所だけ、人が倒れずに生き残っている場所を捉えた。
それを表すのであれば聖域という言葉が正しいだろうか。そこは光り輝くドームに覆われ、一欠片の火の粉すら通す事はなかった。
炎の中にあって尚、光を放ちその存在を主張しているそれは、今までに何度も見たことがあり、つい昨日も見たそれに似ている。
だが、似ているだけであって今視線の先にあるソレは、俺の見たことがあるどれよりも神々しく輝いている。
それは周りにいる人が焼け死んでいくという地獄のような光景の中にあるからそう感じるのかもしれないが、炎の中で人々を守るそれは、とても綺麗だった。
そうして次第に炎は収まっていき、遂には完全に炎が消えると、そこには敵軍のおよそ半数程度が無傷の状態で残っていた。
「な、なんだ、アレは……!」
側にいた兵からそんな言葉が漏れ、それを聞いて俺はハッと意識を取り戻す。
「桜ちゃん……」
そう呟いて、俺は先ほどの桜ちゃんがやったと思われる結界について考える。
半分は炎でやられたとはいえ、それでも半分は守ったのだ。
数万もいた兵士。その半分なのだから、当然ながらそれもまた万を超えている。
それだけの人数を守るほどの結界を作り出すなど、いくら勇者とてかなりの無茶をしなくてはできないだろう。
もしかしたら魔力が枯渇しても尚、限界を超えてまで絞り出したのかもしれない。
その状態は奇しくも先ほどの炎を放った姫様と同じだった。
「お、おい。これってどうすんだ?」
「どうって……俺たちより少なくはなってっけど、それでもまだ結構いるな……」
敵の残りの数を確認すると、なんとなくだがこちらの方が多いように思える。
半数となってようやくこちらの兵数と同程度まで落ちたのか。その事から、王国がどれだけ今回の戦争に力を入れたのかがわかるな。
だが、その戦争もこれで終わりだろう。
輝いていた桜ちゃんの結界が、スッと溶けるように消えていき、その中にいたおかげで生き残った王国の兵達は撤退を始めている。
だがこちらはすぐに追う事はできないだろう。なにせこちらは多数で少数を蹂躙する殲滅戦を想定していたし、準備もそれに適したものだ。
だが、このまま突っ込んでいけば蹂躙ではなく普通の戦いになる。必死で生き残ろうと戦う者と、心構えのできていなかった者。戦うとなれば、自力の差のおかげで多少は普通の戦いよりは有利に進むかもしれないが、それでも被害は免れないだろう。
どうすればいいのかわからない兵達は、予定と違うのだから動かずにいるべきだという者と、予定通りに突撃するべきではないかという者でわかれそこら中でザワザワと話し合われている。
「うおおおおおお! 聴けえええええい!」
だが、そんなざわめきをかき消すかのように腹の底に響くような声が響き渡った。
室内ではないというのに不思議とハッキリと聞こえたその声は、どうやら前方から聞こえてきたようで全員が話し合いをやめてそちらの方向を向いた。
軍の前に立ち叫ぶのは、今回の軍を任された総指揮官であるティーガーだった。
「貴様ら何を惚けている! 想定よりも敵の数は多い。だが、それがどうした! 姫様が未だに治りきらぬ体に無理をさせてまで敵の数を減らしてくださった。おかげでこの国は守られた。だが、全てを姫様に任せ、守られたままでいいのか? 守るはずの姫様に守られるだけでここで戦わずして、貴様らは誇ることができるのか!? 我らは何のためにここにいる! 守られるためではない。守るためにこそここに立っているのだ! 今こそ戦う時! 我らの誇りを見せつけろ!」
ティーガーの言葉を聞いた先程まで迷い戸惑っていた者達。
彼らからは、どうすればいいのかなどという迷いは消え去り、今では獰猛に口元を歪めて瞳をギラギラと輝かせている。
「全軍──突撃イイイイイイ!!」
「「「ウオオオオオオオォォォ!!」」」
ティーガー総指揮官の合図とともに、兵達は雄叫びをあげながら突き進んでいった。
「海斗君、桜ちゃん!」
敵の軍が飲み込まれたということは、それはすなわち敵軍に撤退していった二人もまた、あの炎の波に飲まれたということだ。
勇者であるあの子たちならたかが炎程度ならなんとかなるのかもしれないけど、だから大丈夫だ、なんて放っておくことはできなかった。
二人を助けなければと思い、俺は魔術と魔術具を用いて身体能力の強化を施して走りだした。
だが、その足は前方に整列していた味方の軍の途中まで行ったところで止まってしまう。
別に途中で助ける気がなくなったとか、誰かが俺の行く手を阻んでいるとかじゃない。
そうじゃなくて、視線の先にある光景に目を奪われたからだ。
視線の先──炎が波となって敵軍を蹂躙していきどんどん人が倒れて行く中で、強化された視力が一ヶ所だけ、人が倒れずに生き残っている場所を捉えた。
それを表すのであれば聖域という言葉が正しいだろうか。そこは光り輝くドームに覆われ、一欠片の火の粉すら通す事はなかった。
炎の中にあって尚、光を放ちその存在を主張しているそれは、今までに何度も見たことがあり、つい昨日も見たそれに似ている。
だが、似ているだけであって今視線の先にあるソレは、俺の見たことがあるどれよりも神々しく輝いている。
それは周りにいる人が焼け死んでいくという地獄のような光景の中にあるからそう感じるのかもしれないが、炎の中で人々を守るそれは、とても綺麗だった。
そうして次第に炎は収まっていき、遂には完全に炎が消えると、そこには敵軍のおよそ半数程度が無傷の状態で残っていた。
「な、なんだ、アレは……!」
側にいた兵からそんな言葉が漏れ、それを聞いて俺はハッと意識を取り戻す。
「桜ちゃん……」
そう呟いて、俺は先ほどの桜ちゃんがやったと思われる結界について考える。
半分は炎でやられたとはいえ、それでも半分は守ったのだ。
数万もいた兵士。その半分なのだから、当然ながらそれもまた万を超えている。
それだけの人数を守るほどの結界を作り出すなど、いくら勇者とてかなりの無茶をしなくてはできないだろう。
もしかしたら魔力が枯渇しても尚、限界を超えてまで絞り出したのかもしれない。
その状態は奇しくも先ほどの炎を放った姫様と同じだった。
「お、おい。これってどうすんだ?」
「どうって……俺たちより少なくはなってっけど、それでもまだ結構いるな……」
敵の残りの数を確認すると、なんとなくだがこちらの方が多いように思える。
半数となってようやくこちらの兵数と同程度まで落ちたのか。その事から、王国がどれだけ今回の戦争に力を入れたのかがわかるな。
だが、その戦争もこれで終わりだろう。
輝いていた桜ちゃんの結界が、スッと溶けるように消えていき、その中にいたおかげで生き残った王国の兵達は撤退を始めている。
だがこちらはすぐに追う事はできないだろう。なにせこちらは多数で少数を蹂躙する殲滅戦を想定していたし、準備もそれに適したものだ。
だが、このまま突っ込んでいけば蹂躙ではなく普通の戦いになる。必死で生き残ろうと戦う者と、心構えのできていなかった者。戦うとなれば、自力の差のおかげで多少は普通の戦いよりは有利に進むかもしれないが、それでも被害は免れないだろう。
どうすればいいのかわからない兵達は、予定と違うのだから動かずにいるべきだという者と、予定通りに突撃するべきではないかという者でわかれそこら中でザワザワと話し合われている。
「うおおおおおお! 聴けえええええい!」
だが、そんなざわめきをかき消すかのように腹の底に響くような声が響き渡った。
室内ではないというのに不思議とハッキリと聞こえたその声は、どうやら前方から聞こえてきたようで全員が話し合いをやめてそちらの方向を向いた。
軍の前に立ち叫ぶのは、今回の軍を任された総指揮官であるティーガーだった。
「貴様ら何を惚けている! 想定よりも敵の数は多い。だが、それがどうした! 姫様が未だに治りきらぬ体に無理をさせてまで敵の数を減らしてくださった。おかげでこの国は守られた。だが、全てを姫様に任せ、守られたままでいいのか? 守るはずの姫様に守られるだけでここで戦わずして、貴様らは誇ることができるのか!? 我らは何のためにここにいる! 守られるためではない。守るためにこそここに立っているのだ! 今こそ戦う時! 我らの誇りを見せつけろ!」
ティーガーの言葉を聞いた先程まで迷い戸惑っていた者達。
彼らからは、どうすればいいのかなどという迷いは消え去り、今では獰猛に口元を歪めて瞳をギラギラと輝かせている。
「全軍──突撃イイイイイイ!!」
「「「ウオオオオオオオォォォ!!」」」
ティーガー総指揮官の合図とともに、兵達は雄叫びをあげながら突き進んでいった。
0
お気に入りに追加
4,061
あなたにおすすめの小説
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
【創造魔法】を覚えて、万能で最強になりました。 クラスから追放した奴らは、そこらへんの草でも食ってろ!
久乃川あずき(桑野和明)
ファンタジー
次世代ファンタジーカップ『面白スキル賞』受賞しました。
2022年9月20日より、コミカライズ連載開始です(アルファポリスのサイトで読めます)
単行本は現在2巻まで出ています。
高校二年の水沢優樹は、不思議な地震に巻き込まれ、クラスメイト三十五人といっしょに異世界に転移してしまう。
三ヶ月後、ケガをした優樹は、クラスメイトから役立たずと言われて追放される。
絶望的な状況だったが、ふとしたきっかけで、【創造魔法】が使えるようになる。
【創造魔法】は素材さえあれば、どんなものでも作ることができる究極の魔法で、優樹は幼馴染みの由那と快適な暮らしを始める。
一方、優樹を追放したクラスメイトたちは、木の実や野草を食べて、ぎりぎりの生活をしていた。優樹が元の世界の食べ物を魔法で作れることを知り、追放を撤回しようとするが、その判断は遅かった。
優樹は自分を追放したクラスメイトたちを助ける気などなくなっていた。
あいつらは、そこらへんの草でも食ってればいいんだ。
異世界で活躍する優樹と悲惨な展開になるクラスメイトたちの物語です。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。