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トウバの復讐
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森の中にある狭い空き地に東屋があった。
空色のローブを着るサル人首長五人は、高慢な顔をして話し合っているが、どことなく焦っているようにも見える。
俺は今、影の中で地面を見上げてサルどもの話を聞いているが、これまでに聞いた話はどこぞの娼館のサル人娼婦が美人だったとか、樹族と取引をする時の書類が簡略化されたとか、どうでもいい話ばかりだった。
フンバの殺害についての話は一向に出てこない。
「使い魔が持ってきた魔法水晶の映像を見たか?」
そう言って紅茶を飲む銀の毛並みのサル人の手は、僅かに震えている。
「勿論だ。あの樹族の剣士の情報を誰か持っているか?」
黒い毛のサル人は、他のサル人首長に俺様の情報を持ってないかを訊くも、誰も答えを持っていなかったので落胆している。
まぁ悪魔である俺の情報なんてどう足掻いても手に入るはずねぇわな。
「あのような大奇跡を起こす剣士を、樹族国の奴らはどこから連れてきたのか? えぇぃ・・・」
黒い毛のサル人が最初に余裕ぶった態度を崩し、握りこぶしで軽くテーブルを叩いた。
「そうイライラするな。クロル。我らは情報と知恵だけで、ここまでのし上がって来た事を忘れたか。今や、首長の殆どが我らに屈しているのだぞ? その内、影どもが情報を持ってきてくれる」
自身も動揺しているくせに、銀色のサル人は、黒いサル人をたしなめた。
(黒い毛並みのサルはクロルか。黒いからクロル。わかり易いな。じゃあ銀色はシルバーかなんかか?)
「貴様こそ手が震えておるぞ、ギンジー」
(惜しい! ギンジーか。クハハ!)
残りの三人は皆茶色い毛をしている。三人とも同じ顔に見えるので三つ子かもしれねぇ。小物臭がプンプンするし、頭数を揃える為に首長に置かれているのかもしれねぇ。ギンジーとクロルに呼ばれる時も「オイ!」とか「お前」だった。
「おやおや、こんなところでサル人会議ですか?」
音を立てず森の木陰から現れたのは、トウバだ。
かの獅子人には、どこかに潜んでいるサル人首長たちの護衛を炙り出す、という役目を与えた。出来る限り剣呑な空気を作れと命令してある。
「どうやってこの場所を知った?」
茶色い雑魚サル人首長が立ち上がって、上唇をめくって威嚇した。
「匂いを辿って来たんでさぁな。親父を殺した奴のな」
まぁ匂いを辿ったのは俺だけどよ。
「だが、お前の父親は例の樹族の奇跡の力によって蘇生したのだろう? 掟では標的が狙われた後はどうなろうが貴様の罪は不問になる。犠牲さえ払えば罪を許す寛大な刑だ。感謝しにきたか?」
ギンジーは修羅場には強いのか、手の震えが止まえり目が据わっていた。
「掟通りならな。お前ら、俺に言う事があるだろ?」
「お前一人か?」
名も知らぬ茶色いサル人の一人が、トウバの言葉を無視して周囲を目で探る。
「質問に答えろ、糞ザルども!! 俺は一人だ!」
「口に気を付けろよ、小僧。お前の父親は首長かもしれんが、お前は何者でもない。ただの首長の息子だ。対等だと思われては困る」
クロルも徐々に頭を戦闘モードに切り替え始めたのか、声が落ち着いてきた。
「二度も親父を狙っておいて偉そうに! 掟破りは殺されても文句は言えねぇぞ。なぁ?」
トウバの体に怒りの力が漲る。筋肉が膨れて毛が逆立った。肉球のある五本の指からは、鋭い爪が長く伸びている。
「一人でどうするつもりだ? 殺すならしっかりとこの首を狙う事だな」
クロルは自分の首を手で刎ねるようなポーズをとって笑う。
「我らを殺し損ねたらどうなると思う? せっかく蘇ったお前の父親は再び殺され、その次は獅子人と同盟関係にあるトラル首長だ。高潔なるフンバ様とトラル様だけは金の力や脅しには屈しなかったからな」
フンと鼻を鳴らし皮肉を言って、ギンジーは紅茶を啜った。
と同時に東屋の後ろの森の中からサル人の暗殺者が五人現れる。やはり陰に潜んでやがったか。
「この中に親父を殺した奴がいるのか! え? 糞サルども!」
トウバは一癖も二癖もありそうな暗殺者たちを見て憤慨した。
「ああ、勿論。我らの側近は豚人の一蹴りで、暗殺を失敗してしまうほど素人ではないのでね。お前の父親を殺そうとした女は、ただの余興。我らの手の者は、綺麗に、確実に、貴様の父上の胸を一突きしていただろう? あの老いた獅子人は素人で十分だと思っていたのだがな、中々の強運の持ち主だったよ。運命の神に愛されているのかもな、フンバ・イブン・レンバは」
「どのみちお前らが掟破りな事に変わりねぇ。俺は死ぬ覚悟でここに来た! 親父を殺した暗殺者と一騎打ちをさせろ!」
怒りの権化、と言ってもいいほどにトウバは憤怒している。鼻息が荒く何とか自制心を保っている状態だ。
(いいぞ、いい芝居だ。トウバ。相手が感情的になればなるほど、強者ってのは冷静になる。そしてそのうち傲慢になって調子に乗りだすんだ。まだ俺は出ていかねぇぞ。もっとだ。もっとサル人どもをイキらせろ。慢心すればするほど、恐怖の反動が大きいからな)
「そうか。まぁいいだろう。余興を見てからでも、お前を殺すのは遅くはない。おい!」
ギンジーが手を叩くと暗殺者の一人が動いた。
薄汚れた白いターバンのようなもので顔を覆ったサル人が、森から跳躍してトウバの前に着地する。
(腕が異様に長いな。普通のサル人の倍はあるか?)
普通のサル人は人間より少し腕が長い程度だが、フンバを殺したこの暗殺者は地面に手がつく。
前衛職である攻撃力の高い格闘家のトウバと面と向かって戦うのであれば、暗殺者は忙しく体を動かして相手の虚を突かなければ勝ち目はない。
とはいえ、弱点をリーチでカバーできそうなその腕の長さは、忍者が槍を持っているようなもんだ。
暗殺者が得意とする影潜みも初回のみ有効。一回失敗すると影を警戒されて反撃を喰らいやすくなる。
(さぁどう戦う? トウバ。相手もそれなりに策を用意しているはずだぞ)
俺はこれから起こる二人の戦いに心を躍らせながらも、東屋の後ろにいるサル人の暗殺者たちの数をもう一度数えた。
やはり全部で五人だ。首長一人につき、護衛が一人。となると一人一人が結構な手練れだろうな。もう誰かが潜んでいるような気配はしねぇから、これで全部と見ていいだろう。
よそ見をしている間に対峙する二人の間で何かが光った。ターバン野郎が含み針を飛ばしたのだ。
ターバンで顔が覆われているのにどうやって含み針を飛ばした? あのターバンは思った以上に薄い生地で出来ているのかもしれねぇ。
勿論動体視力の良いトウバは針を避ける。
その避けた先で、トウバの影からサル人は長い腕が現れる。
暗殺者はその場から動かずに、腕だけを自分の影に潜り込ませて、トウバの影から攻撃を仕掛けているのだ。
(へぇ、あんな戦い方もあるのか)
トウバはジャッキー・チェンのように足を開いてジャンプをして、下から攻撃してくるサル人の腕を掴んだ。
「この腕か! 親父を刺したのは!」
ゴォと獅子人が吠えて、爪がサル人の腕を引っ掻く。
(いや、引っ掻くなんて生易しいもんじゃねぇな。切り取るだな。クハハ!)
サル人の腕は斜めに深く切られて皮一枚だけを残してプラプラとしていた。
しかし暗殺者は悲鳴一つあげねぇ。そもそも表情がわからねぇから、今どんな顔をしているのかもわからん。ただ冷や汗の匂いだけは感じ取れるな。ちゃんと痛みは感じるようだ。いいぞ、マグロなんて面白くねぇからな。
飛び道具があれば、暗殺者本体を狙えるが、トウバは近接戦を得意とする格闘家だ。投てき武器なんて持ってなさそうだな。一々接近しないと大ダメージは狙えねぇのは面倒だ。
暗殺者は皮一枚でぶら下がる邪魔な右腕を引きちぎると、走り寄ってくるトウバから距離を取って右腕を左手で投げた。
(ん? 火薬の匂いだ! トウバは気付いているか?)
投げられた右腕のリストバンドには、導火線がバチバチと光り、長い筒が付いていた。いやらしい事にトウバに導火線を見せないような投げ方をしている。しかもターバン野郎が風下だ。
(まぁ問題なく余裕で避けれるだろう)
俺様がそう考えてしまうのは緩い放物線を描く爆弾腕が、悪魔の目の力によってスローモーションのように見えるからだと気が付く。
普通ならば、数秒で自分のもとへ飛んでくる腕なんて脅威だとは思わない。格闘家のトウバなら拳で弾くだろう。避けると敵はまたタイミングを合わせて、影から攻撃してくるかもしれないからだ。
(まぁいいか。トウバが死んだら死んだで)
俺は結末を見守る事にした。
果たしてトウバは直前で火薬の匂いに気が付いて躱すのか、気づかずに拳で弾いてしまうのか。
数秒後、ドカーンなどと漫画チックな音はせず、単発の爆竹のような音がして、辺りに血生臭い匂いが漂った。
空色のローブを着るサル人首長五人は、高慢な顔をして話し合っているが、どことなく焦っているようにも見える。
俺は今、影の中で地面を見上げてサルどもの話を聞いているが、これまでに聞いた話はどこぞの娼館のサル人娼婦が美人だったとか、樹族と取引をする時の書類が簡略化されたとか、どうでもいい話ばかりだった。
フンバの殺害についての話は一向に出てこない。
「使い魔が持ってきた魔法水晶の映像を見たか?」
そう言って紅茶を飲む銀の毛並みのサル人の手は、僅かに震えている。
「勿論だ。あの樹族の剣士の情報を誰か持っているか?」
黒い毛のサル人は、他のサル人首長に俺様の情報を持ってないかを訊くも、誰も答えを持っていなかったので落胆している。
まぁ悪魔である俺の情報なんてどう足掻いても手に入るはずねぇわな。
「あのような大奇跡を起こす剣士を、樹族国の奴らはどこから連れてきたのか? えぇぃ・・・」
黒い毛のサル人が最初に余裕ぶった態度を崩し、握りこぶしで軽くテーブルを叩いた。
「そうイライラするな。クロル。我らは情報と知恵だけで、ここまでのし上がって来た事を忘れたか。今や、首長の殆どが我らに屈しているのだぞ? その内、影どもが情報を持ってきてくれる」
自身も動揺しているくせに、銀色のサル人は、黒いサル人をたしなめた。
(黒い毛並みのサルはクロルか。黒いからクロル。わかり易いな。じゃあ銀色はシルバーかなんかか?)
「貴様こそ手が震えておるぞ、ギンジー」
(惜しい! ギンジーか。クハハ!)
残りの三人は皆茶色い毛をしている。三人とも同じ顔に見えるので三つ子かもしれねぇ。小物臭がプンプンするし、頭数を揃える為に首長に置かれているのかもしれねぇ。ギンジーとクロルに呼ばれる時も「オイ!」とか「お前」だった。
「おやおや、こんなところでサル人会議ですか?」
音を立てず森の木陰から現れたのは、トウバだ。
かの獅子人には、どこかに潜んでいるサル人首長たちの護衛を炙り出す、という役目を与えた。出来る限り剣呑な空気を作れと命令してある。
「どうやってこの場所を知った?」
茶色い雑魚サル人首長が立ち上がって、上唇をめくって威嚇した。
「匂いを辿って来たんでさぁな。親父を殺した奴のな」
まぁ匂いを辿ったのは俺だけどよ。
「だが、お前の父親は例の樹族の奇跡の力によって蘇生したのだろう? 掟では標的が狙われた後はどうなろうが貴様の罪は不問になる。犠牲さえ払えば罪を許す寛大な刑だ。感謝しにきたか?」
ギンジーは修羅場には強いのか、手の震えが止まえり目が据わっていた。
「掟通りならな。お前ら、俺に言う事があるだろ?」
「お前一人か?」
名も知らぬ茶色いサル人の一人が、トウバの言葉を無視して周囲を目で探る。
「質問に答えろ、糞ザルども!! 俺は一人だ!」
「口に気を付けろよ、小僧。お前の父親は首長かもしれんが、お前は何者でもない。ただの首長の息子だ。対等だと思われては困る」
クロルも徐々に頭を戦闘モードに切り替え始めたのか、声が落ち着いてきた。
「二度も親父を狙っておいて偉そうに! 掟破りは殺されても文句は言えねぇぞ。なぁ?」
トウバの体に怒りの力が漲る。筋肉が膨れて毛が逆立った。肉球のある五本の指からは、鋭い爪が長く伸びている。
「一人でどうするつもりだ? 殺すならしっかりとこの首を狙う事だな」
クロルは自分の首を手で刎ねるようなポーズをとって笑う。
「我らを殺し損ねたらどうなると思う? せっかく蘇ったお前の父親は再び殺され、その次は獅子人と同盟関係にあるトラル首長だ。高潔なるフンバ様とトラル様だけは金の力や脅しには屈しなかったからな」
フンと鼻を鳴らし皮肉を言って、ギンジーは紅茶を啜った。
と同時に東屋の後ろの森の中からサル人の暗殺者が五人現れる。やはり陰に潜んでやがったか。
「この中に親父を殺した奴がいるのか! え? 糞サルども!」
トウバは一癖も二癖もありそうな暗殺者たちを見て憤慨した。
「ああ、勿論。我らの側近は豚人の一蹴りで、暗殺を失敗してしまうほど素人ではないのでね。お前の父親を殺そうとした女は、ただの余興。我らの手の者は、綺麗に、確実に、貴様の父上の胸を一突きしていただろう? あの老いた獅子人は素人で十分だと思っていたのだがな、中々の強運の持ち主だったよ。運命の神に愛されているのかもな、フンバ・イブン・レンバは」
「どのみちお前らが掟破りな事に変わりねぇ。俺は死ぬ覚悟でここに来た! 親父を殺した暗殺者と一騎打ちをさせろ!」
怒りの権化、と言ってもいいほどにトウバは憤怒している。鼻息が荒く何とか自制心を保っている状態だ。
(いいぞ、いい芝居だ。トウバ。相手が感情的になればなるほど、強者ってのは冷静になる。そしてそのうち傲慢になって調子に乗りだすんだ。まだ俺は出ていかねぇぞ。もっとだ。もっとサル人どもをイキらせろ。慢心すればするほど、恐怖の反動が大きいからな)
「そうか。まぁいいだろう。余興を見てからでも、お前を殺すのは遅くはない。おい!」
ギンジーが手を叩くと暗殺者の一人が動いた。
薄汚れた白いターバンのようなもので顔を覆ったサル人が、森から跳躍してトウバの前に着地する。
(腕が異様に長いな。普通のサル人の倍はあるか?)
普通のサル人は人間より少し腕が長い程度だが、フンバを殺したこの暗殺者は地面に手がつく。
前衛職である攻撃力の高い格闘家のトウバと面と向かって戦うのであれば、暗殺者は忙しく体を動かして相手の虚を突かなければ勝ち目はない。
とはいえ、弱点をリーチでカバーできそうなその腕の長さは、忍者が槍を持っているようなもんだ。
暗殺者が得意とする影潜みも初回のみ有効。一回失敗すると影を警戒されて反撃を喰らいやすくなる。
(さぁどう戦う? トウバ。相手もそれなりに策を用意しているはずだぞ)
俺はこれから起こる二人の戦いに心を躍らせながらも、東屋の後ろにいるサル人の暗殺者たちの数をもう一度数えた。
やはり全部で五人だ。首長一人につき、護衛が一人。となると一人一人が結構な手練れだろうな。もう誰かが潜んでいるような気配はしねぇから、これで全部と見ていいだろう。
よそ見をしている間に対峙する二人の間で何かが光った。ターバン野郎が含み針を飛ばしたのだ。
ターバンで顔が覆われているのにどうやって含み針を飛ばした? あのターバンは思った以上に薄い生地で出来ているのかもしれねぇ。
勿論動体視力の良いトウバは針を避ける。
その避けた先で、トウバの影からサル人は長い腕が現れる。
暗殺者はその場から動かずに、腕だけを自分の影に潜り込ませて、トウバの影から攻撃を仕掛けているのだ。
(へぇ、あんな戦い方もあるのか)
トウバはジャッキー・チェンのように足を開いてジャンプをして、下から攻撃してくるサル人の腕を掴んだ。
「この腕か! 親父を刺したのは!」
ゴォと獅子人が吠えて、爪がサル人の腕を引っ掻く。
(いや、引っ掻くなんて生易しいもんじゃねぇな。切り取るだな。クハハ!)
サル人の腕は斜めに深く切られて皮一枚だけを残してプラプラとしていた。
しかし暗殺者は悲鳴一つあげねぇ。そもそも表情がわからねぇから、今どんな顔をしているのかもわからん。ただ冷や汗の匂いだけは感じ取れるな。ちゃんと痛みは感じるようだ。いいぞ、マグロなんて面白くねぇからな。
飛び道具があれば、暗殺者本体を狙えるが、トウバは近接戦を得意とする格闘家だ。投てき武器なんて持ってなさそうだな。一々接近しないと大ダメージは狙えねぇのは面倒だ。
暗殺者は皮一枚でぶら下がる邪魔な右腕を引きちぎると、走り寄ってくるトウバから距離を取って右腕を左手で投げた。
(ん? 火薬の匂いだ! トウバは気付いているか?)
投げられた右腕のリストバンドには、導火線がバチバチと光り、長い筒が付いていた。いやらしい事にトウバに導火線を見せないような投げ方をしている。しかもターバン野郎が風下だ。
(まぁ問題なく余裕で避けれるだろう)
俺様がそう考えてしまうのは緩い放物線を描く爆弾腕が、悪魔の目の力によってスローモーションのように見えるからだと気が付く。
普通ならば、数秒で自分のもとへ飛んでくる腕なんて脅威だとは思わない。格闘家のトウバなら拳で弾くだろう。避けると敵はまたタイミングを合わせて、影から攻撃してくるかもしれないからだ。
(まぁいいか。トウバが死んだら死んだで)
俺は結末を見守る事にした。
果たしてトウバは直前で火薬の匂いに気が付いて躱すのか、気づかずに拳で弾いてしまうのか。
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