1,304 / 1,402
連載
慌ただしい日々 17
しおりを挟む
「だよな。シュバルツバルトはかなり女性に対して良い施策を取ってると思う。助け合いとかさ、前世のシステムよりも良く出来てると思う。それでも不十分な部分はあると思ってる」
「そうね。産めよ増やせよなんだけど、助け合わないとムリだからそこら辺は結構出来てると思うのよね。後は出産時のフォローなんだけど、そこら辺はポーションの供給で何とかなるとは思うけど……薬草をどうするかって事だけど、そこは生産するしかないと思うけど、まだ確立出来てない物もあるからなぁ……」
そう!採取してた薬草は今現在、畑で生産しきれてない。
いや、島では出来てる。リアル畑では育成不良の物や逆に育ち過ぎる物もある。
「栄養の関係なのか日照関係なのか、はたまた畑の水分量か……忙しくてろくろく関わってないのが悔やまれるわ……」
「いや!忙しいのに無理したらダメだろう!」
「そうは言っても妊娠出産は女性にとって大きな悩みであり、問題な訳だしね……」
「……そうか……じゃあ、戻ったら色々考えてみよう。二人で考えたらきっと良い答えも見つかるさ」
「そうね。とりあえずは無事帰る事を考えないとね」
「そこは馬車から島で滞在したら良いんじゃないかな!」
真っ当な意見が飛び出して来ました。
「そうね。それが一番安全ね」
チビナビちゃん達もいるし、安心安全に帰路に付けるってもんだわ!
とか何とか喋ってたら侍女?がやって来て目の前のローテーブルに果実水とドライフルーツが乗ったお皿が置かれました。
「お姫様、干し杏と干しブドウです。里ではやや子がいる者が良く食べる物です、安心なさって下さい」
おひいさま……シルヴァニアの里の者なのね。でも一応鑑定します。
…………確かに里の者でした。ドライフルーツも安全で栄養豊富そうです。果実水もオレンジの果汁が入ってる物で大丈夫そうです。
「ありがとう。いただくわ」
ちょっと前まではドライフルーツは立派なおやつでした。
「こちらでは杏が流通してるのね」
「まあ、そうだな。シュバルツバルトの桃は確かここ十数年じゃなかったか?蜂蜜とか……」
あ……ルークの眉が寄ってます。これは色々考えてますね。
「そうね。細かい事はどうだって良いじゃない!ほら!ルークも食べて!」
グイグイとルークの口元に杏を押し付けるとパクっと食べてくれました!ヨシ!モグモグしてる!
うちの黄桃は私発案でしたからね!他にも色々やらかしてるけど、それはそれ!です!
「そうね。産めよ増やせよなんだけど、助け合わないとムリだからそこら辺は結構出来てると思うのよね。後は出産時のフォローなんだけど、そこら辺はポーションの供給で何とかなるとは思うけど……薬草をどうするかって事だけど、そこは生産するしかないと思うけど、まだ確立出来てない物もあるからなぁ……」
そう!採取してた薬草は今現在、畑で生産しきれてない。
いや、島では出来てる。リアル畑では育成不良の物や逆に育ち過ぎる物もある。
「栄養の関係なのか日照関係なのか、はたまた畑の水分量か……忙しくてろくろく関わってないのが悔やまれるわ……」
「いや!忙しいのに無理したらダメだろう!」
「そうは言っても妊娠出産は女性にとって大きな悩みであり、問題な訳だしね……」
「……そうか……じゃあ、戻ったら色々考えてみよう。二人で考えたらきっと良い答えも見つかるさ」
「そうね。とりあえずは無事帰る事を考えないとね」
「そこは馬車から島で滞在したら良いんじゃないかな!」
真っ当な意見が飛び出して来ました。
「そうね。それが一番安全ね」
チビナビちゃん達もいるし、安心安全に帰路に付けるってもんだわ!
とか何とか喋ってたら侍女?がやって来て目の前のローテーブルに果実水とドライフルーツが乗ったお皿が置かれました。
「お姫様、干し杏と干しブドウです。里ではやや子がいる者が良く食べる物です、安心なさって下さい」
おひいさま……シルヴァニアの里の者なのね。でも一応鑑定します。
…………確かに里の者でした。ドライフルーツも安全で栄養豊富そうです。果実水もオレンジの果汁が入ってる物で大丈夫そうです。
「ありがとう。いただくわ」
ちょっと前まではドライフルーツは立派なおやつでした。
「こちらでは杏が流通してるのね」
「まあ、そうだな。シュバルツバルトの桃は確かここ十数年じゃなかったか?蜂蜜とか……」
あ……ルークの眉が寄ってます。これは色々考えてますね。
「そうね。細かい事はどうだって良いじゃない!ほら!ルークも食べて!」
グイグイとルークの口元に杏を押し付けるとパクっと食べてくれました!ヨシ!モグモグしてる!
うちの黄桃は私発案でしたからね!他にも色々やらかしてるけど、それはそれ!です!
1,997
お気に入りに追加
16,808
あなたにおすすめの小説
【短編】捨てられた公爵令嬢ですが今さら謝られても「もう遅い」
みねバイヤーン
恋愛
「すまなかった、ヤシュナ。この通りだ、どうか王都に戻って助けてくれないか」
ザイード第一王子が、婚約破棄して捨てた公爵家令嬢ヤシュナに深々と頭を垂れた。
「お断りします。あなた方が私に対して行った数々の仕打ち、決して許すことはありません。今さら謝ったところで、もう遅い。ばーーーーーか」
王家と四大公爵の子女は、王国を守る御神体を毎日清める義務がある。ところが聖女ベルが現れたときから、朝の清めはヤシュナと弟のカルルクのみが行なっている。務めを果たさず、自分を使い潰す気の王家にヤシュナは切れた。王家に対するざまぁの準備は着々と進んでいる。
離縁を告げに
豆狸
恋愛
「バーレト子爵、ファティマを呼び捨てにするのは止めてくれないか」
「止めるのは君のほうだろう。ファティマは私の妻だ。妻を呼び捨てにしてなにが悪い」
「……ヒカルド様? 私達は二年前に離縁していますが」
なろう様でも公開中です。
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
酒の席での戯言ですのよ。
ぽんぽこ狸
恋愛
成人前の令嬢であるリディアは、婚約者であるオーウェンの部屋から聞こえてくる自分の悪口にただ耳を澄ませていた。
何度もやめてほしいと言っていて、両親にも訴えているのに彼らは総じて酒の席での戯言だから流せばいいと口にする。
そんな彼らに、リディアは成人を迎えた日の晩餐会で、仕返しをするのだった。
断罪現場に遭遇したので悪役令嬢を擁護してみました
ララ
恋愛
3話完結です。
大好きなゲーム世界のモブですらない人に転生した主人公。
それでも直接この目でゲームの世界を見たくてゲームの舞台に留学する。
そこで見たのはまさにゲームの世界。
主人公も攻略対象も悪役令嬢も揃っている。
そしてゲームは終盤へ。
最後のイベントといえば断罪。
悪役令嬢が断罪されてハッピーエンド。
でもおかしいじゃない?
このゲームは悪役令嬢が大したこともしていないのに断罪されてしまう。
ゲームとしてなら多少無理のある設定でも楽しめたけど現実でもこうなるとねぇ。
納得いかない。
それなら私が悪役令嬢を擁護してもいいかしら?
冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。