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婚姻式 21
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「エリーゼ様、初夜の前にこちらを奥様から渡されております。どうぞ気付け薬だとでも思ってお飲み下さい」
アニスの手にキレイな小瓶が一つ。中身は液体だけど、お母様からなら問題ないでしょり。
「分かったわ」
小さくてキレイな小瓶をアニスの手から取って一気に飲む干す。
甘くて良い香りのするソレはアルコールと言うより、何かのドリンク剤の様な薬っぽいような気がするけど特に違和感も無かったから大丈夫よね。
「甘くてビックリしたわ。ありがとねアニス」
「エリーゼ様、これで支度は滞りなく終わりました。私は扉前におりますから何かあればお呼び下さい」
「ええ、ベッドの脇の台のベルで呼べば良いのよね?」
「はい」
「じゃあ、また後でね」
「失礼致します」
寝室は特に暗くされてる訳でもなく、キングサイズのベッドと他にソファとテーブルも配置されてる。
サイドテーブルという訳じゃないけど、ベッド脇の台の上には果実水の入ったクリスタルボトルとグラスが置かれてる。
ソファ前のテーブルにはカットされたフルーツとやっぱり果実水の入ったクリスタルボトルとグラスが置かれてる。
……そんなに喉が渇くものなのかしら?フルーツはおやつ的な?これが初夜の寝室に用意される一般的な物なのかしら?
こういうとき未経験者って損よね。ちっとも分からない。
落ち着かないからソファに座ってみるものの、下着付けずにスケスケネグリジェ一枚だから心許ない事この上ない。
キィ……
ルッ……ルークが来た……どどど……どうしよう……私の格好見て引かれないよね?笑われたらどうしよう?恥ずか死ねる!
「エリ……え?エロカワ天使がチャイナ着て座ってる……!」
「は?」
ルークが両手で顔を覆って天を仰いで跪いてます。
「エリーゼ……初夜を迎える前にあの世に行きそうだよ……」
「何言ってるの?」
ルークは普通のガウン姿でした。もちろんパジャマ(天蚕織り)着てます。
不公平じゃない?
「いや、もう……ソレは童貞を殺す服だよな?」
「え?ネグリジェよ?童貞を殺す服ってギリギリを攻めたニットワンピでしょ?」
「いや、その後に色々出たんだよ……エリーゼ、とんでもなくエロカワいくてヤベーんですけど」
「する?」
「単刀直入だな!でも、それもらしくて良いな」
立ち上がってエスコートされてベッドへと連れてこられて、どうしようかな?って思ってたらサッとお姫様抱っこされてベッドの中央へと運ばれました。
まな板に載った鯉とは今の私の事ですね……ボスケテー。
アニスの手にキレイな小瓶が一つ。中身は液体だけど、お母様からなら問題ないでしょり。
「分かったわ」
小さくてキレイな小瓶をアニスの手から取って一気に飲む干す。
甘くて良い香りのするソレはアルコールと言うより、何かのドリンク剤の様な薬っぽいような気がするけど特に違和感も無かったから大丈夫よね。
「甘くてビックリしたわ。ありがとねアニス」
「エリーゼ様、これで支度は滞りなく終わりました。私は扉前におりますから何かあればお呼び下さい」
「ええ、ベッドの脇の台のベルで呼べば良いのよね?」
「はい」
「じゃあ、また後でね」
「失礼致します」
寝室は特に暗くされてる訳でもなく、キングサイズのベッドと他にソファとテーブルも配置されてる。
サイドテーブルという訳じゃないけど、ベッド脇の台の上には果実水の入ったクリスタルボトルとグラスが置かれてる。
ソファ前のテーブルにはカットされたフルーツとやっぱり果実水の入ったクリスタルボトルとグラスが置かれてる。
……そんなに喉が渇くものなのかしら?フルーツはおやつ的な?これが初夜の寝室に用意される一般的な物なのかしら?
こういうとき未経験者って損よね。ちっとも分からない。
落ち着かないからソファに座ってみるものの、下着付けずにスケスケネグリジェ一枚だから心許ない事この上ない。
キィ……
ルッ……ルークが来た……どどど……どうしよう……私の格好見て引かれないよね?笑われたらどうしよう?恥ずか死ねる!
「エリ……え?エロカワ天使がチャイナ着て座ってる……!」
「は?」
ルークが両手で顔を覆って天を仰いで跪いてます。
「エリーゼ……初夜を迎える前にあの世に行きそうだよ……」
「何言ってるの?」
ルークは普通のガウン姿でした。もちろんパジャマ(天蚕織り)着てます。
不公平じゃない?
「いや、もう……ソレは童貞を殺す服だよな?」
「え?ネグリジェよ?童貞を殺す服ってギリギリを攻めたニットワンピでしょ?」
「いや、その後に色々出たんだよ……エリーゼ、とんでもなくエロカワいくてヤベーんですけど」
「する?」
「単刀直入だな!でも、それもらしくて良いな」
立ち上がってエスコートされてベッドへと連れてこられて、どうしようかな?って思ってたらサッとお姫様抱っこされてベッドの中央へと運ばれました。
まな板に載った鯉とは今の私の事ですね……ボスケテー。
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