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嫁入り支度 98
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「アニス、最初の子供は女の子が良いわよね」
エミリがサラッと何か言いました。女の子が良いわよね?良いわよねってどう言う事?
「はい!勿論です!」
アニス……良い笑顔で肯定したわね。
「そうね。エリーゼも最初の子供はどちらが良いとかあるのかしら?」
え?お母様まで……えーと……そうね、最初は女の子の方がお産は楽って聞いた事あるし……
「女の子かしら……」
パァァァ!とお母様と侍女トリオとアニスの顔が輝いた気がしました。そんなに喜ぶ事?
「女の子ね!そうよね!やっぱり女の子よね!」
「え……ええ、はい」
お母様の喜びようが凄いです。そして侍女達全員の喜びも凄いです。
「やはりエリーゼ様もシルヴァニア家の流れを汲んでいらっしゃるのですね」
え?エミリ何言ってるの?どう言う事?
「エリーゼ様、二人して女の子産んで私達の様に一緒に過ごせると嬉しいですね!」
「え?ええ、そうね」
うん、確かに……年も近くて、ずっと一緒に過ごして来たアニスと私のように子供達が仲良くなってくれたら嬉しいわね。
「フフ……嬉しいわね。やはり女の子同士なら私達も安心よね」
「そうですね、フェリシア様」
お母様とエミリが何やらアイコンタクトとってますよ……
生クリームとフルーツをフレンチトーストに載せて、一口大に切ってパクりと食べる。
うん、甘い(笑)それでも生クリームは甘さ控えめだし、フルーツも酸味とかあるし何とか食べれる。
紅茶にお砂糖は入れないでおこう……
コクリと一口紅茶を飲んで、ハフ……と息を吐く。
うん。紅茶のおかげでお口の中がサッパリしますわぁ。
それにしてもシルヴァニア家の流れね……
「シルヴァニア家ね……」
「エリーゼ様、シルヴァニア領に行くの楽しみですよね!凄いんですよ、シルヴァニア領って!」
アニスのテンション上がった!そう言えばアニスは帝国のシルヴァニア領に行ってた時期あだたわね……
「そんなに凄いの?」
「はいっ!高い山の上にお屋敷が幾つも建ち並んでるのも素敵ですし、里から見える湖の煌めきも素敵なんです!」
帝国の公表されてる地図を思い出す。大きな湖と高山のシルヴァニア領……行った事の無いお母様の故郷……
「フフ……シルヴァニア領は本当に良い所よ」
「私、楽しみですわ!お母様の故郷に行くのが」
本当ですよ。新婚旅行に立ち寄れるの楽しみです!
エミリがサラッと何か言いました。女の子が良いわよね?良いわよねってどう言う事?
「はい!勿論です!」
アニス……良い笑顔で肯定したわね。
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「女の子かしら……」
パァァァ!とお母様と侍女トリオとアニスの顔が輝いた気がしました。そんなに喜ぶ事?
「女の子ね!そうよね!やっぱり女の子よね!」
「え……ええ、はい」
お母様の喜びようが凄いです。そして侍女達全員の喜びも凄いです。
「やはりエリーゼ様もシルヴァニア家の流れを汲んでいらっしゃるのですね」
え?エミリ何言ってるの?どう言う事?
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「え?ええ、そうね」
うん、確かに……年も近くて、ずっと一緒に過ごして来たアニスと私のように子供達が仲良くなってくれたら嬉しいわね。
「フフ……嬉しいわね。やはり女の子同士なら私達も安心よね」
「そうですね、フェリシア様」
お母様とエミリが何やらアイコンタクトとってますよ……
生クリームとフルーツをフレンチトーストに載せて、一口大に切ってパクりと食べる。
うん、甘い(笑)それでも生クリームは甘さ控えめだし、フルーツも酸味とかあるし何とか食べれる。
紅茶にお砂糖は入れないでおこう……
コクリと一口紅茶を飲んで、ハフ……と息を吐く。
うん。紅茶のおかげでお口の中がサッパリしますわぁ。
それにしてもシルヴァニア家の流れね……
「シルヴァニア家ね……」
「エリーゼ様、シルヴァニア領に行くの楽しみですよね!凄いんですよ、シルヴァニア領って!」
アニスのテンション上がった!そう言えばアニスは帝国のシルヴァニア領に行ってた時期あだたわね……
「そんなに凄いの?」
「はいっ!高い山の上にお屋敷が幾つも建ち並んでるのも素敵ですし、里から見える湖の煌めきも素敵なんです!」
帝国の公表されてる地図を思い出す。大きな湖と高山のシルヴァニア領……行った事の無いお母様の故郷……
「フフ……シルヴァニア領は本当に良い所よ」
「私、楽しみですわ!お母様の故郷に行くのが」
本当ですよ。新婚旅行に立ち寄れるの楽しみです!
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