872 / 1,402
連載
嫁入り支度 49
しおりを挟む
ちょっと変わったあんこクリームをジムに提案して、見た目はお母様が過ぎないそうなショートケーキ風にして貰って……使う果物はジムの希望通りに出そう。その方がジムも頑張って作ってくれるもんね。
そうするとご飯の方はあんまりボリューム無い方が良いのかな?うーん……食後が甘いから食事は甘さを感じない物が良いのよね、きっと。
洋食系統かな?肉肉しい甘味の根本が違うものか……フィレ肉のステーキみたいな物とか、魚を焼いただけみたいな物とか?カルパッチョと言うよりもアクアパッツァみたいな物かハーブを効かせたソテーが良いのかしら?
うーん……明日、料理長とジムに相談してお昼ご飯のメニューを決めて貰おうっと。
明日はきっと二日酔いの人が出るかも知れないから、お粥とかだし巻きとか味の優しくて胃な優しい物を今のうちにリクエストしておこう。
「ここに」
「はい。何でございましょう」
食堂専用のメイドは話しがい早い。私の隣にスッとつくと、静かに膝を折る。
「明日の朝ご飯なのだけど、お粥やだし巻き等の味の優しい物を中心に品数多め量は少な目に用意して頂戴。今日はお酒も大分飲んでるし、今もかなりの量を食べてるし明日の朝はいつもより控え目で様子を見てほしいの。それから明日の朝、料理長とジムに相談したい事がある……と」
「畏まりました」
静かに立ち上がり足音が遠ざかる。これで明日の朝ご飯は心配しなくても良いわね。
それにしても、スッゴい食べるわね……中途半端に食べたのが悪かったかしら?いえ、そんな事無かったわ。いつもと大して変わらないわ。
お母様はベトコンラーメンの麺無しと唐揚げを堪能してるし、お父様もお兄様達もまぁ……普段と変わらないかしら?いつもはもっと肉類ガンガン……ガンガンから揚げ食べてた!ルークは、ルークはラーメンよりもから揚げと揚げニンニク食べてる。
私もから揚げと揚げニンニク食べてるし……ホント、こっちに来てから食べてる量増えてる筈なんだけど使う体力も多いからかしら?太ってきたって感覚ないのよね。むしろボディライン変わって驚いた位だし。
「ルークは今日はラーメンのお代わりしないのね」
「ラーメンよりも唐揚げが食べたくて!」
凄く良い笑顔で言われました。やっぱり若い男の子はから揚げが一番人気なのかな~……
そうするとご飯の方はあんまりボリューム無い方が良いのかな?うーん……食後が甘いから食事は甘さを感じない物が良いのよね、きっと。
洋食系統かな?肉肉しい甘味の根本が違うものか……フィレ肉のステーキみたいな物とか、魚を焼いただけみたいな物とか?カルパッチョと言うよりもアクアパッツァみたいな物かハーブを効かせたソテーが良いのかしら?
うーん……明日、料理長とジムに相談してお昼ご飯のメニューを決めて貰おうっと。
明日はきっと二日酔いの人が出るかも知れないから、お粥とかだし巻きとか味の優しくて胃な優しい物を今のうちにリクエストしておこう。
「ここに」
「はい。何でございましょう」
食堂専用のメイドは話しがい早い。私の隣にスッとつくと、静かに膝を折る。
「明日の朝ご飯なのだけど、お粥やだし巻き等の味の優しい物を中心に品数多め量は少な目に用意して頂戴。今日はお酒も大分飲んでるし、今もかなりの量を食べてるし明日の朝はいつもより控え目で様子を見てほしいの。それから明日の朝、料理長とジムに相談したい事がある……と」
「畏まりました」
静かに立ち上がり足音が遠ざかる。これで明日の朝ご飯は心配しなくても良いわね。
それにしても、スッゴい食べるわね……中途半端に食べたのが悪かったかしら?いえ、そんな事無かったわ。いつもと大して変わらないわ。
お母様はベトコンラーメンの麺無しと唐揚げを堪能してるし、お父様もお兄様達もまぁ……普段と変わらないかしら?いつもはもっと肉類ガンガン……ガンガンから揚げ食べてた!ルークは、ルークはラーメンよりもから揚げと揚げニンニク食べてる。
私もから揚げと揚げニンニク食べてるし……ホント、こっちに来てから食べてる量増えてる筈なんだけど使う体力も多いからかしら?太ってきたって感覚ないのよね。むしろボディライン変わって驚いた位だし。
「ルークは今日はラーメンのお代わりしないのね」
「ラーメンよりも唐揚げが食べたくて!」
凄く良い笑顔で言われました。やっぱり若い男の子はから揚げが一番人気なのかな~……
127
お気に入りに追加
16,808
あなたにおすすめの小説
【短編】捨てられた公爵令嬢ですが今さら謝られても「もう遅い」
みねバイヤーン
恋愛
「すまなかった、ヤシュナ。この通りだ、どうか王都に戻って助けてくれないか」
ザイード第一王子が、婚約破棄して捨てた公爵家令嬢ヤシュナに深々と頭を垂れた。
「お断りします。あなた方が私に対して行った数々の仕打ち、決して許すことはありません。今さら謝ったところで、もう遅い。ばーーーーーか」
王家と四大公爵の子女は、王国を守る御神体を毎日清める義務がある。ところが聖女ベルが現れたときから、朝の清めはヤシュナと弟のカルルクのみが行なっている。務めを果たさず、自分を使い潰す気の王家にヤシュナは切れた。王家に対するざまぁの準備は着々と進んでいる。
離縁を告げに
豆狸
恋愛
「バーレト子爵、ファティマを呼び捨てにするのは止めてくれないか」
「止めるのは君のほうだろう。ファティマは私の妻だ。妻を呼び捨てにしてなにが悪い」
「……ヒカルド様? 私達は二年前に離縁していますが」
なろう様でも公開中です。
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
酒の席での戯言ですのよ。
ぽんぽこ狸
恋愛
成人前の令嬢であるリディアは、婚約者であるオーウェンの部屋から聞こえてくる自分の悪口にただ耳を澄ませていた。
何度もやめてほしいと言っていて、両親にも訴えているのに彼らは総じて酒の席での戯言だから流せばいいと口にする。
そんな彼らに、リディアは成人を迎えた日の晩餐会で、仕返しをするのだった。
断罪現場に遭遇したので悪役令嬢を擁護してみました
ララ
恋愛
3話完結です。
大好きなゲーム世界のモブですらない人に転生した主人公。
それでも直接この目でゲームの世界を見たくてゲームの舞台に留学する。
そこで見たのはまさにゲームの世界。
主人公も攻略対象も悪役令嬢も揃っている。
そしてゲームは終盤へ。
最後のイベントといえば断罪。
悪役令嬢が断罪されてハッピーエンド。
でもおかしいじゃない?
このゲームは悪役令嬢が大したこともしていないのに断罪されてしまう。
ゲームとしてなら多少無理のある設定でも楽しめたけど現実でもこうなるとねぇ。
納得いかない。
それなら私が悪役令嬢を擁護してもいいかしら?
冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。