605 / 1,311
連載
新天地を! 22
しおりを挟む
さて、そこからは早かったです。
エントランスへ行き、タマトラをクリーンでキレイにして武装を脱がせて厨房へと送り出し(自ら行きましたよ!)
一旦私達は自室へ戻り、湯浴みでサッパリしてからドレスを着付けて貰いサロンへと向かいます。
家族の誰かはサロンにいるでしょう?と思って行ったらお祖母さまがいたので、お茶とお喋りを楽しみ晩ご飯を待つ。
お供はユキ・リコ・ヒナ(チビ形態)・ピカ太郎・スラ道。勿論ピカ太郎とスラ道はスライムナイト状態です。
「あら?その萌黄色のドレス……とても似合ってるわ」
……萌黄色……ライムグリーンの軽やかな色のプリンセスラインのドレス……ひょっとして……
「やっぱりエリーゼは若々しい色が似合うわね。少し古いデザインかとも思ったのだけど、似合うと思って仕立てさせたのよ」
やっぱり!お祖母さまからのドレスかぁ!そりゃあ何となくそうかな?って思ってましたよ!
「それにね、今つけてるお飾り。それもドレスに合わせた物を作らせてね。嬉しいわ」
イヤリングもネックレスもブレスレット(両腕)も……五点セットで豪華だなってお祖母さまからの贈り物でしたか……
「嬉しいですわ。今日はお祖母さまからの物ばかりですわね」
「あら?履き物や下着は別でしょう?でも、そうね……殿方なら何から何まで揃えて贈りたいものでしょうね」
「はぁ……?」
下着もなの?それって変じゃない?履き物はギリ分かるけど。
「まあ!エリーゼったら、ホホホ……」
お祖母さまが何か秘密にしてる?ホホホってえ~っ!
「もう!お祖母さま、教えて下さい!私には分かりません!」
どういう事~!何?何か意味あるの?
「殿方はご自分の独占欲を身につける全てにまで及ばせるのよ」
身につける全て?……って下着にまで?!それって、どういう事~っ!
「あら?エリーゼは意外と奥手なのかしら?」
「お祖母さま、本当に分かりません。意味も何もかも……」
奥手?奥手って、いやそこまで奥手な筈ないですし。
「エリーゼ。殿方はね自分が選んだ下着を身につけているか見たいものよ。ドレスからお飾りまで剥ぎ取って、更に履き物から下着まで剥ぎ取るのよ。自分が選んだ物を自分の愛する女性に身につけさせてからね」
ガーン!何たるプレイ……るっルークもそんな事しようと思ったりするのかしら?
エントランスへ行き、タマトラをクリーンでキレイにして武装を脱がせて厨房へと送り出し(自ら行きましたよ!)
一旦私達は自室へ戻り、湯浴みでサッパリしてからドレスを着付けて貰いサロンへと向かいます。
家族の誰かはサロンにいるでしょう?と思って行ったらお祖母さまがいたので、お茶とお喋りを楽しみ晩ご飯を待つ。
お供はユキ・リコ・ヒナ(チビ形態)・ピカ太郎・スラ道。勿論ピカ太郎とスラ道はスライムナイト状態です。
「あら?その萌黄色のドレス……とても似合ってるわ」
……萌黄色……ライムグリーンの軽やかな色のプリンセスラインのドレス……ひょっとして……
「やっぱりエリーゼは若々しい色が似合うわね。少し古いデザインかとも思ったのだけど、似合うと思って仕立てさせたのよ」
やっぱり!お祖母さまからのドレスかぁ!そりゃあ何となくそうかな?って思ってましたよ!
「それにね、今つけてるお飾り。それもドレスに合わせた物を作らせてね。嬉しいわ」
イヤリングもネックレスもブレスレット(両腕)も……五点セットで豪華だなってお祖母さまからの贈り物でしたか……
「嬉しいですわ。今日はお祖母さまからの物ばかりですわね」
「あら?履き物や下着は別でしょう?でも、そうね……殿方なら何から何まで揃えて贈りたいものでしょうね」
「はぁ……?」
下着もなの?それって変じゃない?履き物はギリ分かるけど。
「まあ!エリーゼったら、ホホホ……」
お祖母さまが何か秘密にしてる?ホホホってえ~っ!
「もう!お祖母さま、教えて下さい!私には分かりません!」
どういう事~!何?何か意味あるの?
「殿方はご自分の独占欲を身につける全てにまで及ばせるのよ」
身につける全て?……って下着にまで?!それって、どういう事~っ!
「あら?エリーゼは意外と奥手なのかしら?」
「お祖母さま、本当に分かりません。意味も何もかも……」
奥手?奥手って、いやそこまで奥手な筈ないですし。
「エリーゼ。殿方はね自分が選んだ下着を身につけているか見たいものよ。ドレスからお飾りまで剥ぎ取って、更に履き物から下着まで剥ぎ取るのよ。自分が選んだ物を自分の愛する女性に身につけさせてからね」
ガーン!何たるプレイ……るっルークもそんな事しようと思ったりするのかしら?
94
お気に入りに追加
16,919
あなたにおすすめの小説
【完結】「父に毒殺され母の葬儀までタイムリープしたので、親戚の集まる前で父にやり返してやった」
まほりろ
恋愛
十八歳の私は異母妹に婚約者を奪われ、父と継母に毒殺された。
気がついたら十歳まで時間が巻き戻っていて、母の葬儀の最中だった。
私に毒を飲ませた父と継母が、虫の息の私の耳元で得意げに母を毒殺した経緯を話していたことを思い出した。
母の葬儀が終われば私は屋敷に幽閉され、外部との連絡手段を失ってしまう。
父を断罪できるチャンスは今しかない。
「お父様は悪くないの!
お父様は愛する人と一緒になりたかっただけなの!
だからお父様はお母様に毒をもったの!
お願いお父様を捕まえないで!」
私は声の限りに叫んでいた。
心の奥にほんの少し芽生えた父への殺意とともに。
※他サイトにも投稿しています。
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
※「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※タイトル変更しました。
旧タイトル「父に殺されタイムリープしたので『お父様は悪くないの!お父様は愛する人と一緒になりたくてお母様の食事に毒をもっただけなの!』と叫んでみた」
断罪されているのは私の妻なんですが?
すずまる
恋愛
仕事の都合もあり王家のパーティーに遅れて会場入りすると何やら第一王子殿下が群衆の中の1人を指差し叫んでいた。
「貴様の様に地味なくせに身分とプライドだけは高い女は王太子である俺の婚約者に相応しくない!俺にはこのジャスミンの様に可憐で美しい女性こそが似合うのだ!しかも貴様はジャスミンの美貌に嫉妬して彼女を虐めていたと聞いている!貴様との婚約などこの場で破棄してくれるわ!」
ん?第一王子殿下に婚約者なんていたか?
そう思い指さされていた女性を見ると⋯⋯?
*-=-*-=-*-=-*-=-*
本編は1話完結です(꒪ㅂ꒪)
…が、設定ゆるゆる過ぎたと反省したのでちょっと色付けを鋭意執筆中(; ̄∀ ̄)スミマセン
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
完璧な姉とその親友より劣る私は、出来損ないだと蔑まれた世界に長居し過ぎたようです。運命の人との幸せは、来世に持ち越します
珠宮さくら
恋愛
エウフェシア・メルクーリは誰もが羨む世界で、もっとも人々が羨む国で公爵令嬢として生きていた。そこにいるのは完璧な令嬢と言われる姉とその親友と見知った人たちばかり。
そこでエウフェシアは、ずっと出来損ないと蔑まれながら生きていた。心優しい完璧な姉だけが、唯一の味方だと思っていたが、それも違っていたようだ。
それどころか。その世界が、そもそも現実とは違うことをエウフェシアはすっかり忘れてしまったまま、何度もやり直し続けることになった。
さらに人の歪んだ想いに巻き込まれて、疲れ切ってしまって、運命の人との幸せな人生を満喫するなんて考えられなくなってしまい、先送りにすることを選択する日が来るとは思いもしなかった。
義妹と一緒になり邪魔者扱いしてきた婚約者は…私の家出により、罰を受ける事になりました。
coco
恋愛
可愛い義妹と一緒になり、私を邪魔者扱いする婚約者。
耐えきれなくなった私は、ついに家出を決意するが…?
【完結】真実の愛に生きるのならお好きにどうぞ、その代わり城からは出て行ってもらいます
まほりろ
恋愛
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったことにされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
他サイトにも投稿してます。
ざまぁ回には「ざまぁ」と明記してあります。
2022年1月4日HOTランキング35位、ありがとうございました!
【完結】私を虐げた継母と義妹のために、素敵なドレスにして差し上げました
紫崎 藍華
恋愛
キャロラインは継母のバーバラと義妹のドーラから虐げられ使用人のように働かされていた。
王宮で舞踏会が開催されることになってもキャロラインにはドレスもなく参加できるはずもない。
しかも人手不足から舞踏会ではメイドとして働くことになり、ドーラはそれを嘲笑った。
そして舞踏会は始まった。
キャロラインは仕返しのチャンスを逃さない。
義理の妹が妊娠し私の婚約は破棄されました。
五月ふう
恋愛
「お兄ちゃんの子供を妊娠しちゃったんだ。」義理の妹ウルノは、そう言ってにっこり笑った。それが私とザックが結婚してから、ほんとの一ヶ月後のことだった。「だから、お義姉さんには、いなくなって欲しいんだ。」
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。