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新天地を! 2

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スッキリサッパリして出て来ました。勿論ガウンを着てますよ!だってピカ太郎いますからね!アニスもちゃんと着てます。

「スラ道、ピカ太郎と一緒に向こうの部屋にいてくれるかな?皆もね」

アニスと二人きりになって今日のお着替えです!

「アニス、今日はいつもの冬用武装で!」

「はい!」

サクサクと取り出して着込んでいく。勿論アンダーは私はいつもの男装、アニスは毛織りのワンピース&ブーツです。

「じゃあ、カワイコちゃん達に武装を着せてから朝ご飯にしよっか」

「皆は昨日と同じ武装ですか?」

「うん」

あるかも知れないけど、あんまりコロコロ変えるのはなぁ……
そんな受け答えをしながら素早く身につけていく。アニスの服や武装や履き物も僅かだけど私のワードローブというか衣装置き場に置いてある。一々向こうに行って着替えてなんて面倒でござる!冬場なんて、風邪ひいちゃうでしょ!私もアニスもバッチリ武装まで着込んで、いつでも開拓地に行けます!って格好です。
居間に移動し「皆、着替えるよ~」の一言でワラワラ寄ってきて、武装の着付けを待つ。アニスと二人でちゃっちゃと着せていく。「よし!ご飯行くよ!」私の一言で皆イソイソと動き出し食堂へと向かう。いつも通りに朝ご飯を食べてれば、トールお兄様がやって来た。

「おはようエリーゼ、今日から午前中も開拓地に行くって事だね。お昼はどうするの?」

しまったぁっ!忘れてた!いや、毎度おなじみのコンロを一基作っておけば!なら材料さえあれば良い訳……待てよ……昨日、トールお兄様が何か……

「今日からトールお兄様と三番隊も一緒だったかしら?」

一応確認よ……間違ってたら、それはそれで良いし……

「その通りだよ。今日から三番隊も一緒で皆喜んでたよ」

喜んでた?……だと?何故に?チラリとカワイコちゃん達を見る。アイドルと接触出来るからか?むぅ……分からんな。だが、まぁ、喜んでる方が安心じゃ。嫌われてるよりひゃくばい良い。

「じゃあ、今日からは賑やかになりますね」

コンロ一基じゃ対応出来ぬ!せめて二基はいる。後、テーブルも作るか。開拓しまくってる間の休憩所として開拓が終わるまで利用すれば良い訳だし!もし、名残惜しければ公園か何かにして残しておけば良いしね!
良し!そうと決まれば朝ご飯食べ終わったら厨房に行って分けて貰おう!

「ああ、食材も昨日の内に頼んでおいたから安心して欲しい」

あれ?トールお兄様が先手打ってキープしてくれてた。
コクンと頷いて朝ご飯を無言で完食した。
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