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新しい日々 70

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アニスを含む私的カワイコちゃんメンバーでの楽しいお風呂タイムはとっても楽しかったし、キャッキャウフフ感が凄かったので割愛します♡
全員サッパリしてホカホカで私の自室の居間でゆっくりくつろいでます。

「何か幸せだわ……」

「はい!エリーゼ様、果実水のおかわりはいかがですか?」

両手の花のごとくタマとトラジを侍らせ、膝の上にリコが乗ってる。ユキとヒナも伏せてマッタリしてる。

「そうね、じゃあお願いね。そしたらアニスも座って落ち着いたら良いわ」

「はいっ♡」

爽やかリンゴの果実水が火照った体に染み渡る!ドライの魔法のおかげで湯冷めもしないし、ただただホンワカした時間を過ごしてる。
外はまだやっと夕方……晩ご飯には早い時間。
冷えた果実水を注がれ、汗をかいたグラスを見つめ軽く息を吐く。

「ルークは今日から野営暮らしね……」

昼に各集落を訪れ、夜に野営して進むと聞いた今回の大型討伐の旅。
座ったアニスは少し思案顔だけど、特に心配してる感じではない。まぁ、それもそうか……四番隊と言えば、お兄様達の隊には入れなくても精鋭揃いだもの。経験だって一回二回何てもんじゃない。それにルークだってノエルとルチルがついてるし、簡単にどうこうなる訳も無い。まぁ……キースは驚くだろうけど。

「今回は天幕が間に合わなくて、予備の馬車を大急ぎで改装したんですよね」

「ええ、そうよ。ほら、馬車の外装は私とお兄様達は黒でしょう。だから予備の馬車の外装をすぐに仕上げて、内装はどうしたら良いのか聞かれて色々相談に乗ったわ」

短時間だったけど、朝のルーティンワークの途中で取っ捕まってササッとオーダー出したのよね。ノエルとルチルのベッドもこっそりナビさんにオーダーして、籠とかを固定出来るようにフックを付けて貰ったりもしたわ……楽しかった……今度は自分の馬車を一からオーダーしても良いと思ったわ……

「そうだったんですね。でも、そうですね……もし馬車を作るんなら一緒に色々オーダーしたいです!外装は黒でも良いですけど、内装もっと可愛くしたいです!」

アニスの熱が!でも、そうか……内装も一からオーダーすれば色々出来るよね。
照明とかもこう……角形のシャンデリアっぽくしても素敵かも……あの観光バスみたいなの、ちょっと憧れてたんだよね。軽とか普通自動車だと何かヤンキー臭くて嫌だったのは内部の大きさなんだよね……あとは、まぁ……シートとかの感じなのかな?ツルツルしたシートだから受け付けなかったのかしら?ビロードとかスエードとかならお洒落よね?
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