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元日! 61
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「エリーゼ?」
しまった!
「お母様ご免なさい、ちょっと考え事してました」
「あら、そう。アニスが先に婚姻する事は出来ないから、そこら辺はきちんと話し合いなさいね」
「勿論です」
……そうか、私が好きな人と婚姻しなければアニスも好きな人と婚姻出来ないのか……
耐えろ!アニス!私も耐えてる!
「フフッエリーゼったら……そんなに力まなくても良いのに。でもアニスの婚姻が後なのに先に子供が出来てた……何て事が起こらないようにしっかり言って頂戴ね」
そうだったーー!そこはしっかり言っておかないと!
「勿論ですわ!」
「なら安心です。さ、そろそろ部屋に戻りましょうか」
「はい」
うん。後は部屋に戻ってしっかりアニスに言い含めないと!
食堂を出れば神妙な顔したアニスが立ってました。
「あの……あの、エリーゼ様」
「部屋に戻りましょう、廊下では誰が聞いているか分からないし冷えるもの。ね、部屋で紅茶を飲みながらお話しましょう」
平常心……平常心よ私。
静まれ好奇心!ここでは聞いてはならぬ!
「はい……」
テンション低ーい!何でよ~、ここはグッと我慢して部屋に超特急で戻って好きな人の事喋って欲しいわ!
どんな人だったのかとか、どこが素敵だったのかとか!聞きたいのよ!
女の子同士だから憧れの恋バナトークしたいのよ!
前世はお婆ちゃんだらけで時代の違う恋バナトークしか知らないのよ!
今世の今時女子の恋バナトークとかやってみたいのよ!
前の婚約者には夢とか希望が無かったから恋バナトークとは無縁だったし、どうやって支えるかに必死だったから頭にお花が咲いてるような事考えれなかったのよ!
ルークとの事はアニスとだけだったけど、アニスに好きな人がいなくて共感しあうなんて事無かったからすごく話し合いたいのよ!
あ~!私ったら必死過ぎかしら?でもでもだってこんな事初めてなのよ!
浮かれちゃうわよ、ホント!
「とにかく早く戻りましょう!」
「そうですね……その通りです、早く戻りましょう!」
おっ?やっといつものアニスに戻ったかな?
ちょっとだけ早足で部屋に戻りました。
「さあアニス、一緒にお茶にしましょう!」
「では、お茶淹れますね……」
うーん……やっぱりこれは怒られるとか思ってるのかな?
テーブルにお皿を出して、バタークッキーとフィナンシェを出しておく。
さあ!用意万端だ!じっくり話そうじゃないか!
しまった!
「お母様ご免なさい、ちょっと考え事してました」
「あら、そう。アニスが先に婚姻する事は出来ないから、そこら辺はきちんと話し合いなさいね」
「勿論です」
……そうか、私が好きな人と婚姻しなければアニスも好きな人と婚姻出来ないのか……
耐えろ!アニス!私も耐えてる!
「フフッエリーゼったら……そんなに力まなくても良いのに。でもアニスの婚姻が後なのに先に子供が出来てた……何て事が起こらないようにしっかり言って頂戴ね」
そうだったーー!そこはしっかり言っておかないと!
「勿論ですわ!」
「なら安心です。さ、そろそろ部屋に戻りましょうか」
「はい」
うん。後は部屋に戻ってしっかりアニスに言い含めないと!
食堂を出れば神妙な顔したアニスが立ってました。
「あの……あの、エリーゼ様」
「部屋に戻りましょう、廊下では誰が聞いているか分からないし冷えるもの。ね、部屋で紅茶を飲みながらお話しましょう」
平常心……平常心よ私。
静まれ好奇心!ここでは聞いてはならぬ!
「はい……」
テンション低ーい!何でよ~、ここはグッと我慢して部屋に超特急で戻って好きな人の事喋って欲しいわ!
どんな人だったのかとか、どこが素敵だったのかとか!聞きたいのよ!
女の子同士だから憧れの恋バナトークしたいのよ!
前世はお婆ちゃんだらけで時代の違う恋バナトークしか知らないのよ!
今世の今時女子の恋バナトークとかやってみたいのよ!
前の婚約者には夢とか希望が無かったから恋バナトークとは無縁だったし、どうやって支えるかに必死だったから頭にお花が咲いてるような事考えれなかったのよ!
ルークとの事はアニスとだけだったけど、アニスに好きな人がいなくて共感しあうなんて事無かったからすごく話し合いたいのよ!
あ~!私ったら必死過ぎかしら?でもでもだってこんな事初めてなのよ!
浮かれちゃうわよ、ホント!
「とにかく早く戻りましょう!」
「そうですね……その通りです、早く戻りましょう!」
おっ?やっといつものアニスに戻ったかな?
ちょっとだけ早足で部屋に戻りました。
「さあアニス、一緒にお茶にしましょう!」
「では、お茶淹れますね……」
うーん……やっぱりこれは怒られるとか思ってるのかな?
テーブルにお皿を出して、バタークッキーとフィナンシェを出しておく。
さあ!用意万端だ!じっくり話そうじゃないか!
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