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年越し準備! 38
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お楽しみって……まぁ、正装だてのは威厳のある壮麗な衣装なんだろうとは思うけどね。でも帝国の正装は見た事がないから想像もつかないわ。
お母様なら知ってるかしら?いや、でも今は地下だから邪魔するのは嫌。
地下には侍女トリオもいるし、あと六人……これってシルヴァニアの女性騎士だったりするのかな?何されてるのかは想像出来るけど、何でそんな事になったのかは良く分からないけど……多分アニスの事だとは思うけど。
「良し!婚姻式は盛大にやろう!エリーゼの美しい姿を沢山見て貰おう!」
お父様何言っちゃってるのーー!
「素晴らしい!さすが父上!どうせです、婚姻式昼前に行い、夜中まで前庭を全て開放して祝いましょう!パレードもやりますか!」
は……話しがどんどんデカくなる……王族もかくやと言わんばかりの盛大さになってきた……
勘弁して下さい。お父様とキャスバルお兄様の結託振りが怖い……
「兄貴、それはまるでかつての王家の婚姻式だぞ。」
トールお兄様!止めてくれるのね!
「トール!何、言ってる。かつての王家なんぞ足元にも及ばないような盛大な婚姻式をやるに決まってるだろう!」
ちょっ……!お父様、本当に何言っちゃってるの?
「エリーゼの次にキャスバルの婚礼が待ってるんだぞ!新年が明けて、九月になれば帝国から輿入れしてくるんだぞ。そのご令嬢もエリーゼの婚姻式には来るだろう、そしたら次は自分の番だと知って喜ぶだろう!領民も喜ぶぞ!お祝い事が二度もあるんだからな!」
ん?待てよ……私が五月に婚姻式で九月にキャスバルお兄様の婚姻式……
で、その一年後にトールお兄様で……二年連続で領地で祝い事か……変に飛び飛びじゃないから逆に良いのかしら?
「良かったなエリーゼ。新しい婚姻式はエリーゼの希望を詰めたら良いと思うよ。後五ヶ月半位か。婚姻式のお式自体の時間もかなり余裕あるから色々出来るな。」
クワッと目を見開いてルークを見る。
「のほほんとしないでね。ルークにも協力して貰うから。」
私一人でブライダル計画練ったりしませんから!
「可能な限り手伝うよ。とりあえずドレスと白無垢は決定なんだな。」
「違うわよ!ドレス二枚と白無垢よ!」
即レスするわよ!チビナビちゃん達の作ってくれたドレスと白無垢は絶対。さらに着る予定だったドレスと!
「エリーゼ。父上と兄貴は止まらないから頑張れ。」
「はい。」
仕事増えた……
お母様なら知ってるかしら?いや、でも今は地下だから邪魔するのは嫌。
地下には侍女トリオもいるし、あと六人……これってシルヴァニアの女性騎士だったりするのかな?何されてるのかは想像出来るけど、何でそんな事になったのかは良く分からないけど……多分アニスの事だとは思うけど。
「良し!婚姻式は盛大にやろう!エリーゼの美しい姿を沢山見て貰おう!」
お父様何言っちゃってるのーー!
「素晴らしい!さすが父上!どうせです、婚姻式昼前に行い、夜中まで前庭を全て開放して祝いましょう!パレードもやりますか!」
は……話しがどんどんデカくなる……王族もかくやと言わんばかりの盛大さになってきた……
勘弁して下さい。お父様とキャスバルお兄様の結託振りが怖い……
「兄貴、それはまるでかつての王家の婚姻式だぞ。」
トールお兄様!止めてくれるのね!
「トール!何、言ってる。かつての王家なんぞ足元にも及ばないような盛大な婚姻式をやるに決まってるだろう!」
ちょっ……!お父様、本当に何言っちゃってるの?
「エリーゼの次にキャスバルの婚礼が待ってるんだぞ!新年が明けて、九月になれば帝国から輿入れしてくるんだぞ。そのご令嬢もエリーゼの婚姻式には来るだろう、そしたら次は自分の番だと知って喜ぶだろう!領民も喜ぶぞ!お祝い事が二度もあるんだからな!」
ん?待てよ……私が五月に婚姻式で九月にキャスバルお兄様の婚姻式……
で、その一年後にトールお兄様で……二年連続で領地で祝い事か……変に飛び飛びじゃないから逆に良いのかしら?
「良かったなエリーゼ。新しい婚姻式はエリーゼの希望を詰めたら良いと思うよ。後五ヶ月半位か。婚姻式のお式自体の時間もかなり余裕あるから色々出来るな。」
クワッと目を見開いてルークを見る。
「のほほんとしないでね。ルークにも協力して貰うから。」
私一人でブライダル計画練ったりしませんから!
「可能な限り手伝うよ。とりあえずドレスと白無垢は決定なんだな。」
「違うわよ!ドレス二枚と白無垢よ!」
即レスするわよ!チビナビちゃん達の作ってくれたドレスと白無垢は絶対。さらに着る予定だったドレスと!
「エリーゼ。父上と兄貴は止まらないから頑張れ。」
「はい。」
仕事増えた……
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