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サテュロスゲットの旅 113

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さて、私達の順番となりましたがヒナ・ユキ・リコは器を持てないので私が預かって収納に入れておきます。そこなら時間経過を気にする事無く移動できますしね!
それぞれ専用の器にボトッと落として貰う。
タマもトラジもピカ太郎もウキウキしてる。ノエルもルチルも嬉しそうです。

「これだけでもつめたくておいしいにゃ!」

「でもアンコもはいるにゃ!どんなあじかたのしみにゃ!」

健全なタマとトラジのトークにホッとする。うん、うちの子達は言葉は少ないけど良い子達だよ。

「ご主人!ボクご主人にキレイにつくってほしいにゃ!ピカピカのイチゴはのっけてほしいにゃ♡ご主人のおすすめものっけてほしいにゃ♡」

……メロメロパワー全開かっ!どこの乙女だよ!と突っ込みたい。(ダーリン、私ダーリンに作って欲しいなぁ♡ピカピカのイチゴは乗せてね♡ダーリンのお勧めも乗せてね♡)なトークに聞こえたよ!女子力パナイ!私じゃ勝てないよ!Yo!ってなもんです。

「ん?ああ、そうだな。果物はノエルの好きなイチゴと他に美味しそうなの乗せてくな。」

「うれしいにゃん♡」

くっ!あざと可愛いにも程がある!

「ハハハ……ノエルは可愛いな!」

……今度ルークと二人っきりになったらノエルの真似わするべきなのかっ?……だっ……大好きにゃん♡とか言ったら喜ぶかな?猫耳とか猫尻尾つけてミニスカメイドの格好とか?オタなら萌える?萌えるかな?どうしよう……自力では作れないからチビナビちゃん達にお願いする?それともうちのお針子さん?いや、お針子さんに頼むのはやめよう。うちのメイド達がミニスカメイドになったら、ちょっと……いや、かなり嫌だわ。

「エリーゼ、考え込んでどうした?」

「何でもないわ。何が良いか迷ってた所なの。」

「ああ!あれだけ果物があると迷うよな!」

ある意味鈍感で助かった!フルーツを見て笑うルークに感謝!

「そうにゃ!まようにゃ!」

「ホントにゃ!どんなあじかきょうみしんしんにゃ!」

タマとトラジのフォローにも感謝!援護射撃ですよ!良い子達だよ!

「ビリビリするあかいみはなんでないピカ?」

ルチルの爆弾発言に私とルークの笑顔が固まる。

「そうピカ!ひんやりつめたいのにあかいビリビリのみあったらさいこうピカ!」

ピカ太郎まで!悪魔のスイーツ発明すんなや!
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