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サテュロスゲットの旅 106
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バター炒めの良い香りも漂ってきました!お腹空く!
タップリチーズとキノコのリゾットも作って貰おう!リゾットの説明しなくちゃ!料理長の所にダッシュ!
そりゃもう説明しましたよ。そして頷く料理長。あ!お魚好きの人の為に魚のソテー(バター使って焼いたのソテーって言うよね?)もお願いする。それは料理人がやってくれるらしい。
今のうちにジムをとっ捕まえて、バタークッキーを焼いて貰おう!最初はお試しなので何回か焼いて貰わないといけないのだ!
キョロキョロと見回しても見当たらないのでマップで確認する。厨房にいた!早速バターをドサッと貰い(料理人達がガンガン使ってるので、ボウルにザカザカ入れて収納します!)厨房へと走って行きます。
ヤバイ!モコモコ武装で熱くなってきた!脱ぐわけにもいかないからちょっとだけ風通しを良くする。
厨房に突入して叫ぶ。
「ジム!悪いけど、作って欲しい物があるの!」
……料理人三人とアンコ炊いてた……
「甘味の準備は分かったけど、ジム……焼き菓子を作って欲しいの。コレを使って。」
ゴトッと台の上にバターがてんこ盛りに入ったボウルを置いた。
「お嬢、こいつを焼き菓子に混ぜ込むんで?」
「ええ、お願い出来るかしら?何回かは少しずつ入れて焼いてみてアタリをつけて欲しいの。砂糖は足りてる?」
ジムは興味津々な顔でバターを見ながら考え込んでいる。
「砂糖は足りてます。お嬢、こいつを入れると何が違うんで?」
「サクサクするわ。風味とコクが増して美味しくなるのよ!」
「なる程、今までの少し固い焼き菓子とは違うって事ですか。」
「そうよ。パンにも使えるし、焼き方や材料の配分で色んな焼き菓子が出来るわ。今日は忙しいから焼き菓子と冷たい甘味を考えてるの。今、アンコを炊いてるならそれを使った甘味を作りましょう!とにかくジム、お願いね!」
「承知しやしたぜ!」
「じゃあ、任せた!ジムが美味しいって感じる物を宜しくね!」
ジムがグッと親指を立ててサムズアップする。
「お嬢も頑張ってくだせぇ!」
「任せとけ!」
私もサムズアップして厨房から飛び出す。
コンロに到達する前にミナに会う。どうかしたのかな?
「ご主人様♡私ぃ、疲れちゃった♡」
「沢山出した?」
ミナがクネクネしてる。なぜか色気タップリだ。
「えっとぉ~……いつもの寸胴六杯分、バターとかチーズにぃ……」
出し過ぎだよ!どんだけ使ってるんだ!
「どうしたら魔力あげれるかな?」
これは本当にどうすれば良いのか分からないんで聞くしかない。
「ご主人様♡ギュウッとして♡」
そんなんで渡せるのか?まぁ、良いや。ミナの腕を掴んでグイと抱き寄せ、ギュッと強く抱き締める。
「あぁぁあん♡ご主人様の魔力が入ってくるぅ♡」
何てエロい声で言うんや……やましい事してるみたいですやん。でも、ミナがどんどん元気になるのが分かります。
何故かって。
パサパサで艶が無くなった髪がツヤツヤのフンワリヘアになったからです。
まさかの髪がバロメーター。
魔力注入が済んだら元気にサテュロス達の所に戻って行きました。
タップリチーズとキノコのリゾットも作って貰おう!リゾットの説明しなくちゃ!料理長の所にダッシュ!
そりゃもう説明しましたよ。そして頷く料理長。あ!お魚好きの人の為に魚のソテー(バター使って焼いたのソテーって言うよね?)もお願いする。それは料理人がやってくれるらしい。
今のうちにジムをとっ捕まえて、バタークッキーを焼いて貰おう!最初はお試しなので何回か焼いて貰わないといけないのだ!
キョロキョロと見回しても見当たらないのでマップで確認する。厨房にいた!早速バターをドサッと貰い(料理人達がガンガン使ってるので、ボウルにザカザカ入れて収納します!)厨房へと走って行きます。
ヤバイ!モコモコ武装で熱くなってきた!脱ぐわけにもいかないからちょっとだけ風通しを良くする。
厨房に突入して叫ぶ。
「ジム!悪いけど、作って欲しい物があるの!」
……料理人三人とアンコ炊いてた……
「甘味の準備は分かったけど、ジム……焼き菓子を作って欲しいの。コレを使って。」
ゴトッと台の上にバターがてんこ盛りに入ったボウルを置いた。
「お嬢、こいつを焼き菓子に混ぜ込むんで?」
「ええ、お願い出来るかしら?何回かは少しずつ入れて焼いてみてアタリをつけて欲しいの。砂糖は足りてる?」
ジムは興味津々な顔でバターを見ながら考え込んでいる。
「砂糖は足りてます。お嬢、こいつを入れると何が違うんで?」
「サクサクするわ。風味とコクが増して美味しくなるのよ!」
「なる程、今までの少し固い焼き菓子とは違うって事ですか。」
「そうよ。パンにも使えるし、焼き方や材料の配分で色んな焼き菓子が出来るわ。今日は忙しいから焼き菓子と冷たい甘味を考えてるの。今、アンコを炊いてるならそれを使った甘味を作りましょう!とにかくジム、お願いね!」
「承知しやしたぜ!」
「じゃあ、任せた!ジムが美味しいって感じる物を宜しくね!」
ジムがグッと親指を立ててサムズアップする。
「お嬢も頑張ってくだせぇ!」
「任せとけ!」
私もサムズアップして厨房から飛び出す。
コンロに到達する前にミナに会う。どうかしたのかな?
「ご主人様♡私ぃ、疲れちゃった♡」
「沢山出した?」
ミナがクネクネしてる。なぜか色気タップリだ。
「えっとぉ~……いつもの寸胴六杯分、バターとかチーズにぃ……」
出し過ぎだよ!どんだけ使ってるんだ!
「どうしたら魔力あげれるかな?」
これは本当にどうすれば良いのか分からないんで聞くしかない。
「ご主人様♡ギュウッとして♡」
そんなんで渡せるのか?まぁ、良いや。ミナの腕を掴んでグイと抱き寄せ、ギュッと強く抱き締める。
「あぁぁあん♡ご主人様の魔力が入ってくるぅ♡」
何てエロい声で言うんや……やましい事してるみたいですやん。でも、ミナがどんどん元気になるのが分かります。
何故かって。
パサパサで艶が無くなった髪がツヤツヤのフンワリヘアになったからです。
まさかの髪がバロメーター。
魔力注入が済んだら元気にサテュロス達の所に戻って行きました。
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