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サテュロスゲットの旅 49
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マップに表示される大型のマーカーが点滅してる……そろそろ終了なのかな?
「お!大分弱ってるな!」
さすがハンターだった人は見ただけで分かるのか……私には分からぬ!PSPで止まってる私には分からないな!あ!灰色になった。
「ん?終了か?」
「マーカー表示が灰色だから、多分そう。」
バッ!とこっち見られました。いきなりだと驚くじゃん!
「そういやマップあるって……」
「うん。」
「あ~!俺も欲しい~!」
そうか。あると便利だし渡すか!確認して……と。うん、ある!ってレベル上限ありだけど無いより良い。
「良いよ。」
その内動き出すと思うので手早くちゃちゃっとコピペして渡す。
「スマホとかのマップの扱いに近いと思う。何かね、ドラッグ?だっけ押したまま動かすと移動するから。」
「ありがとう。ふぅん……なる程……うん。便利だな。」
何かブツブツ言ってますが放置します。隊列の前方が動き出したからです。結構早くに片付いたな……長い事戦ってたのかな?
ゆるゆると私達も動き出し、やがて速歩はと変わる。そして響いて来る優しい笛の音。
「癒やされるわ~。」
(ご主人様!私もこの笛の音には大変癒やされました。素晴らしい笛です!)
珍しくチョロギーが乗ってきました。そうか、チョロギーは結構一緒にいたものね。
「ええ、戦った隊員達も癒やせると良いわね。」
(はい!きっと癒やされると思います!)
やがて五番隊六番隊の姿まも見えてくる。思ったより怪我人が多いが特に伝令も来ない以上止まって手助けする事は出来ない。私達には私達の目的がある以上私情で動く事は出来ない。私が隊列を乱す事は出来ない。だからせめて癒しの笛が助けになれば良い。隊員達の向こうでは多くの隊員が解体作業に勤しんでいる。
そして私達は突き進み、彼等と離れ姿が見えなくなって暫くしてから休憩となった。そこからはいつも通りだった。トールお兄様の話では私達が向かう方向から来たらしく、余程の事が無ければ大丈夫だろうとの事だった。使用するルートを決めたのはトールお兄様とお父様だけど、他の領主隊や領地隊のルートを熟知しているとしか……お父様ならありえる!
平穏無事なまま街道沿いに野営し、九日に突入し街に立ち寄り休憩する。この街は帝国との国境の街に行く街道とルキノ子爵領等火山寄りの街へと続く街道に分かれる。私達は火山寄りの街に向かう。
目的地まで僅かだと思うと胸がはやる。
「お!大分弱ってるな!」
さすがハンターだった人は見ただけで分かるのか……私には分からぬ!PSPで止まってる私には分からないな!あ!灰色になった。
「ん?終了か?」
「マーカー表示が灰色だから、多分そう。」
バッ!とこっち見られました。いきなりだと驚くじゃん!
「そういやマップあるって……」
「うん。」
「あ~!俺も欲しい~!」
そうか。あると便利だし渡すか!確認して……と。うん、ある!ってレベル上限ありだけど無いより良い。
「良いよ。」
その内動き出すと思うので手早くちゃちゃっとコピペして渡す。
「スマホとかのマップの扱いに近いと思う。何かね、ドラッグ?だっけ押したまま動かすと移動するから。」
「ありがとう。ふぅん……なる程……うん。便利だな。」
何かブツブツ言ってますが放置します。隊列の前方が動き出したからです。結構早くに片付いたな……長い事戦ってたのかな?
ゆるゆると私達も動き出し、やがて速歩はと変わる。そして響いて来る優しい笛の音。
「癒やされるわ~。」
(ご主人様!私もこの笛の音には大変癒やされました。素晴らしい笛です!)
珍しくチョロギーが乗ってきました。そうか、チョロギーは結構一緒にいたものね。
「ええ、戦った隊員達も癒やせると良いわね。」
(はい!きっと癒やされると思います!)
やがて五番隊六番隊の姿まも見えてくる。思ったより怪我人が多いが特に伝令も来ない以上止まって手助けする事は出来ない。私達には私達の目的がある以上私情で動く事は出来ない。私が隊列を乱す事は出来ない。だからせめて癒しの笛が助けになれば良い。隊員達の向こうでは多くの隊員が解体作業に勤しんでいる。
そして私達は突き進み、彼等と離れ姿が見えなくなって暫くしてから休憩となった。そこからはいつも通りだった。トールお兄様の話では私達が向かう方向から来たらしく、余程の事が無ければ大丈夫だろうとの事だった。使用するルートを決めたのはトールお兄様とお父様だけど、他の領主隊や領地隊のルートを熟知しているとしか……お父様ならありえる!
平穏無事なまま街道沿いに野営し、九日に突入し街に立ち寄り休憩する。この街は帝国との国境の街に行く街道とルキノ子爵領等火山寄りの街へと続く街道に分かれる。私達は火山寄りの街に向かう。
目的地まで僅かだと思うと胸がはやる。
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