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サテュロスゲットの旅 7
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「もう、おひるごはんピカ?」
ピカ太郎がやって来た!ルチルと前足繋いでやって来た!
「おなかすいたピカ……でもおにくじゃないピカ……」
ルチル……どんだけ肉好きなのか……ギロリとルークを見やる。私の視線に気が付いたのか慌てだす。
「ルチル、もう、作ってるんだし好き嫌いはダメだぞ。」
何、その鬼嫁に恐れ戦き慌てて子供を諭すパパ的な発言。失礼しちゃう!しかも言った後チラチラ私を見るとか!ほら!ルチルだけじゃなくて、ピカ太郎まで私を見だしたじゃん!
「好き嫌いは良くありません。お昼ご飯はちゃんと食べること!以上!」
「しかたないピカ……」そんなルチルの呟きが聞こえましたが無視です。
「はずかしいコン!スキとかキライとかはずかしいコン!」
ここにきてチビッコ対決が!リコがルチルに絡み出しました。
「ちょっといっただけピカ!そんなふうにいわれたくないピカ!」
必死です!ルチルが必死の訴えです!
「たちばがよわくなったからってムキになるなコン!ピカたろうもだまってゆるしたらダメコン!なんでもたべないとおおきくなれないコン!」
まるでお母さんみたいな事を言い出すリコ(笑)更にピカ太郎も被弾(笑)
「まったくダメコン!タマやトラジはりっぱだコン!みならわないとダメコン!」
そう言ってタマに擦り寄るリコ!不満を露わにするルチルとピカ太郎。いったい島で何があったぁ!
「幼稚園児のやり取りみたいだったな……」
そう言ったルークはノエルを縦抱っこしたままです。どこの幼稚園お迎え風景なのかと聞きたい。
(リコは仕方ないねぇ……)
(親元から離れてるからよ。私、ピカ太郎で手一杯なのよ。)
(じゃあ、リコとなるべく一緒にいるようにするね。)
ユキとヒナがお母さん的な発言してます。なんか……なんかグループ出来てる?お母さんチーム・お兄ちゃんチーム・チビッコチームと……チョロギーはお父さんなのか?そんな感じしなかったけど!
「向こうのサバサンド大分出来てきたな。」
ん?と思って見たらかなりのサバサンド出来てました!ルークもサバだと思ってたのかと、ちょっとだけ嬉しくなりました。
嬉しくて笑ってたら、若い料理人と目が合いました。若い料理人、走ってやって来ました。
「お皿をお願いします!」
「はい。」
両手を出していたので、木の皿をじゃんじゃん乗っけてやりました!
「足りないなら、また後で取りに来て下さい。」
「ありがとうございます!」
そう叫んでサバサンドの台へと戻って行った。と思ったら山盛りのサバサンド乗っけてこちらにに来た!
「どうぞ!焼き立てなんで美味しいと思います!」
元気一杯です。
「ありがとう。じゃあ先に頂くわね。」
笑顔で返す!お皿も受け取る!キレイになってる台の上に置いて……やっとお昼です!
ピカ太郎がやって来た!ルチルと前足繋いでやって来た!
「おなかすいたピカ……でもおにくじゃないピカ……」
ルチル……どんだけ肉好きなのか……ギロリとルークを見やる。私の視線に気が付いたのか慌てだす。
「ルチル、もう、作ってるんだし好き嫌いはダメだぞ。」
何、その鬼嫁に恐れ戦き慌てて子供を諭すパパ的な発言。失礼しちゃう!しかも言った後チラチラ私を見るとか!ほら!ルチルだけじゃなくて、ピカ太郎まで私を見だしたじゃん!
「好き嫌いは良くありません。お昼ご飯はちゃんと食べること!以上!」
「しかたないピカ……」そんなルチルの呟きが聞こえましたが無視です。
「はずかしいコン!スキとかキライとかはずかしいコン!」
ここにきてチビッコ対決が!リコがルチルに絡み出しました。
「ちょっといっただけピカ!そんなふうにいわれたくないピカ!」
必死です!ルチルが必死の訴えです!
「たちばがよわくなったからってムキになるなコン!ピカたろうもだまってゆるしたらダメコン!なんでもたべないとおおきくなれないコン!」
まるでお母さんみたいな事を言い出すリコ(笑)更にピカ太郎も被弾(笑)
「まったくダメコン!タマやトラジはりっぱだコン!みならわないとダメコン!」
そう言ってタマに擦り寄るリコ!不満を露わにするルチルとピカ太郎。いったい島で何があったぁ!
「幼稚園児のやり取りみたいだったな……」
そう言ったルークはノエルを縦抱っこしたままです。どこの幼稚園お迎え風景なのかと聞きたい。
(リコは仕方ないねぇ……)
(親元から離れてるからよ。私、ピカ太郎で手一杯なのよ。)
(じゃあ、リコとなるべく一緒にいるようにするね。)
ユキとヒナがお母さん的な発言してます。なんか……なんかグループ出来てる?お母さんチーム・お兄ちゃんチーム・チビッコチームと……チョロギーはお父さんなのか?そんな感じしなかったけど!
「向こうのサバサンド大分出来てきたな。」
ん?と思って見たらかなりのサバサンド出来てました!ルークもサバだと思ってたのかと、ちょっとだけ嬉しくなりました。
嬉しくて笑ってたら、若い料理人と目が合いました。若い料理人、走ってやって来ました。
「お皿をお願いします!」
「はい。」
両手を出していたので、木の皿をじゃんじゃん乗っけてやりました!
「足りないなら、また後で取りに来て下さい。」
「ありがとうございます!」
そう叫んでサバサンドの台へと戻って行った。と思ったら山盛りのサバサンド乗っけてこちらにに来た!
「どうぞ!焼き立てなんで美味しいと思います!」
元気一杯です。
「ありがとう。じゃあ先に頂くわね。」
笑顔で返す!お皿も受け取る!キレイになってる台の上に置いて……やっとお昼です!
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