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長い廊下を延々と歩いて到着しました!アニスがノックをしてレイが通してくれました。
「エリーゼ!」
うお!高速移動して来やがりましたよ!
ギュッ!
ハグです!何も言わずにハグして来ました!
「こんなに可愛い恰好でどうした?ん?」
ハグから解放されてゲロ甘な顔と声で何言ってるんだ?と心の中でツッコミを入れる。
「キャスバル様。いつまでもそこに居られては冷えますよ。」
「そうだな。」
ナイスツッコミ!流石レイは分かってる!そしてお兄様よ!流れる様な動作で私の腰を片手でホールドして片手は手を握るって凄まじいタラシなリードだね!そりゃ、こんな姿見たらキャー!言われるわ!ってソファに誘導かと思ったら、そのまま隣に座らされました!ポジショニングがおかしい気がします!
「キャス兄様……近すぎませんか?」
「何を言ってるんだい?エリーゼは立派な淑女になったから隣に座らせたんだよ。本当はいつまでも可愛いお姫様で居て欲しかったんだけどね。」
は?何言っちゃってるの?このシスコンお兄様は。
「可愛いお姫様だったら、ずっと私のお膝の上に座らせておけたのに。」
ギャーーーー!シスコンお兄様ヤバいーーっ!敗戦です!紛う事なき敗戦の予感です!
「キャス兄様……」
「エリーゼ。食堂の時みたいに言ってくれるかな?」
コエーよ!笑顔で圧力掛けて来たよ!畜生!ガッチリ腰ホールドされたまんまで逃げ場無し!レイもツッコミしてくれない!アニスは遠い目だ!
「……キャス兄様♡」
ガバーッ!と抱きしめられました……タスケテー!
「エリーゼェェェ!トールと二人っきりで旅なんて!」
「違います!ルークも一緒ですし!領主隊やら何やら一緒です!」
チラッと私の顔を見るお兄様のお顔の近さにドキッとする。
「そうだったね。ルークもいたね。」
「私の婚約者です。さすがに婚約者と二人っきりでは宜しくないでしょう?だから身軽なトールお兄様に同行をお願いしたんです。」
「身軽……」
よし!今だ!私の可愛さを総動員だ!
「だってキャス兄様は次の領主になるでしょう。そんなキャス兄様を私の我が儘で引っ張り出すなんて……きっと領民も良い顔しないわ。私……私、帰って来た時キャス兄様にお帰りって言われたいの……ダメ?」
「仕方ないね、私の可愛いお姫様のお願いならね。」
よっしゃあ!も少しじゃあ!
「ありがとう、キャス兄様♡」
ここで一発、私から抱き着いて!うお!抱き着いたは良いけど、お兄様がお返しとばかりに抱きしめてくる!どんだけシスコンなのか!チラッと上目遣いでお兄様を見る。
「こんな風に甘えれるのはキャス兄様だけなの♡」
「そうか。エリーゼは本当に可愛いね。」
甘い!甘ーーーーいっ!もう、何もかもが甘いです!
「お茶を用意致しました、冷める前にどうぞ。」
やっとレイのフォロー入りました!
「エリーゼ!」
うお!高速移動して来やがりましたよ!
ギュッ!
ハグです!何も言わずにハグして来ました!
「こんなに可愛い恰好でどうした?ん?」
ハグから解放されてゲロ甘な顔と声で何言ってるんだ?と心の中でツッコミを入れる。
「キャスバル様。いつまでもそこに居られては冷えますよ。」
「そうだな。」
ナイスツッコミ!流石レイは分かってる!そしてお兄様よ!流れる様な動作で私の腰を片手でホールドして片手は手を握るって凄まじいタラシなリードだね!そりゃ、こんな姿見たらキャー!言われるわ!ってソファに誘導かと思ったら、そのまま隣に座らされました!ポジショニングがおかしい気がします!
「キャス兄様……近すぎませんか?」
「何を言ってるんだい?エリーゼは立派な淑女になったから隣に座らせたんだよ。本当はいつまでも可愛いお姫様で居て欲しかったんだけどね。」
は?何言っちゃってるの?このシスコンお兄様は。
「可愛いお姫様だったら、ずっと私のお膝の上に座らせておけたのに。」
ギャーーーー!シスコンお兄様ヤバいーーっ!敗戦です!紛う事なき敗戦の予感です!
「キャス兄様……」
「エリーゼ。食堂の時みたいに言ってくれるかな?」
コエーよ!笑顔で圧力掛けて来たよ!畜生!ガッチリ腰ホールドされたまんまで逃げ場無し!レイもツッコミしてくれない!アニスは遠い目だ!
「……キャス兄様♡」
ガバーッ!と抱きしめられました……タスケテー!
「エリーゼェェェ!トールと二人っきりで旅なんて!」
「違います!ルークも一緒ですし!領主隊やら何やら一緒です!」
チラッと私の顔を見るお兄様のお顔の近さにドキッとする。
「そうだったね。ルークもいたね。」
「私の婚約者です。さすがに婚約者と二人っきりでは宜しくないでしょう?だから身軽なトールお兄様に同行をお願いしたんです。」
「身軽……」
よし!今だ!私の可愛さを総動員だ!
「だってキャス兄様は次の領主になるでしょう。そんなキャス兄様を私の我が儘で引っ張り出すなんて……きっと領民も良い顔しないわ。私……私、帰って来た時キャス兄様にお帰りって言われたいの……ダメ?」
「仕方ないね、私の可愛いお姫様のお願いならね。」
よっしゃあ!も少しじゃあ!
「ありがとう、キャス兄様♡」
ここで一発、私から抱き着いて!うお!抱き着いたは良いけど、お兄様がお返しとばかりに抱きしめてくる!どんだけシスコンなのか!チラッと上目遣いでお兄様を見る。
「こんな風に甘えれるのはキャス兄様だけなの♡」
「そうか。エリーゼは本当に可愛いね。」
甘い!甘ーーーーいっ!もう、何もかもが甘いです!
「お茶を用意致しました、冷める前にどうぞ。」
やっとレイのフォロー入りました!
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