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そして日々は流れて……って一週間ですけどね! 7
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アニスと仲良くお喋りしながら食堂の扉を開けたらお父様とキャスバルお兄様が難しいで顔して座ってました。
「チッ……」
しまった!思わず舌打ちしちゃった。
それにしても、お父様はなんで眉間に皺を寄せた上で背後に哀愁漂わせてるのかな?そんなにお手伝いのルーク取られるのが嫌なのかしら?
「エリーゼ……今、舌打ちが聞こえたが気のせいだろうか?」
お父様が渋い顔と声で聞いて来ましたよ。
「まぁ、お父様。気のせいですわよ。それよりも今日はお早いのですね。」
「ん、ああ……」
「エリーゼ様、私はあちらに居りますので。」
「そうね。分かったわ。」
シーーーーン…………
側近も侍女も居ない食堂で沈黙だけが流れてる。自分の席に座り、お父様とキャスバルお兄様を交互に見る。どっちも何考えてるのか分からないや(笑)うん、分からないなら考えない!当たって砕けろだ!
バァン!と扉が開いた!トールお兄様が来ました。
「どうした?父上も兄貴も辛気くさいぞ!なぁ、エリーゼ。エリーゼもこんなに辛気くさいと困るよな!」
明るく言い放ちやがりましたよ。トールお兄様も仕事漬けだった筈なのに、なんでこんなに晴れやかなの?
「トールお兄様、お座りになって。」
「ん?ああ、そうだな!所でエリーゼ、何かドワーフに頼んでいた武器が出来上がったんだって。とても美しい刀身だと噂になってるぞ。」
兵舎!そこから情報流れてんのか!ああ~……どんな噂なんだか……
「そうか……武装だけでなく、武器まで出来てるのが……」
更にどんよりしましたよ。お父様が。
「武装に武器。エリーゼは旅に出ると言う事なくか。」
「にゃにゃ?きょうはたくさんいるにゃ!」
ノエル→ルーク→ルチルの順で入って来ました。
「ノエル!さぁ、お膝にお出で!」
「いやにゃ♡」
……?今……今、ノエルの語尾おかしくなかった?ハートマーク付けてなかったか?てか、お父様デレデレじゃないですか!
「さぁさぁ、そんな事を言わずに。」
「しかたないにゃ♡ご主人、いってくるにゃ!」
「ああ、行ってこい。」
……お父様がデレデレと膝の上をポンポン叩いてノエルを誘ってる……おかしい!お父様とノエルのやり取りがおかしい!そう、あえて言うならツンデレ系小悪魔キャバ嬢と金に糸目を付けないぶっ込み系太客のようだ!何があった!とギンッ!とルークを見る。
ルークはルチルを子供用テーブルセットの椅子にヒョイと置いて、手近な椅子(私の隣ですけど。)に座った。
「うん。気が付いたら、何かのスキルが身に付いたようだ。怖くて鑑定出来ない。」
それは……私もちょっと見れない。コクリと頷いてチラリとノエルを見たら、何だか甘えてるけど……あざと可愛いとしか言えない……天然系小悪魔恐るべし!
「チッ……」
しまった!思わず舌打ちしちゃった。
それにしても、お父様はなんで眉間に皺を寄せた上で背後に哀愁漂わせてるのかな?そんなにお手伝いのルーク取られるのが嫌なのかしら?
「エリーゼ……今、舌打ちが聞こえたが気のせいだろうか?」
お父様が渋い顔と声で聞いて来ましたよ。
「まぁ、お父様。気のせいですわよ。それよりも今日はお早いのですね。」
「ん、ああ……」
「エリーゼ様、私はあちらに居りますので。」
「そうね。分かったわ。」
シーーーーン…………
側近も侍女も居ない食堂で沈黙だけが流れてる。自分の席に座り、お父様とキャスバルお兄様を交互に見る。どっちも何考えてるのか分からないや(笑)うん、分からないなら考えない!当たって砕けろだ!
バァン!と扉が開いた!トールお兄様が来ました。
「どうした?父上も兄貴も辛気くさいぞ!なぁ、エリーゼ。エリーゼもこんなに辛気くさいと困るよな!」
明るく言い放ちやがりましたよ。トールお兄様も仕事漬けだった筈なのに、なんでこんなに晴れやかなの?
「トールお兄様、お座りになって。」
「ん?ああ、そうだな!所でエリーゼ、何かドワーフに頼んでいた武器が出来上がったんだって。とても美しい刀身だと噂になってるぞ。」
兵舎!そこから情報流れてんのか!ああ~……どんな噂なんだか……
「そうか……武装だけでなく、武器まで出来てるのが……」
更にどんよりしましたよ。お父様が。
「武装に武器。エリーゼは旅に出ると言う事なくか。」
「にゃにゃ?きょうはたくさんいるにゃ!」
ノエル→ルーク→ルチルの順で入って来ました。
「ノエル!さぁ、お膝にお出で!」
「いやにゃ♡」
……?今……今、ノエルの語尾おかしくなかった?ハートマーク付けてなかったか?てか、お父様デレデレじゃないですか!
「さぁさぁ、そんな事を言わずに。」
「しかたないにゃ♡ご主人、いってくるにゃ!」
「ああ、行ってこい。」
……お父様がデレデレと膝の上をポンポン叩いてノエルを誘ってる……おかしい!お父様とノエルのやり取りがおかしい!そう、あえて言うならツンデレ系小悪魔キャバ嬢と金に糸目を付けないぶっ込み系太客のようだ!何があった!とギンッ!とルークを見る。
ルークはルチルを子供用テーブルセットの椅子にヒョイと置いて、手近な椅子(私の隣ですけど。)に座った。
「うん。気が付いたら、何かのスキルが身に付いたようだ。怖くて鑑定出来ない。」
それは……私もちょっと見れない。コクリと頷いてチラリとノエルを見たら、何だか甘えてるけど……あざと可愛いとしか言えない……天然系小悪魔恐るべし!
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