上 下
19 / 139

18

しおりを挟む
[エリリンside]


   流石、ユリリンが 選んでくれた転生天使達は優秀なのだ 
   私は 余裕ができたので 久しぶりに 自室で ジパングの『ラノベ』を読んでいた

   この物語の聖女候補の『 ロ◌ズマリ◌』こと
『 ロ◌ズ』ちゃんは とてもよい子なのだ
私が この物語の女神なら 直ぐに聖女にして『加護』を
あたえるのになぁ

   他にも おっさんが 異世界で超越者になりマイペースに生きていく物語など 『オメガ ポリス』の ラノベばかり買ってしまった

   私が ラノベを読んでいると 妹の ユリリンが遊びに
きたのだ


[ユリリンside]

   遊びに来てみると エリリンが ラノベを読んでいたのじゃ
まったく 直ぐに引きこもってしまうのは我が姉ながら
困った者なのじゃ

「 エリリン  ! ジパングの 遊園地に 遊びにいくのじゃ
恭介を 観察していたら 面白そうだったのじゃ  」

「 ユウエンチ  ? どんな所なの  ?  」

「 とても 楽しそうな所なのじゃ
後は 行ってからの楽しみなのじゃ  」

「 うん  !  行く  」

「 なら 天使を一人連れていくのじゃ
妾は ハルルンを連れていくのじゃ  ! 」

「  ?  なんで 天使を連れていくの  ? 」

「妾たちは 幼女に見られるから 保護者かわりに連れていくのじゃ  」

「 なら、私は ラミィを 連れていくのだ  !
ラミィ  !  来てぇ  ! 」

   中級天使 ラミィが 直ぐにきた

「 私達は ジパングに遊びに行くから 保護者代わりに
着いて来て  ! 」
   エリリンが 言うと

「ハッ  !  喜んで着いていきます  」


   善は急げ なのじゃ    妾たち 四人は集まり

『 転移  !  筑波 ニャンタロウ ランド  ! 』

   妾たちは 転移した
 






[ ミハエルside]

    ……………遅かった
既に ユリリン様たちは 転移した後だった

「 遅かったようね…………」
   姉である ルーファスが やってきた

   まったく 中級堕天使達が 書類仕事をしてくれるとは
いえ 他にも仕事が あるのに目を離すと 直ぐにサボるんだから  !

   ルーファスも 同じらしく 二人で タメ息をした
あの駄目双子神は どうしてくれようか



   
[ユリリンside]

   妾たちは ジパングの遊園地『筑波 ニャンタロウ ランド』に 無事、転移した

   確か 恭介達は 最初にホテルを予約していたのじゃ
妾たちは 恭介が泊まったホテルにむかったのじゃ

   手続きは ハルルン や アミィ に任せてホテルを見学したのじゃ
   待っている間に ホテルのお姉さんが 妾たちにオレンジジュース🍹を くれたのじゃ
   うむ  うむ  こういうサービスは 好感が 持てるのじゃ
エリリンと 一緒に お姉さんの幸運値を 上げてやるのじゃ

   まずは 部屋に案内される
スーイートルーム ? というのか 良い部屋を手配して
くれたのじゃ
   やはり デキル二人を スカウトしたのは正解だったのじゃ
   スカウトした娘達を こき使っていた ブラック会社の
経営者の幸運値を減らしてやったのじゃ
   ジパングは 妾たちの管轄ではないので この位しか
出来ないのが 悔しいのじゃ
 
   今度は 皆 天使、堕天使達で 慰労会をやるのも良いかもしれないのじゃ
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ

Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」 結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。 「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」 とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。 リリーナは結界魔術師2級を所持している。 ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。 ……本当なら……ね。 ※完結まで執筆済み

虐げられた令嬢、ペネロペの場合

キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。 幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。 父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。 まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。 可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。 1話完結のショートショートです。 虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい…… という願望から生まれたお話です。 ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。 R15は念のため。

大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います

騙道みりあ
ファンタジー
 魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。  その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。  仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。  なので、全員殺すことにした。  1話完結ですが、続編も考えています。

(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!

ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。 なのに突然のパーティークビ宣言!! 確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。 補助魔法師だ。 俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。 足手まといだから今日でパーティーはクビ?? そんな理由認められない!!! 俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな?? 分かってるのか? 俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!! ファンタジー初心者です。 温かい目で見てください(*'▽'*) 一万文字以下の短編の予定です!

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

幼馴染み達が寝取られたが,別にどうでもいい。

みっちゃん
ファンタジー
私達は勇者様と結婚するわ! そう言われたのが1年後に再会した幼馴染みと義姉と義妹だった。 「.....そうか,じゃあ婚約破棄は俺から両親達にいってくるよ。」 そう言って俺は彼女達と別れた。 しかし彼女達は知らない自分達が魅了にかかっていることを、主人公がそれに気づいていることも,そして,最初っから主人公は自分達をあまり好いていないことも。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

処理中です...