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プロローグ
しおりを挟む気がついたら白い部屋だった。
周りを見てみたら僕のクラスメート達がいた。
皆、周りをキョロキョロしている。
心細いのか、それぞれがグループを作っていた。
僕こと 鹿嶋 光介は一人ぼっちだった。
そこに急に光に包まれた女の人が現れた。
「 ようこそ ! 異世界の子供達よ。 私は、女神 メッサリーナ
今、私が管理している世界では ヒト族が苦しんでいます。
あなた達は、英雄と成ってヒト族を救って欲しいのです。
薄汚い魔族を皆殺しにしてください !
私からは、皆さんに戦う為の『スキル』を与えます。
決意を決めた方から こちらに来てください 」
クラスメート達は、やれ『勇者』だ『聖女』だと騒いでいるけど………
あいつらが、どうなろうと知ったことではない。
奴らには、散々嫌がらせや暴力をふるわれた。
少なくとも奴らと協力するつもりは無い。
………第一、あの女神が気に入らない !
僕達を見る目が気持ち悪い。
僕の印象は、胡散臭いの一言である。
嫌な予感がビンビンする、どうやって やりすごそうかと辺りを注意深く観察すると物陰からこちらを見ている幼女がいた。
気になったので幼女の元に行こうとした時、彼女『 茨城 恭華』が追いてきた。
「鹿嶋くんも気がついたんだ !
あの女神、物凄くアヤシイよね。 私も鹿嶋くんに追いていくね 」
と、強引に追いてきた。
「なっ なんじゃぁ ! お主らは、アチラに行かなくて良いのか ?
妾は邪神じゃ ! お主らの敵じゃ ! 早く向こうに行かないと『良いスキル』が無くなるかも知れんぞ ! 」
それが僕達と幼女邪神 ユリリン との出逢いだった。
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
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