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プロローグ
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「藤宮さんのとこの愛音ちゃん、3月に結婚するってね。東大で知り合った彼とですって」
愛音ちゃんとは幼稚園時代からの幼馴染で、高校卒業までいつも一緒にいるのが当たり前な親友だった。
「うちの礼香は頭は弱いわ、内気で人付き合いが下手だわ、母さん、情けないわ」
デキる親友とわたしを比べ、嫌味ばかり言ってくる母。
小さい頃は愛音ちゃんのお母さんと意気投合して遊んでいたのに、わたしが成長するにつれて、愛音ちゃんとの能力に差が出てきて、愛音ちゃんと愛音ちゃんのお母さんに嫉妬し妬むようになった。
母から愛音ちゃんと比べられるのが辛かった。
でも、愛音ちゃんの隣にいたら友達が自然とできクラスの中心に入れて、勉強も教えて貰える。
だから、愛音ちゃんの隣にいて1番の親友でい続けた。
愛音ちゃんと同じ大学には入れず、情報工学系の短大へ行き、卒業後にプログラマーとしてブラック企業に就職したわたし。
東大の情報システム工学部でAIシステム開発を学び大企業の日望製作所に就職しレジスタッフロボットのシステム開発をした愛音ちゃんに嫉妬した。
そして、愛音ちゃんと友達としての付き合いが薄れ、わたしは魔が差してしまった。
愛音ちゃんの婚約者が勤めてる会社でプログラマーを募集していて、わたしは転職し彼に近づいた。
IT系ベンチャー企業:
ムーンシステムテクノロジー
●鈴原礼香(すずはら れいか)28歳
プログラマー
●斎藤和馬(さいとう かずま)28歳
システムエンジニア
愛音ちゃんとは幼稚園時代からの幼馴染で、高校卒業までいつも一緒にいるのが当たり前な親友だった。
「うちの礼香は頭は弱いわ、内気で人付き合いが下手だわ、母さん、情けないわ」
デキる親友とわたしを比べ、嫌味ばかり言ってくる母。
小さい頃は愛音ちゃんのお母さんと意気投合して遊んでいたのに、わたしが成長するにつれて、愛音ちゃんとの能力に差が出てきて、愛音ちゃんと愛音ちゃんのお母さんに嫉妬し妬むようになった。
母から愛音ちゃんと比べられるのが辛かった。
でも、愛音ちゃんの隣にいたら友達が自然とできクラスの中心に入れて、勉強も教えて貰える。
だから、愛音ちゃんの隣にいて1番の親友でい続けた。
愛音ちゃんと同じ大学には入れず、情報工学系の短大へ行き、卒業後にプログラマーとしてブラック企業に就職したわたし。
東大の情報システム工学部でAIシステム開発を学び大企業の日望製作所に就職しレジスタッフロボットのシステム開発をした愛音ちゃんに嫉妬した。
そして、愛音ちゃんと友達としての付き合いが薄れ、わたしは魔が差してしまった。
愛音ちゃんの婚約者が勤めてる会社でプログラマーを募集していて、わたしは転職し彼に近づいた。
IT系ベンチャー企業:
ムーンシステムテクノロジー
●鈴原礼香(すずはら れいか)28歳
プログラマー
●斎藤和馬(さいとう かずま)28歳
システムエンジニア
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