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男は面倒臭い side 結衣
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わたしがフリーになったという噂が流れ、最近、やたらと社内の男性社員から告白されるから面倒臭い。
さすがに、社内の男性社員を冷たくあしらうわけにはいかないから、
『社内恋愛はしたくない』
『仕事に集中したい』
と、毎日3~5人、丁寧に1人ずつ説明していくのが面倒臭い。
仕事の跨げになっていて、呼び出されるたびに聞こえないように小さく舌打ちをするわたし。
今日は金曜日の夜。
1つのプロジェクトが終わり、新しいプロジェクトがスタートしたけれど納期がら先だからゆっくり手がけてる。
今日は香那ちゃんと綾ちゃんを誘って女子会でもしよっと思ってたら、香那ちゃんからLINEがきた。
"結衣ちゃん、今日の夜空いてる?
受付の先輩が結衣ちゃんとコンパに参加するよう頼まれたの。
男性陣が結衣ちゃんを指名したらしくて?W
香那ちゃん、困ってるだろうな。
社外のクライアントからも最近告白をされ始め、面倒臭くてたまらない。
香那ちゃんにお気に入りのゆるキャラくまさんのOKスタンプを送った。
1度コンパの雰囲気をぶち壊せば、わたしに告白しようとする輩は居なくなるだろう。
女を武器に仕事はしてない。
だから、わたしと付き合うなんて考えが起きないぐらい、やらかしてやる。
終業後に香那ちゃんのいる21階の受付へ向かうと、気合いが入った先輩達に引いてしまう。
おっぱいと脚を出し過ぎ
メイクも濃い
わたしも香那ちゃんも、ジーンズにオシャレシャツを合わせてるだけの普段着。
気合いが入った先輩達と少し距離を置いて、後ろをついていく。
駅前のカジュアルな居酒屋に入る。
大宴会場用の個室を予約してるらしく、店の奥に案内された。
男性陣が6人もう着ていて、そのメンツにため息しかでない。
全員がオリオンに就職した大学のゼミ仲間とサークルメンバー。
奥にゼミ仲間で志貴と仲が良い、拓海が居た。
拓海に話しかけると、わたしの横にいる香那ちゃんを見て不機嫌になる。
隣に住んでる幼馴染馴染みで、拓海は娘を持つ父親かといった感じで、香那ちゃんのコンパ参加に苦言した。
世間は狭いんだなと思う。
拓海は香那ちゃんを大切にしている感じがした。
志貴が香那ちゃんの処女を遊びで奪った事を拓海が知ったらどうなるんだろう…。
この事実については隠し通さなければいけないとわたしは思った。
「拓海、男性陣の残り4人は、まさか、志貴が来るとかないよね?来るなら、わたしと香那ちゃんは帰るから。男性陣が全員、ゼミとサークルメンバーって、何がしたいわけ?」
遊ばれて傷ついてる香那ちゃんに、志貴を鉢合わせるのは避けたい。
「俺も頭数が足りないからって、無理矢理徴集された身。まっ、男性陣一同、結衣に対して言いたい事はたくさんある」
たぶん、男の友情という絆で、わたしを言いくるめて、わたしの痛いところをついて志貴と復縁させようと企ててるのかもしれたい…。
志貴は社交性が高く、先輩や友人から可愛がられてた。
学部1、嫌、首席で大学合格して首席で卒業した頭脳の持ち主。
それもあり、慕われてた…。
「あほらしい、香那ちゃん、帰ろう?嫌な予感しかしない」
逃げるが勝ち。
こいつらが何を言いだすか、予測できる。
香那ちゃんの心をこれ以上傷つけたくない。
香那ちゃんと帰ろうと思ったら、やっぱり、任天社に就職した4人が現れた。
わたしがここにいる事を知らない志貴。
友人一同がこの場を用意したのだろう…。
無理矢理連れてこられ、
「だから、俺はコンパは懲り懲り。帰らせろっ。女も結衣以外はいらない」
と、叫んでいた…。
そして、わたしがいるのに気づき、
「結衣、許してくれ、俺が悪かった」
と、懇願してきた。
窶れた姿を見ても、許せない。
「結衣、おまえも、悪いだろ。付き合ってるのに、志貴と月1ぐらいしか会わないし、連絡も豆にしない。それで、志貴がどんだけ不安で寂しく思ってたと思う。浮気ぐらいしても仕方がないだろ。結衣が志貴と豆に会ってたら、志貴だって、浮気なんてしてなかった」
志貴に初めてを捧げて、遊ばれて傷ついたのが香那ちゃんだと知らない拓海。
浮気を正当化させる発言に、完全にブチ切れたわたし。
「そうだね。わたしにも落ち度はある。
だからって浮気をするような男は信用できないし、他の女性と遊びで寝るとかありえない。気持ちが悪い。
なにより、わたしの大切な友達を傷つけた。
だから、許さない。
香那ちゃん、帰ろう」
香那ちゃんをこの場から連れ出さないと、男性陣の発言でさらに傷つけてしまう。
香那ちゃんの手を引いて、居酒屋から出た。
わたしは、こんなことぐらいでへこたれないけど、幼馴染の拓海のあの発言で、香那ちゃんが傷ついてないか心配だった。
香那ちゃんの住む町にある値段そこそこで美味しい料理を出してくれる個人経営の居酒屋に入った。
わたしは、アルコールに弱い。
最近はデザートチックなカクテルやスムージーのアルコール飲料が流行ってるからか一杯ぐらいは付き合ってもそれ以上は飲まないようにしてる。
香那ちゃんと居酒屋に入り、話す内容に困り、ついつい呑んで今日あった事を忘れようと提案し、潰れてしまった。
2杯目で辞めとくべきだった…。
香那ちゃんが家族と住むマンションの側の居酒屋だったから、香那ちゃんのお家にお邪魔して、夜を明かした。
香那ちゃんに迷惑をかけてしまった事を悔いた。
「結衣ちゃん、おはよう」
香那ちゃんの部屋に布団を敷いて貰い眠ってたわたし。
わたしの部屋と違い、ぬいぐるみや女の子らしい小物が飾らせてる香那ちゃんの部屋。
香那ちゃんらしいなと微笑ましく思う。
「結衣ちゃん、お母さんに外泊したの連絡しなくて大丈夫?心配してない?」
「大丈夫。会社に泊まり込んだりとかしてるから、それに。25歳だよ?心配なんてしないよ」
母は再婚し、10歳の娘の育児に奮闘してる。
だから、最近はわたしに干渉はしてない。
わたしは本来は家を出るべきなんだと思う。
でも、母がわたしを離してはくれない。
わたしを立派に育て上げる事に人生を捧げてた人だから。
母の再婚相手は苦手だ。
嫌らしい目でわたしを見ていて、隙あればわたしに手を出そうとしてきた。
自己防衛で、何度か、家に帰らなかった日もあった。
志貴と付き合い始め、ホテルを転々してた時期もあった。
義理の父に初めてを奪われるよりは、大学の同級生でクイズ番組で活躍してる志貴に捧げた方がいいと思った。
それは、志貴が好きというよりも、志貴を利用していた。
わたしは酷い女だ…。
義理の父も、わたしが志貴と付き合ってるのを知り、志貴が任天社の御曹司だからか、わたしに手を出すのを諦めた。
志貴と付き合ってるという肩書きで自分を守ってた。
わたしが、男に嫌悪感しかない理由。
実父は、浮気ばかりする人でバレるたびに母に暴力を振るい、義理父は隙あればわたしを襲おうとした。
わたしの見た目は、実父がハーフでカッコ良かったからか、遺伝的に受け継ぎ、周りからちやほやされるぐらい整ってる。
見た目に対して、誇らしく思うでなく、面倒臭く思ってた。
そういう経緯から、どうしても、志貴が許せない。
志貴が大学在学中にわたしに常に寄り添い、わたしを大切にしてくれてた事は分かってる。
でも、わたしは、実父と義父を見て、男を信用できなくなってた。
それで、多少なり信頼していた恋人が、わたしの友達を傷つけた。
男に対して、嫌悪感しか抱けない。
香那ちゃんの部屋で目覚め、香那ちゃんのお母さんが作って下った朝食を頂き、香那ちゃんのお家を後にした。
香那ちゃんはご両親から大切に育てられた事を感じた。
その大切な娘を傷つけた志貴が許せなかった。
そして、幼馴染が傷物にされたのに、事実を知らないからと志貴の肩を持った拓海に対しても嫌悪感を抱いた。
さすがに、社内の男性社員を冷たくあしらうわけにはいかないから、
『社内恋愛はしたくない』
『仕事に集中したい』
と、毎日3~5人、丁寧に1人ずつ説明していくのが面倒臭い。
仕事の跨げになっていて、呼び出されるたびに聞こえないように小さく舌打ちをするわたし。
今日は金曜日の夜。
1つのプロジェクトが終わり、新しいプロジェクトがスタートしたけれど納期がら先だからゆっくり手がけてる。
今日は香那ちゃんと綾ちゃんを誘って女子会でもしよっと思ってたら、香那ちゃんからLINEがきた。
"結衣ちゃん、今日の夜空いてる?
受付の先輩が結衣ちゃんとコンパに参加するよう頼まれたの。
男性陣が結衣ちゃんを指名したらしくて?W
香那ちゃん、困ってるだろうな。
社外のクライアントからも最近告白をされ始め、面倒臭くてたまらない。
香那ちゃんにお気に入りのゆるキャラくまさんのOKスタンプを送った。
1度コンパの雰囲気をぶち壊せば、わたしに告白しようとする輩は居なくなるだろう。
女を武器に仕事はしてない。
だから、わたしと付き合うなんて考えが起きないぐらい、やらかしてやる。
終業後に香那ちゃんのいる21階の受付へ向かうと、気合いが入った先輩達に引いてしまう。
おっぱいと脚を出し過ぎ
メイクも濃い
わたしも香那ちゃんも、ジーンズにオシャレシャツを合わせてるだけの普段着。
気合いが入った先輩達と少し距離を置いて、後ろをついていく。
駅前のカジュアルな居酒屋に入る。
大宴会場用の個室を予約してるらしく、店の奥に案内された。
男性陣が6人もう着ていて、そのメンツにため息しかでない。
全員がオリオンに就職した大学のゼミ仲間とサークルメンバー。
奥にゼミ仲間で志貴と仲が良い、拓海が居た。
拓海に話しかけると、わたしの横にいる香那ちゃんを見て不機嫌になる。
隣に住んでる幼馴染馴染みで、拓海は娘を持つ父親かといった感じで、香那ちゃんのコンパ参加に苦言した。
世間は狭いんだなと思う。
拓海は香那ちゃんを大切にしている感じがした。
志貴が香那ちゃんの処女を遊びで奪った事を拓海が知ったらどうなるんだろう…。
この事実については隠し通さなければいけないとわたしは思った。
「拓海、男性陣の残り4人は、まさか、志貴が来るとかないよね?来るなら、わたしと香那ちゃんは帰るから。男性陣が全員、ゼミとサークルメンバーって、何がしたいわけ?」
遊ばれて傷ついてる香那ちゃんに、志貴を鉢合わせるのは避けたい。
「俺も頭数が足りないからって、無理矢理徴集された身。まっ、男性陣一同、結衣に対して言いたい事はたくさんある」
たぶん、男の友情という絆で、わたしを言いくるめて、わたしの痛いところをついて志貴と復縁させようと企ててるのかもしれたい…。
志貴は社交性が高く、先輩や友人から可愛がられてた。
学部1、嫌、首席で大学合格して首席で卒業した頭脳の持ち主。
それもあり、慕われてた…。
「あほらしい、香那ちゃん、帰ろう?嫌な予感しかしない」
逃げるが勝ち。
こいつらが何を言いだすか、予測できる。
香那ちゃんの心をこれ以上傷つけたくない。
香那ちゃんと帰ろうと思ったら、やっぱり、任天社に就職した4人が現れた。
わたしがここにいる事を知らない志貴。
友人一同がこの場を用意したのだろう…。
無理矢理連れてこられ、
「だから、俺はコンパは懲り懲り。帰らせろっ。女も結衣以外はいらない」
と、叫んでいた…。
そして、わたしがいるのに気づき、
「結衣、許してくれ、俺が悪かった」
と、懇願してきた。
窶れた姿を見ても、許せない。
「結衣、おまえも、悪いだろ。付き合ってるのに、志貴と月1ぐらいしか会わないし、連絡も豆にしない。それで、志貴がどんだけ不安で寂しく思ってたと思う。浮気ぐらいしても仕方がないだろ。結衣が志貴と豆に会ってたら、志貴だって、浮気なんてしてなかった」
志貴に初めてを捧げて、遊ばれて傷ついたのが香那ちゃんだと知らない拓海。
浮気を正当化させる発言に、完全にブチ切れたわたし。
「そうだね。わたしにも落ち度はある。
だからって浮気をするような男は信用できないし、他の女性と遊びで寝るとかありえない。気持ちが悪い。
なにより、わたしの大切な友達を傷つけた。
だから、許さない。
香那ちゃん、帰ろう」
香那ちゃんをこの場から連れ出さないと、男性陣の発言でさらに傷つけてしまう。
香那ちゃんの手を引いて、居酒屋から出た。
わたしは、こんなことぐらいでへこたれないけど、幼馴染の拓海のあの発言で、香那ちゃんが傷ついてないか心配だった。
香那ちゃんの住む町にある値段そこそこで美味しい料理を出してくれる個人経営の居酒屋に入った。
わたしは、アルコールに弱い。
最近はデザートチックなカクテルやスムージーのアルコール飲料が流行ってるからか一杯ぐらいは付き合ってもそれ以上は飲まないようにしてる。
香那ちゃんと居酒屋に入り、話す内容に困り、ついつい呑んで今日あった事を忘れようと提案し、潰れてしまった。
2杯目で辞めとくべきだった…。
香那ちゃんが家族と住むマンションの側の居酒屋だったから、香那ちゃんのお家にお邪魔して、夜を明かした。
香那ちゃんに迷惑をかけてしまった事を悔いた。
「結衣ちゃん、おはよう」
香那ちゃんの部屋に布団を敷いて貰い眠ってたわたし。
わたしの部屋と違い、ぬいぐるみや女の子らしい小物が飾らせてる香那ちゃんの部屋。
香那ちゃんらしいなと微笑ましく思う。
「結衣ちゃん、お母さんに外泊したの連絡しなくて大丈夫?心配してない?」
「大丈夫。会社に泊まり込んだりとかしてるから、それに。25歳だよ?心配なんてしないよ」
母は再婚し、10歳の娘の育児に奮闘してる。
だから、最近はわたしに干渉はしてない。
わたしは本来は家を出るべきなんだと思う。
でも、母がわたしを離してはくれない。
わたしを立派に育て上げる事に人生を捧げてた人だから。
母の再婚相手は苦手だ。
嫌らしい目でわたしを見ていて、隙あればわたしに手を出そうとしてきた。
自己防衛で、何度か、家に帰らなかった日もあった。
志貴と付き合い始め、ホテルを転々してた時期もあった。
義理の父に初めてを奪われるよりは、大学の同級生でクイズ番組で活躍してる志貴に捧げた方がいいと思った。
それは、志貴が好きというよりも、志貴を利用していた。
わたしは酷い女だ…。
義理の父も、わたしが志貴と付き合ってるのを知り、志貴が任天社の御曹司だからか、わたしに手を出すのを諦めた。
志貴と付き合ってるという肩書きで自分を守ってた。
わたしが、男に嫌悪感しかない理由。
実父は、浮気ばかりする人でバレるたびに母に暴力を振るい、義理父は隙あればわたしを襲おうとした。
わたしの見た目は、実父がハーフでカッコ良かったからか、遺伝的に受け継ぎ、周りからちやほやされるぐらい整ってる。
見た目に対して、誇らしく思うでなく、面倒臭く思ってた。
そういう経緯から、どうしても、志貴が許せない。
志貴が大学在学中にわたしに常に寄り添い、わたしを大切にしてくれてた事は分かってる。
でも、わたしは、実父と義父を見て、男を信用できなくなってた。
それで、多少なり信頼していた恋人が、わたしの友達を傷つけた。
男に対して、嫌悪感しか抱けない。
香那ちゃんの部屋で目覚め、香那ちゃんのお母さんが作って下った朝食を頂き、香那ちゃんのお家を後にした。
香那ちゃんはご両親から大切に育てられた事を感じた。
その大切な娘を傷つけた志貴が許せなかった。
そして、幼馴染が傷物にされたのに、事実を知らないからと志貴の肩を持った拓海に対しても嫌悪感を抱いた。
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