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尊敬する義兄
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「姫路城の光の祭典の企画、順調?」
「はい、触ったら色が変わるバルーンはできあがってます!!」
デジタルアートなどのイルミネーション系のコンテンツに力を入れたIT企業を経営している義兄の元でシステムエンジニアとして勤めてるわたし。
「お城自体も赤、緑、青にライトアップするから、よろしく」
日本だけでなく世界中でデジタルアートのイベント企画を請け負っていて多忙な日々を過ごしてる。
わたしの義兄に神坂翔琉社長はできた男で、ブルオーニのスーツをかっこよく着こなす見た目もトレンド俳優な人。
翔琉社長が大学時代に起業した【デジタルアートラボ】は学生時代の友人や後輩が勤めていて、和気藹々に楽しく創作の仕事に従事してる。
そこに情深い翔琉社長は父親の再婚相手の娘のわたしを雇ってくれて、温かい人間関係の中で仕事をさせて貰ってる。
翔琉社長は一人っ子で妹が弟が欲しかったらしく、わたしを可愛がってくれる。
頭にポンと手を置き、毎日、なにかとらわたしな話しかけてくれる。
「澪は本当に優秀だな。センスもいいし」
翔琉社長に褒められたくて、デジタルアートのシステムについて独学で勉強をし、最高傑作を仕上げるようにしてる。
「澪、仕事上がりにご飯を食べに行こう」
京都の実家を出て東京にいるわたしを気遣い、翔琉社長は夕方に社内にいる時は夕ご飯を食べに連れて行ってくれた。
「澪ちゃん、神坂社長みたいなお兄さんができていいね」
わたしと翔琉社長は8歳、年が離れていて、わたしを妹しかみてない翔琉社長……。
同僚達から、わたしは父親の再婚相手の娘だから面倒をみてるできの悪い子と思われてた。
「澪はセンスがいい。うちの会社は野郎ばかりだから、澪が来て、女心を考えるようになって良かった」
銀座のプリンセスホテルの最上階にある鉄板焼きレストラン うかい亭で黒毛和牛のステーキを口にしながら、翔琉社長の話に耳を傾ける。
ステーキを頬張り、ワインで胃の中に流し込もうとしたら
「……俺たち、兄弟になるけど血が無違うし2親等だから結婚しても問題無いんだよな。澪、俺と付き合わない?」
と、翔琉社長に言われて戸惑った。
「親父から再婚相手の娘の会社が潰れたから面倒を見てくれと言われ、身内だからと、澪を引き受けた。
まさか、ここまで能力が高くて魅力的な女性とは思わなかった」
ワインとブランデーを飲み、完全に酔ってる翔琉社長に言われて戸惑う。
「親父も澪のお母さんも喜ぶんじゃないか?」
翔琉社長は飲んだくれたい気分だったのか、グランドプリンセスホテルの最上階のスイートルームに部屋をとってた。
「翔琉社長、1人でよく寝て、冷静になって下さい。わたしと貴方はそういう関係ではないです」
翔琉社長が事前にとってたグランドプリンセスホテルの最上階のスイートルームに翔琉社長を押し込み、わたしは逃げるように帰った。
「はい、触ったら色が変わるバルーンはできあがってます!!」
デジタルアートなどのイルミネーション系のコンテンツに力を入れたIT企業を経営している義兄の元でシステムエンジニアとして勤めてるわたし。
「お城自体も赤、緑、青にライトアップするから、よろしく」
日本だけでなく世界中でデジタルアートのイベント企画を請け負っていて多忙な日々を過ごしてる。
わたしの義兄に神坂翔琉社長はできた男で、ブルオーニのスーツをかっこよく着こなす見た目もトレンド俳優な人。
翔琉社長が大学時代に起業した【デジタルアートラボ】は学生時代の友人や後輩が勤めていて、和気藹々に楽しく創作の仕事に従事してる。
そこに情深い翔琉社長は父親の再婚相手の娘のわたしを雇ってくれて、温かい人間関係の中で仕事をさせて貰ってる。
翔琉社長は一人っ子で妹が弟が欲しかったらしく、わたしを可愛がってくれる。
頭にポンと手を置き、毎日、なにかとらわたしな話しかけてくれる。
「澪は本当に優秀だな。センスもいいし」
翔琉社長に褒められたくて、デジタルアートのシステムについて独学で勉強をし、最高傑作を仕上げるようにしてる。
「澪、仕事上がりにご飯を食べに行こう」
京都の実家を出て東京にいるわたしを気遣い、翔琉社長は夕方に社内にいる時は夕ご飯を食べに連れて行ってくれた。
「澪ちゃん、神坂社長みたいなお兄さんができていいね」
わたしと翔琉社長は8歳、年が離れていて、わたしを妹しかみてない翔琉社長……。
同僚達から、わたしは父親の再婚相手の娘だから面倒をみてるできの悪い子と思われてた。
「澪はセンスがいい。うちの会社は野郎ばかりだから、澪が来て、女心を考えるようになって良かった」
銀座のプリンセスホテルの最上階にある鉄板焼きレストラン うかい亭で黒毛和牛のステーキを口にしながら、翔琉社長の話に耳を傾ける。
ステーキを頬張り、ワインで胃の中に流し込もうとしたら
「……俺たち、兄弟になるけど血が無違うし2親等だから結婚しても問題無いんだよな。澪、俺と付き合わない?」
と、翔琉社長に言われて戸惑った。
「親父から再婚相手の娘の会社が潰れたから面倒を見てくれと言われ、身内だからと、澪を引き受けた。
まさか、ここまで能力が高くて魅力的な女性とは思わなかった」
ワインとブランデーを飲み、完全に酔ってる翔琉社長に言われて戸惑う。
「親父も澪のお母さんも喜ぶんじゃないか?」
翔琉社長は飲んだくれたい気分だったのか、グランドプリンセスホテルの最上階のスイートルームに部屋をとってた。
「翔琉社長、1人でよく寝て、冷静になって下さい。わたしと貴方はそういう関係ではないです」
翔琉社長が事前にとってたグランドプリンセスホテルの最上階のスイートルームに翔琉社長を押し込み、わたしは逃げるように帰った。
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✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
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○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
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