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バレてないと思ってたのは私だけ

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 循環器内科は、心臓の病気や大動脈および末梢血管の病気を専門で扱う科で、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全などの心臓に関わる疾患や、大動脈、肺動脈、末梢動脈などの血管に関わる疾患が治療対象。

「原田さん、中性脂肪とコレステロールが改善しませんね。食事制限してますか?」

 生活習慣病が原因となっている命に直結する疾患が多いことから、患者さんに食生活やダイエット指導を行う。

「昨日の夜、打ち上げで会社の連中と焼肉を食べに行ったからな。でも、カルビーを食べずに脂肪が少ないタンやレバーを食べた!!」

「……タンとレバーはコレステロールが高いんですよね」

 高血圧、動脈硬化、糖尿病・高脂血症・メタボリック症候群などは食生活が原因でなる。

「血液をさらさらにする薬を処方しときますね」

 動脈硬化を調べるCAVI(キャビィ)検査を行なった所、動脈のかたさを表す「CAVI」値が15.2と高く、9.0を超えると約半数が脳動脈か心臓の動脈である冠動脈に動脈硬化症を発症するという研究結果がある事から、食生活の改善と適度な運動をするよう伝えるも聞き流されてしまった。

「原田さん、動脈硬化進んでるのに食事制限をする気、全くないよな。痩せ薬はないが血栓を溶かす薬はある。薬で管理するしかないな」

 私の循環器内科での指導医を務めて下さる堂本助教は、原田さんの生活週間改善は諦めたみたいだ。

「真白ちゃんって、凛太郎にいつもくっついてきてた子……だよな?」

「???」

 凛太郎は私の幼馴染のお兄ちゃんで、たぶん赤ちゃんの頃から私のお世話をしてくれてた。
 6歳年の差があるから保護者みたいな所があった。
 小学校に上がってからの夏休みなどの長期休暇、私は凛太郎に預けられてた。
 
「俺、凛太郎と中学校からの付き合いなんだ。真白ちゃんは覚えてないかもしれないけど、俺達、何度か会った事ある」

 凛太郎は私立中高一貫男子校に通っていて、高校卒業するぐらいまで友達がたくさん遊びにきてた。

「凛太郎の大切にしてる妹みたいな幼馴染みだから、循環器内科として立派にやっていけるようビシビシ指導してやる。まっ、アイツが保護者のようにちょこちょこ顔出してきそうな気がするから、俺の出番は無いかもしれないけど……」

 凛太郎は心臓血管外科で難易度の高いオペの合間に、神坂教授に呼び出されて救命救急センターでこき使われてる。
 循環器内科と心臓血管外科は切っても切れない関係だから、1日数回、オペ予定の患者の様子を見るついでに、私に色々教えてくれた。

 救命救急センターでは緊急オペだから、自らの手で開腹手術や開胸手術、もしくは腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術を行なっていたけれど、心臓血管外科では手術支援ロボットで行われてた。
 アメリカで手術支援ロボット仕様が主流なのもあり、凛太郎は完璧に使いこなしていた。

 ****

「生活習慣改善の指導か。日本人の方がまだマシだぞ。アメリカだと食生活があれだから、血液検査で少しでも数値が悪かったら薬だ」

  循環器内科に配属になって1週間を終えた週末。日曜日の午後に真凛を連れてお隣にお邪魔して、外来の患者に対する生活習慣改善の指導についてを凛太郎に相談してみた。

「堂本先生も薬を処方するよう仰ってました。そういうもんなんですかね……」

 研修期間中に経験した症例に関するレポートを週1で教授に提出しないといけない。
 救命救急センターの時は多忙過ぎて、時間がある時に凛太郎と作成してた。

「ーー真白、俺が循環器内科で初期臨床研修を受けてた時に提出したレポートだ。参考に使え」

   凛太郎が部屋からレポートが閉じられたファイルを5冊と薬学の本を持ってきた。

  そのファイルを見ながらレポートを作成し、完成したものを凛太郎に確認して貰い、間違いは訂正して貰い、不足は書き足す。

「凛太郎の奴、甘いな。まっ、完璧なレポートを提出してくれると俺の仕事が減るから助かるけど」

 レポート作成に苦労してると研修会の時に同期のみんなが話してたけど、凛太郎のおかげで、私は指導医からやり直しを言い渡されずに教授に提出できてる。

 大人になってからも、何かと私の事を助けてくれる凛太郎に感謝してる。


****

「「凛太郎、31歳のお誕生日、おめでとう!!」」

   10月15日は凛太郎の誕生日。
 いつも凛太郎に色々と助けて貰ってるから、サプライズで誕生日会をする事にした。

「凛太郎、これ、真凛も手伝ったんだよ!!」

 真凛が凛太郎にハムレタスにツナマヨ、卵にポテトサラダのサンドイッチを勧める。

「真凛、ありがとう。……美味しい!!」

   サンドイッチの他に鮭とほうれん草のキッシュとローストビーフ、鯛とホタテのカルパッチョにカルボナーラを用意した。

「凛太郎、ワイン飲む?」

「ありがとう。せっかくだから貰う!! 」

 凛太郎のおひざに、ディズニーのシンデレラのドレスを着た真凛が座っていて、いつもの事だけど、食べさせて貰ってる。

   今日は土曜日。夕方に真凛が凛太郎を迎えにいき、うちに連れてきた。
 芽衣おばさんと将生おじさんにも声をかけたんだけど、教授会があって夜に出かけないといけないとかで断られた。

「凛太郎、今日はウチに泊まっていって!!」

 食事が終わった後、私が食器の片づけをしていたら、真凛が凛太郎にとんでもない提案をした。
 お隣さんだからわざわざ泊まる必要はない。
 
「ママと凛太郎と川の字で寝たい!!」

「真白がいいって言ってくれたら、そうしようかな」

 さすがに、真凛がいるとはいえ凛太郎と同じベッドで寝るのは無理だ。

 だけど、真凛から「ママ、お願い!!」と何度も言われ、凛太郎もその気でいるようだったから断る事ができず、うちのダブルベッドで、川の字になって寝る事になった。

「凛太郎、ぎゅっとして!!」

 私が夜勤の時、真凛は凛太郎と寝てる。寂しい思いをさせてばかりいるせいか、寝る時に真凛は抱っこをせがんでくる。
 コロンをケージに入れて、後から寝室に入ると、真凛は凛太郎にトントン背中を優しくさすって貰ってた。

「……真凛、寝ちゃったよ」

 ベッドに入って5分かからずに真凛は眠ってしまった。
 凛太郎の誕生日だからといつも以上にはしゃいでたから疲れたのだろう。
 
「3人だと狭いから、私、あっちの部屋のベッドで休むね。おやすみ」

 昔使ってた自分の部屋のシングルベッドに、こっそり布団を敷いてた。
 凛太郎と同じベッドでは寝れない。
「ーー真白、真凛さ、俺の子なんだろ」

   寝室から出ようと後ろを向き立ち去ろうとしたら、上半身を起こした凛太郎に左手首を掴まれてしまった。

「あの一夜で授かるとはな。俺がアメリカに行ったら真白が孤独から命を絶たないか心配で家族を作ってやりたいと思って、あの時、避妊をしなかった。4年は日本に戻ってこれないのに無責任な事をしたと、後で後悔した。真白、大学に通いながら真凛を産み育てるの、大変だったな。真白が真凛が俺の子だという事を隠したがってるようだから、研修医の間は気づかないふりをしようと思ってたけど、無理だ。真白と真凛と家族になりたい。真白、俺と結婚して夫婦になろう」

「……真凛は凛太郎の娘じゃない」

「嘘ついても無駄。真凛の誕生日から逆算したら授かった時期はわかるから。それにーー遺伝子検査に出したら俺の子だと結果が返ってきた」

  真凛が凛太郎の子だとバレてないと思ってた。
 黙り込んでたら手を引っ張られ、抱き寄せられ、ベッドに組み敷かれる。

「真凛がいるから結婚しようと言ってるわけじゃない。少女だった真白が女になっていくのを側で見守ってる中で、真白に惹かれ、恋しくて堪らなかった。アメリカから帰ってくるまでは手を出さないでいるつもりだったが、抑えられなかった。今も、隣で真凛が寝てるのに、真白を抱きたくて、自分を抑える事ができない」

   ベッドの真ん中で、真凛が眠ってる。
 それなのに、凛太郎は私の唇に唇を重ね、舌を絡めてきた。
 パジャマのボタンを外され、ナイトブラの上から両方の胸の膨らみを掴み揉みくちゃにされる。
 
「真白、愛してる。お願い、俺の奥さんになって」

 上半身を起こされ、パジャマとナイトブラを取り払われ、胸の膨らみを掴まれ、頂にある蕾をちゅぱちゅぱと交互に吸われる。

「……ここでするの、やっ。真凛が起きるかもしれない」

「ーーだな。真白の部屋に行こう」

 お姫様抱っこで抱き上げられ、隣の部屋に連れてかれ、シングルベッドの上に降ろされた。


 せかしくルームウェアを脱ぎ捨て、ボクサーパンツだけの姿になると、凛太郎は私の身体に覆いかぶさるように組み敷くと、唇を重ねてきた。
 ギュッと抱きしめられ、啄むキスをされた後に、耳朶、首筋、肩口、胸元と唇を這わせていく。
 
「ーー真白が俺に感じてるのがわかる」

 膨らみを掴まれ中央に寄せられ、立ち上がった蕾を舌でねっとりと舐められ、そのたびに身体が弓形にビクッと反ってしまう。

「ーー真白、俺以外の男に身体を赦してないよな?」

 「ーー…うん。凛太郎としかシテない」

「俺も……真白しかした事がない」

 私立の中高一貫男子校に通ってた凛太郎。
 女子と全く接点はなかったけど、日本で3本の指に入る名門校に通っていて極上級にカッコいいから、通りすがりの女子学生達が追っかけをされストーキングされてた。
 大学も医学部でミスター京大に6年間選ばれてたから、女性がほっとかないと思う。

「真白一筋で他の女に欲情なんてしない。真白を抱けると思うと余裕がない」

 膨らみを掴んでた大きな手が離れ、上半身を起こした凛太郎が身体ごと私の下肢に移動する。
 そして、私のショーツを剥ぎとり ると太腿を大きく開いた。

「あっ、やっ……舐めちゃーーいや!!」

 脚の付け根に顔をうずめた凛太郎が、蜜が溢れでてる秘裂をペロッと舐め回し、チュッ、チュッと啄むキスをしてきたから、脚をジタバタさせて抵抗する。
 だけど、ガッチリと太腿を掴まれてるから逃げられない…。

「あの日、真白、俺に同じ事をしたよな。男を知らないと思ってた真白に、キスされただけでなく、まさか触られ口で奉仕されるとは思わなかった。あれをやられちゃうと、自制効かなくなる」

 あの時、私は凛太郎に抱いて貰いたくて、必死だった。

 ベッドの上に下され離れていこうとする凛太郎の首に手を回し、唇にキスをし舌を入れ込み絡めても、応えてはくれず、だから、ズボンとボクサーパンツを下げて、男の急所を攻めるしかないと思った。
 同じ学部の女の子達が、それをすると男は手懐けられると話していたのを思い出し、手で握って扱き、口に含んで奉仕した。
 恍惚とした表情をしてる凛太郎をベッドに座らせ、向き合うように跨がり、お腹についてしまいそうなほど反り上がった屹立を胎内に埋めた。

 自分のしでかした事を思い出し、恥ずかしくて堪らない。
 
「逆狼されるとは思わなかった。しかも、処女で破瓜の痛みで涙流しながら腰を振る血塗れプレイ。オペで血を見るたびに思い出してしまう」

 私の胎内に凛太郎の熱い飛沫が放たれた瞬間、痛みがやわらぎ、なんとも言えない幸せを感じたのを覚えてる。

「真白に気持ちよくなって感じで欲しい。だから、嫌がっても辞めないから」


 そうは言われても嫌なものは嫌。
 脚を閉じようと抵抗をするも、女性の弱点の敏感な芽を、唇で食まれ、舌で突き、転がされ、しゃぶられ、身体がビクビクと激しく震え、脚に力が入らなくなった。

「……子供を産み落とした身体だけど、狭いな」

 脱力して息が乱れている私の秘められた所にズプッと指を差し込み、隘路の広さを確認する。
 外科医なだけあり、器用な長い指先で敏感なところを刺激し、蜜を溢れさせる。クチュクチュと卑猥な音が部屋に鳴り響く。
 じんわりと快感が広がり、下腹部がキュンと収縮し、熱を持ちジンジンと痺れ、小刻みに身体が震えた。

 凛太郎がルームウェアのズボンを拾い上げ、ポケットから真四角の銀の袋を3つ取り出すと、枕元に投げた。

 ボクサーパンツを脱ぎ、太く硬く反り返ってる欲望にそれを装着させ、私の脚を大きく開くと、いきり立つ熱い塊で私を貫いた。

「……っ、キツい。すごく気持ちがいい」

  子供は産んでも1度しか経験がなく、痛みを感じるも、ゆっくり馴染ませ、私の気持ちがいいところを探りながら動いてくれるから、すぐに痛みは快楽に変わった。

 「ん……んは、あぁっ……ひゃん!」

「真白、ーー声、抑えて、真凛が起きちゃう」

 蜜口に差し込まれた2本の指が、ジュブジュブと卑猥な音をたてながら胎内を弄る。
 
 身体の内側から感じるところをグリグリと指で押され、中指と人差し指を差し入れられたまま親指で敏感な蜜芽を弄られ、隘路がピクピク収斂し、絶頂で身体を震わせる。

 的確に私の弱いところを攻める天才外科医の手技にまな板の上の鯛状態。

「ひ、……ぁ、……ああああ!!」

  絶頂の余韻でヒクついてる蜜孔に熱い肉杭が一気に奥まで突き入れられ、腰をグリグリと押しつけられ、瞼の裏がチカチカするほどの強烈な愉悦に襲われた。
 全身がビクビクと跳ね、魂が抜けていってしまいそうな脱力感に襲われるも、凛太郎は容赦なく突き上げてくる。
 
「もう……っ、だめ…あっ、ひ、ぁあっ!!」

   激しく抽挿を繰り返され、全身が泡立つほど甘く痺れ、胎内の痙攣は止まらない。
 熱く昂った欲望に満ちた雄をギュウギュウと締め付け、限界がきた凛太郎は、薄い膜の中に熱い精を爆ぜた。

 凛太郎は私の家で暮らし始めた。
 真凛を寝かしつけた後、貪り合うように身体を重ね、行為を終えた後、一緒にシャワーを浴び、寝室のダブルベッドで真凛を真ん中に川の字で眠る。

「真白、結婚しよう。俺、真凛のパパって呼んでもらいたい」


   目尻を下げ、真凛の寝顔を見つめる凛太郎。凛太郎は真凛の事を初対面の時から溺愛してた。

「凛太郎、真凛が娘だって、いつ気づいたの?」

 凛太郎は医師という職業柄、アメリカに修行に出てる時、1度も日本に帰国してなかった。
 私が妊娠して子供を産んで子育てしながら大学に通ってる事は凛太郎には伝えてなかった。
 芽衣おばさんと将生おじさんに、凛太郎に言わないでと口止めしてた。

「真凛を一目見た瞬間に俺の子だと本能的にわかった。誕生日から逆算したら身ごもった日は予想つく。それに、名前がベター過ぎる。父さんと母さんも真凛が俺の娘だと気づいてる。真凛に口止めされてるのと俺がアメリカでの修行を途中で投げないよう、日本に帰国するまでは真白がシングルマザーで俺の子を育ててる事は隠されてた。妊娠した時点で知らせて欲しかった」

 真凛も、凛太郎に会った途端に懐いた。初対面でお膝にちょこんと座って抱っこをせがんでた。

「産まれてからの3年間、真凛の成長を見守る事ができなかった。これからは成長を父親として側で見守りたい」

「……私が後期研修を終えたらでいい?今は無理。病院内の独身女性全員が凛太郎の事を狙ってるから、彼女達を敵に回したくない」

   凛太郎はすぐにでも籍を入れたがった。
 だけど、結婚したいドクターNo.1の凛太郎の奥さんになる事に私は怖気ついてた。


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