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風見鶏と八方美人
しおりを挟むサイトの記事からの転載なので、読みづらめで申し訳ない(笑)
あらすじにも書きましたが、正解はないですので、よければ皆様の印象を教えて頂ければ単純にトネリコが楽しいです(ぇ
何故かこの言葉っていい風に使われないことが多いですよね。
トネリコももし言われたとしたら苦笑してしまう言葉なのかなぁと(笑)
ただ、人にいいように見られたいとか、嫌われたくないと思うのは人としてごく当たり前にあってもおかしくない感情だと思います。
誰にでもいい顔するって人は、逆に言えば誰にでも嫌な態度をとらないって人だと思うので、初対面でこういった方が目の前に居たら話しやすいだろうなぁって思います。
こういった方は初対面で嫌われぬように最初から好意的な雰囲気、あるいは下てな雰囲気で対応される方が多い印象ですので(笑)
何でこういった言葉が悪目に使われるんだろうって思ったことがあるんですけど、んー、たぶん一つは『自分がなさそう』に見えるからかなぁって(笑)
都合のいい方についたり、誰にでもいい顔してる間は正反対の意見に呑まれる時もあると思うんです。例えばその時に、片方の時に居ては『そうですかね』とおり、もう反対の時に居ても『そうですかね』と居る。
例え『あの人が嫌い』と言う陣営で決定的な発言をしておらずとも、遮らず反対せずでいたら同意したとみなすのが大勢ですし、互いの陣営同士があいつは『この陣営の仲間だ』と同時に『あっちの陣営にも居る敵だ』とも思う。
例えを続行しまして、『そうだね。私も嫌い』という決定的なひとことが言えないままなら味方から不審を募らされますし、言ったら言ったで『どうせ向こうでも言ってるんだろうな』と思われる。
決定的なひとことが言えない人は、責任を後で逃げようとしていて『ずるい』。もしくは双方にゴマをするタイプも自分だけ生きようとしているんだろうなと思われて不快感を募らされる。
たぶん悪目に使われる理由の内に、そういったずるいとか、不快とかが重なって『風見鶏や八方美人の人は信用ならない』ってのがあるからじゃないかなぁと。
『卑怯なコウモリ』、またはこちらの方が好きな名前なのですが『獣と鳥と蝙蝠』ってお話をみなさん知ってますか…?
簡単に説明すると獣一族と鳥一族が喧嘩しまして、蝙蝠は獣一族が有利になると『私は全身に毛が生えてるから獣の仲間です』。鳥一族が有利になると『私は羽があるから鳥の仲間です』という。そうして両者が和解したあと、双方に良い顔して裏切りを繰り返した蝙蝠は鳥からも獣からも嫌われ仲間はずれにされてしまう…というお話です(笑)詳しくはまたウィキペディアでも見て頂ければ*
教訓は『何度も人に背く者は、やがて誰からも信用されなくなる。だが初めに争いを起こした獣と鳥が、その渦中で生き残ろうとした蝙蝠を責めて良いのだろうか 』とかですね* 参照URL;https://ja.wikipedia.org/wiki/卑怯なコウモリ
このお話は教訓が分かりやすくて、でもユニークで面白くて、幼いながらにとても心に残った物語ではありました。
たぶんこういった物語からも、蝙蝠の様なイメージから風見鶏や八方美人さんは悪い印象の言葉になってしまってるのかなぁと思います。(あくまで一意見
そりゃ何度も裏切られたら信用するのは難しいですしね(笑)蝙蝠さんは2者択一だったので、もう少し裏切り回数を少なくする工夫と2重スパイの技巧を高めればワンチャン…ゲフンゲフン冗談ですw
トネリコ的には蝙蝠も風見鶏や八方美人も、別にいいじゃん?って思いますけどねぇ。だって、それも生存戦略ではありませんか。『自分(の意見)がない』のは、『自分の(保身の)ことしか考えてない』から。
え?悪く聞こえる?
我が身が大事なのの何処が悪い話ですか。その人間らしさが酷く大好きです。生き残りたいのも、困った時に助けて欲しいのも、嫌われたくないのも生存戦略で、上手くやれなかったら蝙蝠、上手くやれたら世渡り上手に化けるんだと。
そもそも陣営や派閥とかグループとか、何かと纏まりたがるのも生存戦略でしょうしねぇ(笑)
自分のグループでないけど、自分のグループの者も良く知っている者を見せしめとして使うのは有効的な戦略です。だから、槍玉対象にも上がりやすい=悪目に使いやすいんだと。
個人的には、蝙蝠で生きようとする人って、人狼ゲームでいう狐ばりにセンスと能力が必要そうな気もします(笑)でも、もし何かあった時、いろんな所に良い顔してたら捨てる神があれば拾ってくれる神もあるかもですし。
んー、まぁただの雑談記事なのでオチとか結論とかはないんですけど…
結構どっちつかずの人って多いと思うんです。でもその人をただ悪く思うんじゃなくて、お互いそういった戦略なんだなって思えれたら少し冷静になるんじゃないでしょうか。いい印象を持てとはいいませんが、悪いことではないという一意見です、はい(笑)
久々に長く記事書いたなーw
眠いので途中から変になってる気がしなくもないですが、長文失礼しました☆
ではでは、みなさま本日もよい一日を☆
トネリコ
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蝙蝠の話ですか。私は最初に読んだ時に、蝙蝠がかわいそうだと思いました。
毛皮があって獣にについたとしても、羽があるから鳥の仲間だと言われるだろうなと。また、鳥についたとしても毛皮があるから獣の仲間として煙たがられる。 蝙蝠は、どっちにも完全に溶け込めない異端者なんだなぁ。
少し大きくなって、蝙蝠は哺乳類で獣と知ったときは(笑)でしたが。
外見だけで判断するのことは、バカらしい行為ですね。
2つ意見があった時に、どちらの意見も共感するけど納得できない、心が受け入れないってことがあると思う。素直に両方に、うんと言ったら、己の陣営に入れ? 共感するなら同士だと、そんなのそちらの勝手な、思い込みでしょ。ほっといてください。
風見鶏は、風(気分)に任せてくるくる廻っているだけですょ。
此処寝様へ
うわぁ、めっちゃ読んでいて頷いておりましたぁ…!
蝙蝠は分類上獣であるというのは、知った時思わず(笑)になりますよねぇ(笑)
あはは、最終、面倒事さんよほっといてくれってのは心理上、真理な気もします(笑)
凄く含蓄に富んだ感想を下さり本当にありがとうございました…!こんなに素敵な感想を頂けて感謝しております…!
お時間をありがとうございました…!
風見鶏は、その場で勢いのある方に着くので、信用出来ない。ただし、自分が勝っている時には安心していられますね。
八方美人は信用出来ます。裏切りすら出来ないで、影で勝手に血反吐吐くだけなので。
蝙蝠は信用出来ません。
自己の保身より、目先の利益のみを見て立ち位置を変えるので、味方には出来ませんね。すり寄って来たら毒饅頭を与えると喜んで敵方に貢いでくれるので、そういう意味では使い勝手は良いかもしれません。
小国の処世術。
AとBの二つの大国に挟まれた小国Cは、どっちにも付かず。しかし、離れない様に立ち回って来た。
ある時、潔癖な王子はAかBどちらかと同盟を結んだ方が良いと考える。
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随分昔に、読んだ本だったかと。
ふと、思い出しました。
荒谷創様へ
ははぁ…おもしろい。なるほどうと有難く拝見させて頂いております~(笑)
小国の処世術というのも面白いですねぇ(笑)なんか性格診断できそうw
うーん、わいなら態々波風立てたくないから何もせずに静観だけど…、でも事が起こった時に対処じゃ遅いときもあるから一概に良い手かと言われると何ともな気もします(笑)
それにしても王様の決断力凄いw
いやぁ、凄く楽しい時間でした…!いつも感想ありがとうございます~!//
これからもよろしくお願い致します*
こんばんは、ジオラマです。
リアルな話、人の笑顔を見るのが好きです。
ネコの笑顔を見るのは、もっと好きです。
とりあえず風見鶏でもみんなが楽しそうなら。
さいこうの笑顔を見られるならそれでいいな。
んー、話の趣旨からズレてすいません。
わたしは程度の問題と思ってます。
らくですからね、皆にいい顔をしていれば。
っまり、必要な処世術かと。
テキトー過ぎるのは嫌ですけど。
ねこだいすき。
ジオラマ様へ
なるほど~!(=^・・^=)!
ご感想を拝見できて嬉しいです(にやにや
とりあえず、結論は猫最高ですね!!!(ぇ
ニャー(=^・・^=)!(押し通す
もうみんな笑顔でいればいいと思います(笑顔とモフモフで圧力
ゲフンwご感想誠にありがとうございました~!*
いつも感謝です*