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第10唱 王都へ行こう
歓喜の王
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王都に大魔法使いの帰還が告げられる、その少し前。
飛竜で王領の森に乗り付けたラピスたち一行は、城の警備の騎士たちや大臣らを腰が抜けるほど驚かせたのち、誰より国王その人を驚愕させた。
さらにクロヴィスが登場したことで、王の歓喜は頂点に達し、大粒の涙を流した。
「卿……クロヴィス卿! なんと久しい……!」
王は昔から大魔法使いに憧れていたのだと、ラピスもディードから聞いている。
だがギュンターやディードと同じ色の瞳をした、優雅で優しげな『国王様』が、まるで子供時代に戻ったように頬を紅潮させ歓喜するさまは想像以上で、ラピスまで感動してしまった。
「お師匠様に会えて嬉しくてたまらない気持ち、僕、すごくよくわかる!」
落涙する国王にがっちりと両手を握られ、顔を引きつらせている師を見ながら、ラピスは隣のヘンリックに耳打ちした。
するとヘンリックはなぜか薄笑いを浮かべて……
「ラピスはほんとにブレないな。陛下が目の前にいるのに動じないというか、『お師匠様だいすき選手権』の出場者のひとりとしか見てないというか」
話しているあいだにも、師は「泣いてる場合か!」と手を振りほどき国王を一喝している。その態度に仰天する大臣たちには目もくれず、あれこれとジークやギュンターらに指示を飛ばすと、再び王を見据えた。
「ほれ、さっさと働け! お前にはまだまだ山ほど仕事をしてもらうんだからな、アンゼルム!」
「ああ……名前をおぼえていてくれたか……! あの頃もあなたはそうして、ぞんざいに私を呼んでは大臣たちに怒られ、倍返しで怒鳴り返して泣かせていたね」
「大概にしないと尻を蹴り上げるぞ国王」
クロヴィスは、父王の隣で笑いをこらえて肩を震わせる王太子と、頭痛をこらえるように額を押さえるディードと、そしてラピスは初めて見る、小さく口をあけたまま固まっている第二王子の前を通り過ぎてラピスの前まで来ると、ひょいと抱き上げてきた。
「さ、行くぞラピんこ。火消しをしなきゃな」
「そうですね! でもかなりの水不足のようなので、井戸も涸れてるかもです」
「ま、どうにかするさ」
にやりと笑う端麗な顔に、ラピスはうっとりした。
「お師匠様ぁ、そのお顔も素敵です~!」
「なに言ってんだ」
楽しそうに笑うさまにも見惚れていたら、視線を感じた。
振り返ると、国王が目を丸くしてこちらを見ている。ひどく珍しいものを見たという顔で。
「卿が……子供と見れば野猿扱いしていた卿が、微笑みながら弟子を抱っこしている」
呆然とした呟きに、ディードが「報告したでしょう」と苦笑した。
「今や大魔法使いグレゴワール様は、孤高の人ではありません。誰より弟子をたいせつにする、偉大で優しい指導者ですよ」
☆ ☆ ☆
王都の熱波対策は、ラピスにとって、敬愛する師との初めての共同任務である。
「頑張るぞ~!」とクロヴィスに抱っこされたまま勇んでいたラピスだが、まず案内されたのは城内の部屋のひとつで、「あり~?」と言ってる間に床におろされた。
来賓用の部屋らしく、広々として重厚な設えの室内でまず目に入るのは、竜の意匠の巨大なタペストリー。奥まった窓のそばにどっしりとしたオークの両袖机が置かれ、いかにも高級そうな絹織りの生地の椅子もある。
広い露台のそばには繊細な彫刻の施された卓があり、今は貴重であろう檸檬水が置かれていた。続きの間には、天蓋付きの大きな寝台が見える。
きょろきょろしているラピスと違って、クロヴィスは慣れた様子で檸檬水をラピスに飲ませると、「まず着替えろ」と毛糸のセーターを指差してきた。
「あ、そっか。そうでした!」
雪の街からやってきたから、下着も衣服も真冬仕様だったのだ。
国王との謁見前に――お辞儀の仕方などをコンラートから教わっていたのだが、王のほうからクロヴィスに駆け寄ってきたため、謁見と言うより“懐かしの再会”に立ち会っただけになったけれど――上着は脱いでいた。
それでもまだまだ着膨れた厚着だったのに、ラピスが汗ひとつかかずにいられたのは、師の魔法のおかげだと今気づいた。
『あったか服魔法』とは逆の、涼しさを保持する魔法をいつのまにかかけてもらっていたのだ。
「お師匠様ぁ、『ひんやり服魔法』をありがとうございます~!」
「そういう名前の魔法なのか。初めて知った」
「僕もです! 世界は知らないことだらけですねっ」
「そうだな」
「……お召し替えは、そちらでよろしいでしょうか」
控えめに話しかけてきたのは、第二王子。
この部屋に案内してくれた、ディードのもうひとりの兄アロイスだ。
栗色の髪に菫色の瞳が印象的な青年で、理知的な顔立ちからは繊細で思慮深そうな印象を受ける。
ディードが「アロイス兄上は真面目」と話していたが、その通りなのだろうとラピスは思った。
「ああ、大丈夫そうだ」
夏用の衣服をひろげて、ラピスの躰に合わせながらクロヴィスが返す。
飛竜の移動速度は伝書鳩よりずっと速いから、事前に城に連絡を入れることもできぬまま、いきなり押しかけてしまった。
おまけに王と大魔法使いの再会でいっそう大騒ぎになり、城内はてんてこ舞いだったことをラピスもわかっている。
なのにいつの間に、サイズの合う着替えを用意してくれていたのだろう。さりげなく細やかな心配りに、ディードやギュンターと共通の優しさを感じた。
「どうもありがとうございます」
ぺこりと頭を下げると、アロイスの表情がいくぶん和らいだ。
「こちらこそ。兄と弟とヘンリックが、大変お世話になりました。合わせて、集歌を通じて各地の民を救っていただいたことにも、心から感謝しています。このご恩は決して忘れません」
「ほえっ。いえいえ、どうぞおかまいなくですっ」
目下のラピスに対しても腰の低い第二王子に、誰に対しても遠慮のないクロヴィスが、思い出したように尋ねた。
「そういや、イングリットはどうした?」
「はい。母上ならば、姉上と共に大神殿の炊き出しに行っています」
「飯食いに行ったんか」
「い、いえまさか! 手伝いに行ったのです」
アロイスの“母上”ということは、イングリットというのはこの国の王妃を指すのだろう。
(ディードの母様、どんな方だろう)
これまで話題にのぼったことはなかったが、この兄弟の母親ならとても優しい女性に違いない。
飛竜で王領の森に乗り付けたラピスたち一行は、城の警備の騎士たちや大臣らを腰が抜けるほど驚かせたのち、誰より国王その人を驚愕させた。
さらにクロヴィスが登場したことで、王の歓喜は頂点に達し、大粒の涙を流した。
「卿……クロヴィス卿! なんと久しい……!」
王は昔から大魔法使いに憧れていたのだと、ラピスもディードから聞いている。
だがギュンターやディードと同じ色の瞳をした、優雅で優しげな『国王様』が、まるで子供時代に戻ったように頬を紅潮させ歓喜するさまは想像以上で、ラピスまで感動してしまった。
「お師匠様に会えて嬉しくてたまらない気持ち、僕、すごくよくわかる!」
落涙する国王にがっちりと両手を握られ、顔を引きつらせている師を見ながら、ラピスは隣のヘンリックに耳打ちした。
するとヘンリックはなぜか薄笑いを浮かべて……
「ラピスはほんとにブレないな。陛下が目の前にいるのに動じないというか、『お師匠様だいすき選手権』の出場者のひとりとしか見てないというか」
話しているあいだにも、師は「泣いてる場合か!」と手を振りほどき国王を一喝している。その態度に仰天する大臣たちには目もくれず、あれこれとジークやギュンターらに指示を飛ばすと、再び王を見据えた。
「ほれ、さっさと働け! お前にはまだまだ山ほど仕事をしてもらうんだからな、アンゼルム!」
「ああ……名前をおぼえていてくれたか……! あの頃もあなたはそうして、ぞんざいに私を呼んでは大臣たちに怒られ、倍返しで怒鳴り返して泣かせていたね」
「大概にしないと尻を蹴り上げるぞ国王」
クロヴィスは、父王の隣で笑いをこらえて肩を震わせる王太子と、頭痛をこらえるように額を押さえるディードと、そしてラピスは初めて見る、小さく口をあけたまま固まっている第二王子の前を通り過ぎてラピスの前まで来ると、ひょいと抱き上げてきた。
「さ、行くぞラピんこ。火消しをしなきゃな」
「そうですね! でもかなりの水不足のようなので、井戸も涸れてるかもです」
「ま、どうにかするさ」
にやりと笑う端麗な顔に、ラピスはうっとりした。
「お師匠様ぁ、そのお顔も素敵です~!」
「なに言ってんだ」
楽しそうに笑うさまにも見惚れていたら、視線を感じた。
振り返ると、国王が目を丸くしてこちらを見ている。ひどく珍しいものを見たという顔で。
「卿が……子供と見れば野猿扱いしていた卿が、微笑みながら弟子を抱っこしている」
呆然とした呟きに、ディードが「報告したでしょう」と苦笑した。
「今や大魔法使いグレゴワール様は、孤高の人ではありません。誰より弟子をたいせつにする、偉大で優しい指導者ですよ」
☆ ☆ ☆
王都の熱波対策は、ラピスにとって、敬愛する師との初めての共同任務である。
「頑張るぞ~!」とクロヴィスに抱っこされたまま勇んでいたラピスだが、まず案内されたのは城内の部屋のひとつで、「あり~?」と言ってる間に床におろされた。
来賓用の部屋らしく、広々として重厚な設えの室内でまず目に入るのは、竜の意匠の巨大なタペストリー。奥まった窓のそばにどっしりとしたオークの両袖机が置かれ、いかにも高級そうな絹織りの生地の椅子もある。
広い露台のそばには繊細な彫刻の施された卓があり、今は貴重であろう檸檬水が置かれていた。続きの間には、天蓋付きの大きな寝台が見える。
きょろきょろしているラピスと違って、クロヴィスは慣れた様子で檸檬水をラピスに飲ませると、「まず着替えろ」と毛糸のセーターを指差してきた。
「あ、そっか。そうでした!」
雪の街からやってきたから、下着も衣服も真冬仕様だったのだ。
国王との謁見前に――お辞儀の仕方などをコンラートから教わっていたのだが、王のほうからクロヴィスに駆け寄ってきたため、謁見と言うより“懐かしの再会”に立ち会っただけになったけれど――上着は脱いでいた。
それでもまだまだ着膨れた厚着だったのに、ラピスが汗ひとつかかずにいられたのは、師の魔法のおかげだと今気づいた。
『あったか服魔法』とは逆の、涼しさを保持する魔法をいつのまにかかけてもらっていたのだ。
「お師匠様ぁ、『ひんやり服魔法』をありがとうございます~!」
「そういう名前の魔法なのか。初めて知った」
「僕もです! 世界は知らないことだらけですねっ」
「そうだな」
「……お召し替えは、そちらでよろしいでしょうか」
控えめに話しかけてきたのは、第二王子。
この部屋に案内してくれた、ディードのもうひとりの兄アロイスだ。
栗色の髪に菫色の瞳が印象的な青年で、理知的な顔立ちからは繊細で思慮深そうな印象を受ける。
ディードが「アロイス兄上は真面目」と話していたが、その通りなのだろうとラピスは思った。
「ああ、大丈夫そうだ」
夏用の衣服をひろげて、ラピスの躰に合わせながらクロヴィスが返す。
飛竜の移動速度は伝書鳩よりずっと速いから、事前に城に連絡を入れることもできぬまま、いきなり押しかけてしまった。
おまけに王と大魔法使いの再会でいっそう大騒ぎになり、城内はてんてこ舞いだったことをラピスもわかっている。
なのにいつの間に、サイズの合う着替えを用意してくれていたのだろう。さりげなく細やかな心配りに、ディードやギュンターと共通の優しさを感じた。
「どうもありがとうございます」
ぺこりと頭を下げると、アロイスの表情がいくぶん和らいだ。
「こちらこそ。兄と弟とヘンリックが、大変お世話になりました。合わせて、集歌を通じて各地の民を救っていただいたことにも、心から感謝しています。このご恩は決して忘れません」
「ほえっ。いえいえ、どうぞおかまいなくですっ」
目下のラピスに対しても腰の低い第二王子に、誰に対しても遠慮のないクロヴィスが、思い出したように尋ねた。
「そういや、イングリットはどうした?」
「はい。母上ならば、姉上と共に大神殿の炊き出しに行っています」
「飯食いに行ったんか」
「い、いえまさか! 手伝いに行ったのです」
アロイスの“母上”ということは、イングリットというのはこの国の王妃を指すのだろう。
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