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第6唱 竜王の呪い
世界を呪う者
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「ラピんこ。巡礼に出る前に話したことをおぼえているな? この世には、竜を否定し、呪う者もいるのだと」
「はい、おぼえてます!」
「俺がお前を集歌に参加させたのは、『クロヴィス・グレゴワールは集歌の役目を弟子に託して、呪法とその術者の追及に集中する』と、知らしめるためでもあった。おそらく――いや、今現在、確実に存在するであろう呪法術者どもに」
「失礼、グレゴワール様」
ギュンターが身を乗り出してきた。いつになく真剣な面持ちで。
「それはやはり、加速度的に増えている災害や凶悪な人災は呪法が引き起こしているのだと、確信されてのことですね?」
「ふん。そう単純なものではないが、結果としてな。『竜たちの力が欠けたときの対処法』を探せぬあいだも、呪法はそれを必要とする者たちによって脈々と受け継がれ、蓄積されてきた。呪いの厄介なところは、肉体が滅びてなお、怨念としてとどまり続けることにある。遺恨に執着する人の情というのは恐ろしいものだぞ。竜たちが警告せずにはいられなかったほどに」
「脈々と受け継がれ蓄積されてきた怨念……ですか」
「類は友を呼ぶというやつで、溜まった怨念は怨念同士で凝りやすい。増幅して力を増す。一方、竜の力は世界を守ることで弱まり続ける。けどな、積もり積もった怨念があるからといって、それを竜すら脅かす呪法として操れる呪術者など、そうそういるものではない。いるものではないが……現れてしまったのだとしたら、この急激な世界の変転も説明がつく」
「大魔法使いが現れたように?」
ギュンターの眼差しに、強い希望が宿った。
「この時代にあなたが生まれて存在してくれていることは、この世界すべてにとっての幸いです。そうでしょう?」
「父親がそう言ったか?」
「えっ!」
焦ったように口をつぐんだギュンターを見て、クロヴィスがにやりと笑う。
いつも飄々としているギュンターがうろたえるところなど、ラピスは見たことがない。
ジークも何か逡巡しているように見えたが、ラピスはその隙に、気になっていたことを訊いてみた。
「お師匠様。呪法を行う人たちは、どうしてそんなに、竜を否定したいのでしょう」
ラピスはそれが一番わからない。
ラピスは竜が大好きだし、竜が創り、守り続けてきてくれた、この世界も大好きだ。
悲しいこともあるけれど、嬉しいこともある。大好きな人たちと出会えたのも、泣くのも笑うのも、この世界が在るからこそ。
だが否定する側にも、きっと理由はあるのだと思う。何がそんなにつらくて、竜と世界を否定したくなったのだろう。
「そうだな……竜を否定したから世界を呪ったのか、世界を呪ったから竜も否定したのか」
言いながらクロヴィスは、どこか痛むように眉根を寄せた。
が、すぐにいつものように、凛と迷いなく言い放った。
「どういう理由があるにせよ、自分が気に食わない相手は壊していいなんて、そんな理屈は通らんよ。ああ、そういえば。気に食わん相手で思い出したが、道中、しつこく見張ってきたり、妨害しようとしたりした連中がいただろう」
ジークがすぐさま「はい」と答えると、「その心配は、もうしなくていいぞ」と返されて、青い瞳を瞠った。
「しなくていい? なぜ、ですか……?」
クロヴィスは葡萄酒を口に含んで顔をしかめ、「美味いな」とつまらなそうに呟く。
「あれはアカデミー派の上の連中の仕業だから。わかってただろう?」
「はい、それは……でも」
二人の会話について行けず、ラピスは師とジークを交互に見つめた。
すっかり忘れていたが、あとをつけられていたことなら知っている。シグナス森林の辺りでは堂々と追ってくる馬車もいた。だが妨害行為までされていたかというと……それはラピスは知らない。
それにアカデミー派の仕業とはどういうことだろう。集歌令を出した当人たちが、妨害をしてきたということだろうか?
(まさかね。だってお師匠様の昔のお友達だもんね)
うーんと考え込むラピスの横で、師は面倒そうにジークと話を続けていた。
「クソ食らわして来たから」
「は!?」
「正確には丸一日、パンと水以外のものを食べようとしたら、全部クソのにおいに感じる魔法をかけてやった」
「全部、クソ……」
珍しく驚愕を隠せぬジーク同様、ディードたちも呆気にとられて口をあけたままクロヴィスを見ている。沈黙が落ちたあと、ギュンターが盛大に噴き出した。
「本当ですか、それ! そんな魔法があるんですか!?」
「嘘ついてどうする。次やったら一日じゃ済まさんし。けどまあ、これでしばらくはおとなしくしてるだろう。ただし、あいつら以外に暗躍する者がいる想定は崩せんから、護衛の内容が変わるわけではないぞ」
涙目で笑うギュンターにつられたか、ヘンリックも笑い出した。ディードも小さく肩を震わせているが、ジークはうつむいて口元をこぶしで押さえているので、表情が見えない。
そんな中、ラピスのみが困惑していた。
「かけてやった……?」
なんとも恐ろしい魔法である。しかしいったい誰にかけたのか? 対象がよくわからないので、いまいち話が見えない。
困ってしまって師を見上げると、端整な顔が眉尻を下げて見つめ返してきた。
「お前には、謝らなければ。すまないことをした」
「えっ! いえいえ、すまないことなど、なんにもされていませんよ!?」
「いや。強い怨念を扱うほどの呪術師なら、妨害のため呪詛を仕掛けてくるとしても、迷わず俺を狙うはずと思っていたんだ。だが、真っ先にお前が狙われた。――最近、高熱を出したろう」
「わあ、それも知ってたのですか!」
驚いた。
それも加護魔法の“感知”の一環なのだとしたら、本当にすごい魔法だ。
「でも熱はすぐ下がりましたし。もうすっかり元気ですよ?」
「それは古竜が守りに来てくれたおかげだ。ラピんこを呪詛から解き放ってくれたんだ。そうでなければお前は今、こうして生きていなかったかもしれない」
「はい、おぼえてます!」
「俺がお前を集歌に参加させたのは、『クロヴィス・グレゴワールは集歌の役目を弟子に託して、呪法とその術者の追及に集中する』と、知らしめるためでもあった。おそらく――いや、今現在、確実に存在するであろう呪法術者どもに」
「失礼、グレゴワール様」
ギュンターが身を乗り出してきた。いつになく真剣な面持ちで。
「それはやはり、加速度的に増えている災害や凶悪な人災は呪法が引き起こしているのだと、確信されてのことですね?」
「ふん。そう単純なものではないが、結果としてな。『竜たちの力が欠けたときの対処法』を探せぬあいだも、呪法はそれを必要とする者たちによって脈々と受け継がれ、蓄積されてきた。呪いの厄介なところは、肉体が滅びてなお、怨念としてとどまり続けることにある。遺恨に執着する人の情というのは恐ろしいものだぞ。竜たちが警告せずにはいられなかったほどに」
「脈々と受け継がれ蓄積されてきた怨念……ですか」
「類は友を呼ぶというやつで、溜まった怨念は怨念同士で凝りやすい。増幅して力を増す。一方、竜の力は世界を守ることで弱まり続ける。けどな、積もり積もった怨念があるからといって、それを竜すら脅かす呪法として操れる呪術者など、そうそういるものではない。いるものではないが……現れてしまったのだとしたら、この急激な世界の変転も説明がつく」
「大魔法使いが現れたように?」
ギュンターの眼差しに、強い希望が宿った。
「この時代にあなたが生まれて存在してくれていることは、この世界すべてにとっての幸いです。そうでしょう?」
「父親がそう言ったか?」
「えっ!」
焦ったように口をつぐんだギュンターを見て、クロヴィスがにやりと笑う。
いつも飄々としているギュンターがうろたえるところなど、ラピスは見たことがない。
ジークも何か逡巡しているように見えたが、ラピスはその隙に、気になっていたことを訊いてみた。
「お師匠様。呪法を行う人たちは、どうしてそんなに、竜を否定したいのでしょう」
ラピスはそれが一番わからない。
ラピスは竜が大好きだし、竜が創り、守り続けてきてくれた、この世界も大好きだ。
悲しいこともあるけれど、嬉しいこともある。大好きな人たちと出会えたのも、泣くのも笑うのも、この世界が在るからこそ。
だが否定する側にも、きっと理由はあるのだと思う。何がそんなにつらくて、竜と世界を否定したくなったのだろう。
「そうだな……竜を否定したから世界を呪ったのか、世界を呪ったから竜も否定したのか」
言いながらクロヴィスは、どこか痛むように眉根を寄せた。
が、すぐにいつものように、凛と迷いなく言い放った。
「どういう理由があるにせよ、自分が気に食わない相手は壊していいなんて、そんな理屈は通らんよ。ああ、そういえば。気に食わん相手で思い出したが、道中、しつこく見張ってきたり、妨害しようとしたりした連中がいただろう」
ジークがすぐさま「はい」と答えると、「その心配は、もうしなくていいぞ」と返されて、青い瞳を瞠った。
「しなくていい? なぜ、ですか……?」
クロヴィスは葡萄酒を口に含んで顔をしかめ、「美味いな」とつまらなそうに呟く。
「あれはアカデミー派の上の連中の仕業だから。わかってただろう?」
「はい、それは……でも」
二人の会話について行けず、ラピスは師とジークを交互に見つめた。
すっかり忘れていたが、あとをつけられていたことなら知っている。シグナス森林の辺りでは堂々と追ってくる馬車もいた。だが妨害行為までされていたかというと……それはラピスは知らない。
それにアカデミー派の仕業とはどういうことだろう。集歌令を出した当人たちが、妨害をしてきたということだろうか?
(まさかね。だってお師匠様の昔のお友達だもんね)
うーんと考え込むラピスの横で、師は面倒そうにジークと話を続けていた。
「クソ食らわして来たから」
「は!?」
「正確には丸一日、パンと水以外のものを食べようとしたら、全部クソのにおいに感じる魔法をかけてやった」
「全部、クソ……」
珍しく驚愕を隠せぬジーク同様、ディードたちも呆気にとられて口をあけたままクロヴィスを見ている。沈黙が落ちたあと、ギュンターが盛大に噴き出した。
「本当ですか、それ! そんな魔法があるんですか!?」
「嘘ついてどうする。次やったら一日じゃ済まさんし。けどまあ、これでしばらくはおとなしくしてるだろう。ただし、あいつら以外に暗躍する者がいる想定は崩せんから、護衛の内容が変わるわけではないぞ」
涙目で笑うギュンターにつられたか、ヘンリックも笑い出した。ディードも小さく肩を震わせているが、ジークはうつむいて口元をこぶしで押さえているので、表情が見えない。
そんな中、ラピスのみが困惑していた。
「かけてやった……?」
なんとも恐ろしい魔法である。しかしいったい誰にかけたのか? 対象がよくわからないので、いまいち話が見えない。
困ってしまって師を見上げると、端整な顔が眉尻を下げて見つめ返してきた。
「お前には、謝らなければ。すまないことをした」
「えっ! いえいえ、すまないことなど、なんにもされていませんよ!?」
「いや。強い怨念を扱うほどの呪術師なら、妨害のため呪詛を仕掛けてくるとしても、迷わず俺を狙うはずと思っていたんだ。だが、真っ先にお前が狙われた。――最近、高熱を出したろう」
「わあ、それも知ってたのですか!」
驚いた。
それも加護魔法の“感知”の一環なのだとしたら、本当にすごい魔法だ。
「でも熱はすぐ下がりましたし。もうすっかり元気ですよ?」
「それは古竜が守りに来てくれたおかげだ。ラピんこを呪詛から解き放ってくれたんだ。そうでなければお前は今、こうして生きていなかったかもしれない」
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