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第20章 桃祭り開催
身体検査
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僕はこれまで、数々の失敗や失言を繰り返してきたと思う。
そして今また、特大のやらかしをしてしまったことを、思い知らされる羽目になっていた。
「罪人の身体検査はどうやるか、知ってるか? 変質者くん」
「し、知らな……」
不穏なほど優しい笑顔の寒月に問われて首を横に振ると、青月が「じゃあ、やってみよう」と僕の手を引き、これまた軽々と抱き上げて、寝台の横に立たされた。
相変わらず二人は着衣のままで、僕だけがすべて露わにして、二人の熱っぽい視線を受けている。
たまらず寝台の掛布で躰を隠そうとすると、青月にそっと阻まれた。
「身体検査をする約束だろう?」
「そんな約束した!?」
「危険な物や違法な薬物などを持ち込んでいないか、必ず調べるものなんだ変質者くん」
「持ってるわけない! 見ればわかるだろっ」
どう見たってすっぽんぽん、これ以上ないほど非武装じゃないか!
なのに青月は喉を鳴らす猫……いや虎の目で微笑んで、「そう、見ないとわからないからな」と、僕の両手を握った。
「男が牢獄に何かを持ち込もうとしたら、隠す場所は決まっている。だから必ずこうして……両脚をひらかせて立たせ、膝に手をつかせて」
「え……やだやだ!」
ようやくその意図がわかって抵抗したが、青月はとろけそうなほど甘い声で、「大丈夫、ひどいことはしないから」と微笑むばかり。
すでに充分ひどいんだが!
この双子はこういうときばかり仲良く共同作業をするから、寒月も寝台の上を移動してきて、「そう、ひどいことはしない」と、背後から僕のお腹をやんわり押さえた。
「はーなーせーっ!」
「抵抗しても疲れるだけだぞ、変質者くん」
青月の言葉通り、二人は決して僕の躰を痛めるような押さえ方はしない。なのに、どう足掻いてもびくともしない。相手の抵抗を封じる術を熟知しているってやつだ。ずるい!
あっというまに、僕は直角にお辞儀をして、お尻を寒月に突き出すという、信じられない姿勢にされてしまった。背後から「マジ最高」と感じ入ったような声がかけられる。
「真っ白い美尻の奥に、エロい桃色の蕾を隠したな。 ぜんぶ丸見えだぞ変質者くん!」
「やーだー! 見るな変態いぃぃ」
「違うだろ、変質者はアーネストだろ?」
「変質者だ、変態じゃない! ていうかもう変質者やめる!」
「口先だけなら何とでも言えるからなあ」
「うわあぁん寒月のバカーッ!」
涙目でわめいていると、青月が跪いて僕の頬を両手でつつみ、「静かに。こっちには何も隠してないか?」と唇を寄せてきた。
「か、隠してな……」
「調べないと」
あやすように唇を食まれ、吐息と共にひらいた口内に、舌が潜り込んできた。
「ん……ふっ」
優しく舌を絡められ、上顎を舐められて。
口づけられたまま膝に留められていた手を引かれると、青月の肩に抱きつくことを許された。恥ずかしい格好なのは変わらないけど……。
口内を探られる心地よさに酔いしれ、恥ずかしさすら甘い棘みたいに感じ出した頃合いで。
「ひあっ!」
ビクンと、文字通り跳ね上がった。
あらぬところに、ぬるりとした感触。
寒月が、僕のお尻を割りひらいて、あそこを舐めてる……!
「ダメ、寒月! 湯浴みもしてないのに……ッ、あっ、やああ」
「俺もうしろのお口にキスしてるだけだが?」
熱い舌が躊躇なく襞を這い、つんつんと入り口を突いてくる。
「はっ、あっ、そんな……きたな、い、からあ」
「いや。それが不思議なことに、お前はこんなとこまでいい匂いがするのよな」
「ああ、それは俺も前回思った。薬草の花みたいな匂いだ」
「それな」
「バカバカバカ、バカ双子ーっ!」
何てことを話題にしてるんだよ! 本人を前にして!
誰かこの二人に、繊細な気遣いというものを教えてやって!
怒っているのに、「大声出すとキュッとすぼまって可愛い」と喜んでる寒月に至っては、もうどうすればいいものやら。
だがすぐに、腹を立てる余裕も無くなった。
寒月が、再びクチュ、と卑猥な音をたてながらそこを舌で探ってくる。さらに大きな手で僕の性器をつつみ、ゆるゆると扱き始めた。
「はあっ、あ……んんっ」
思わず喘いだ口を、青月の唇に塞がれる。
青月は食い入るように僕を見つめて、乳首を指の腹でこすったり、摘んだりしてきた。男の乳首なんて、普段は胸についてることすら忘れているのに、この二人に愛撫されると、どうしてこんなに気持ちよくなるの……。
「やっぱ滑りが足りないな」
寒月の呟きに、青月が顔を上げて「使え」と何かを放った。パシッと小さな音がして、寒月が受け取ったかと思うと。
とろりと、お尻のはざまを液体が伝った。
「ひゃうっ! そ、それ……」
「桃マルムだから安心しろ。うおお、ヌメヌメ光ってめっちゃエロい」
「ばっ……ああっ!」
油断したところへ、ツプンと指が差し込まれた。
反射的にキュッと締めつけてしまい、そのせいでよけいに異物感が際立って、おぼえのあるその感触を味わうように性器が揺れる。
「身体検査で感じてるのか? 変質者くん」
「や、だっ、あ、あ」
楽しそうな寒月の声。
言い返したいのに、浅く深く抜き差しされて、中でぐるりと動かされたり、強烈な快感を生む箇所を押されたりして、出てくるのは濡れた喘ぎばかり。
立ったまま、お尻を突き出して弄られているという恥ずかしさと相俟って、脚がガクガク震えてきた。
「もう、だめ……立ってられ、ない」
「こら。まだ身体検査の途中だぞ」
青月も助けてくれない。
寒月が「もっとよく調べないとな」と指を二本に増やして、くちゅくちゅと耳を塞ぎたくなるような音をたてながら、中にマルム汁を塗り込むように動かしてくると、僕は抑え切れずに嬌声を放った。
「ん? やっぱり検査されて感じているのか?」
「ちがっ、んっ、あ、」
「可愛いお尻を揺らして、自分から指を咥え込んでいるじゃないか」
「そんな、こと……あっ、んっ」
言葉と裏腹に、僕の先端からは透明なものがじわじわ溢れて、マルム汁の滴りと溶け合い、太腿を伝い落ちていく。
寒月は意地悪な言葉で僕を責めて、でも決して乱暴に動かさず、優しく後孔を解してくれているものだから……もう、言い訳のしようもなく……気持ちいい。
「もっと奥に隠しているんだろう」
僕の乳輪を撫でながら、青月が煽ってくる。
寒月が「そうだな」と低く笑って、指を三本に増やした。
「ああ! んっ、……あ、あっ」
「痛みはないよな……?」
長い指で奥深く抉られながら、僕は何度もうなずいた。
さすがにもう立っていられず、青月にしがみつくと、噛みつくようなキスをされる。
僕の腰を支えて『持ち物検査』をしている寒月も、「はあ、限界。血管切れそう」と大きく息を吐き出した。
そして今また、特大のやらかしをしてしまったことを、思い知らされる羽目になっていた。
「罪人の身体検査はどうやるか、知ってるか? 変質者くん」
「し、知らな……」
不穏なほど優しい笑顔の寒月に問われて首を横に振ると、青月が「じゃあ、やってみよう」と僕の手を引き、これまた軽々と抱き上げて、寝台の横に立たされた。
相変わらず二人は着衣のままで、僕だけがすべて露わにして、二人の熱っぽい視線を受けている。
たまらず寝台の掛布で躰を隠そうとすると、青月にそっと阻まれた。
「身体検査をする約束だろう?」
「そんな約束した!?」
「危険な物や違法な薬物などを持ち込んでいないか、必ず調べるものなんだ変質者くん」
「持ってるわけない! 見ればわかるだろっ」
どう見たってすっぽんぽん、これ以上ないほど非武装じゃないか!
なのに青月は喉を鳴らす猫……いや虎の目で微笑んで、「そう、見ないとわからないからな」と、僕の両手を握った。
「男が牢獄に何かを持ち込もうとしたら、隠す場所は決まっている。だから必ずこうして……両脚をひらかせて立たせ、膝に手をつかせて」
「え……やだやだ!」
ようやくその意図がわかって抵抗したが、青月はとろけそうなほど甘い声で、「大丈夫、ひどいことはしないから」と微笑むばかり。
すでに充分ひどいんだが!
この双子はこういうときばかり仲良く共同作業をするから、寒月も寝台の上を移動してきて、「そう、ひどいことはしない」と、背後から僕のお腹をやんわり押さえた。
「はーなーせーっ!」
「抵抗しても疲れるだけだぞ、変質者くん」
青月の言葉通り、二人は決して僕の躰を痛めるような押さえ方はしない。なのに、どう足掻いてもびくともしない。相手の抵抗を封じる術を熟知しているってやつだ。ずるい!
あっというまに、僕は直角にお辞儀をして、お尻を寒月に突き出すという、信じられない姿勢にされてしまった。背後から「マジ最高」と感じ入ったような声がかけられる。
「真っ白い美尻の奥に、エロい桃色の蕾を隠したな。 ぜんぶ丸見えだぞ変質者くん!」
「やーだー! 見るな変態いぃぃ」
「違うだろ、変質者はアーネストだろ?」
「変質者だ、変態じゃない! ていうかもう変質者やめる!」
「口先だけなら何とでも言えるからなあ」
「うわあぁん寒月のバカーッ!」
涙目でわめいていると、青月が跪いて僕の頬を両手でつつみ、「静かに。こっちには何も隠してないか?」と唇を寄せてきた。
「か、隠してな……」
「調べないと」
あやすように唇を食まれ、吐息と共にひらいた口内に、舌が潜り込んできた。
「ん……ふっ」
優しく舌を絡められ、上顎を舐められて。
口づけられたまま膝に留められていた手を引かれると、青月の肩に抱きつくことを許された。恥ずかしい格好なのは変わらないけど……。
口内を探られる心地よさに酔いしれ、恥ずかしさすら甘い棘みたいに感じ出した頃合いで。
「ひあっ!」
ビクンと、文字通り跳ね上がった。
あらぬところに、ぬるりとした感触。
寒月が、僕のお尻を割りひらいて、あそこを舐めてる……!
「ダメ、寒月! 湯浴みもしてないのに……ッ、あっ、やああ」
「俺もうしろのお口にキスしてるだけだが?」
熱い舌が躊躇なく襞を這い、つんつんと入り口を突いてくる。
「はっ、あっ、そんな……きたな、い、からあ」
「いや。それが不思議なことに、お前はこんなとこまでいい匂いがするのよな」
「ああ、それは俺も前回思った。薬草の花みたいな匂いだ」
「それな」
「バカバカバカ、バカ双子ーっ!」
何てことを話題にしてるんだよ! 本人を前にして!
誰かこの二人に、繊細な気遣いというものを教えてやって!
怒っているのに、「大声出すとキュッとすぼまって可愛い」と喜んでる寒月に至っては、もうどうすればいいものやら。
だがすぐに、腹を立てる余裕も無くなった。
寒月が、再びクチュ、と卑猥な音をたてながらそこを舌で探ってくる。さらに大きな手で僕の性器をつつみ、ゆるゆると扱き始めた。
「はあっ、あ……んんっ」
思わず喘いだ口を、青月の唇に塞がれる。
青月は食い入るように僕を見つめて、乳首を指の腹でこすったり、摘んだりしてきた。男の乳首なんて、普段は胸についてることすら忘れているのに、この二人に愛撫されると、どうしてこんなに気持ちよくなるの……。
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寒月の呟きに、青月が顔を上げて「使え」と何かを放った。パシッと小さな音がして、寒月が受け取ったかと思うと。
とろりと、お尻のはざまを液体が伝った。
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反射的にキュッと締めつけてしまい、そのせいでよけいに異物感が際立って、おぼえのあるその感触を味わうように性器が揺れる。
「身体検査で感じてるのか? 変質者くん」
「や、だっ、あ、あ」
楽しそうな寒月の声。
言い返したいのに、浅く深く抜き差しされて、中でぐるりと動かされたり、強烈な快感を生む箇所を押されたりして、出てくるのは濡れた喘ぎばかり。
立ったまま、お尻を突き出して弄られているという恥ずかしさと相俟って、脚がガクガク震えてきた。
「もう、だめ……立ってられ、ない」
「こら。まだ身体検査の途中だぞ」
青月も助けてくれない。
寒月が「もっとよく調べないとな」と指を二本に増やして、くちゅくちゅと耳を塞ぎたくなるような音をたてながら、中にマルム汁を塗り込むように動かしてくると、僕は抑え切れずに嬌声を放った。
「ん? やっぱり検査されて感じているのか?」
「ちがっ、んっ、あ、」
「可愛いお尻を揺らして、自分から指を咥え込んでいるじゃないか」
「そんな、こと……あっ、んっ」
言葉と裏腹に、僕の先端からは透明なものがじわじわ溢れて、マルム汁の滴りと溶け合い、太腿を伝い落ちていく。
寒月は意地悪な言葉で僕を責めて、でも決して乱暴に動かさず、優しく後孔を解してくれているものだから……もう、言い訳のしようもなく……気持ちいい。
「もっと奥に隠しているんだろう」
僕の乳輪を撫でながら、青月が煽ってくる。
寒月が「そうだな」と低く笑って、指を三本に増やした。
「ああ! んっ、……あ、あっ」
「痛みはないよな……?」
長い指で奥深く抉られながら、僕は何度もうなずいた。
さすがにもう立っていられず、青月にしがみつくと、噛みつくようなキスをされる。
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