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第18章 勝敗と乙女ごころ
妖精伯爵、怒られる
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「大丈夫かアーネスト!」
「刹淵! さっさと医者を呼べ!」
僕を左右から抱きかかえ、血相変えて医師を呼ぼうとする双子を、「待て待て待て」と小声で制し、顔を寄せてもらって耳打ちした。
「心配させてしまい誠に申し訳ございません。実は……倒れたのは演出です」
さすがに罪悪感が勝って神妙に謝罪すると、双子はそろって「「はあ?」」と鼻筋に皺を寄せた。
うう、お許しを。
「作戦上、ここらで虚弱アピールをしておく必要があるなと思い……」
「なんだそれは。心配するじゃないか!」
「普通に倒れてたろうが。頭打ってたら演出どころの騒ぎじゃねえんだぞっ」
ひそめた声ながら二人がかりで猛烈に叱られて、萎々とうつむく僕は、傍から見れば、さぞぐあいが悪そうに見えたに違いない。
ほんとにごめんなさい。
でも。だって、だって。
「きみたちなら絶対、たすけてくれると思ったから……」
太い腕に支えられたまま双子を見上げると、今度は二人そろって「「うっ」」と言葉を詰まらせた。
「きみたちを信じてるから、思い切ったんだ……ごめんなさい。でも、ありがとう」
二人を怒らせたままでは気持ちが落ち込んで、次の競い合いに立ち向かえる気がしない。
おそるおそる「……許してくれる……?」と上目遣いで尋ねると、二人の頬が赤らんだ。寒月が小声で「くっそー」と呻く。
「ずりぃんだよ、お前はよー! なんだその可愛い顔は! こっちが目眩起こすわ!」
「……敵わん」
青月も頭痛をこらえるように額に手をあてている。
二人とも顔をしかめたままだけど、発する空気がとろんと甘くなった。大きな手で優しく頬を撫でてくれて、髪と額にキスされる――と思ったところで、
「もうよろしいですか?」
すぐそばに来ていた刹淵さんが、腰をかがめてにっこり問うてきた。
次いでその広い肩から、ぴょこっと子猫が顔を出す。
『アーネスト様っ』
「おお、白銅くーん!」
両手をのばすと、僕が動いたせいでキスを空振りさせた双子が、「「刹淵この野郎!」」と羆の侍従長さんに悪態をついた。
一方、子猫はお尻を振って狙いを定め、刹淵さんの肩を蹴って僕の腕の中に――ではなく寒月の頭に、シュタッとみごとに着地した。
「うおっ! 何すんだ白銅!」
『ピャッ! すみません寒月様。アーネスト様に直で跳び下りたら痛いかと……』
「俺だっていてえわ」
「いや、よくやった白銅。アーネストのため寒月の頭を踏み台にする判断は正しい。これからもその調子で仕えろ」
『はい! 青月様!』
「そうじゃねえだろ。アーネストを守るのは当然だが、なんで俺だ! 青月の頭だってあるのによ」
にわかに双子が揉め出したところで、こちらの様子を気にしてざわついていた皆さんに向かって、刹淵さんが「失礼いたしました」と笑みを向けた。
「ウォルドグレイブ伯爵は少々、競い合いの準備による疲労が出てしまったご様子。ですが、問題なく続けられるとのことです」
臣下席から安堵の声が上がった。
レイニア妃も優しい声で気遣ってくれる。
「本当に大丈夫? もともと、とても繊細な方だと伺っているわ。無理はなさらないほうが……」
おおお。『虚弱』を『とても繊細』と表現してくれてありがとうございます。
立ち上がってお礼を言おうと思ったら、寒月が僕の腰を支えて、小さな子を『高い高い』するみたいにふんわり持ち上げてくれた。
ほんとに凄い力持ちだなあ。体重なんか感じてないみたい。
足も宙に浮いて、苦笑を浮かべて僕を見つめる翠玉の瞳を見下ろすと、なぜだか女性たちから、ため息混じりの感嘆の声が漏れた。
「ご覧になって。美しい絵画のよう」
聞きつけた寒月が、嬉しそうにニヤリと笑う。
「聞こえたか? 俺とお前は美しい絵画のよう、だとさ」
「馬じるし飼い葉のよう?」
小声なので聞き取りづらかった。
首をかしげて聞き返すと、寒月は「ほんとに疲れてるみてえだな」と遠い目をして、その隙に僕の手をとった青月が、「馬じるし飼い葉は放っておけ」と改めて僕を見つめた。
「親父に退場させられるから、俺たちは席に戻るが……本当に大丈夫なんだな?」
「大丈夫。見てて。ね、白銅くん」
寒月の頭から床におろされていた子猫を抱き上げると、『はい、刹淵さんにお伝えしました!』と、お願いした任務をやり遂げたことを報告してくれた。嬉しそうに尻尾がぴるぴる震えている。可愛い。
「ありがとう、白銅くん」
たまらず頬ずりしていたら、微笑を浮かべた刹淵さんに、またも子猫を取り上げられた。
「白銅くーん!」
『ミャアアァッ』
「皆様、お待たせいたしました。次はウォルドグレイブ伯爵の『オススメ美容術』のご紹介です。伯爵、お願いいたします」
有無を言わせず進行する刹淵さん。
しかし片手で掴んでいる子猫がジタバタ暴れているので、ちょっと笑いが起こったが、
「殿下方ばかりか、子猫の従僕まで必死になって駆けつけて」
「よほどご主人を慕っているのね」
好意的に解釈してくれた様子。
双子も刹淵さんに促されて、貴賓席へ戻った。
うん。
まずはやるべきことに集中せねばね。
僕は改めて皆さんにお辞儀をして、壇上に立った。
にっこり微笑み、ひとりひとりの顔を確認するように見渡すと、あちらこちらで「うはあっ」とか「なんかもう世界が違う」などと声が上がり、ぽかんと口をひらいたままの人も続出した。
あれでは口内が乾燥してしまう……大丈夫だろうか。
いや、今は自分のことに集中、集中。
「先ほどは大変失礼いたしました。『宮廷の四花』と誉れ高きご令嬢方と、さまざまな項目で競い合うというお役目を賜りました日から、怠りなく準備をせねばと気を張っていたもので……お騒がせしてしまい、まことに情けなく、お恥ずかしい限りです」
演壇に近い席のご夫人たちが、同情をにじませ首肯するのが見えた。
「伯爵はおひとりで、四家の方々と競い合わねばならないんですものね」
「ご準備も令嬢方より負担が大きいわ」
「お疲れが出るのも無理ないわよ。不公平な勝負ですもの」
『不公平』という言葉が、僕の耳に飛び込んできた。
よしよし、その言葉をお待ちしておりました。
セコい作戦には、その上を行くセコさで対処しなければならぬ。
ちらりと視線を向けた先、久利緒嬢が厳しい目つきで僕を見ている。
……つやうるな鼻毛を育毛。
余計なことを思い出して、危うく吹き出しそうになったのを、必死にこらえた。
「刹淵! さっさと医者を呼べ!」
僕を左右から抱きかかえ、血相変えて医師を呼ぼうとする双子を、「待て待て待て」と小声で制し、顔を寄せてもらって耳打ちした。
「心配させてしまい誠に申し訳ございません。実は……倒れたのは演出です」
さすがに罪悪感が勝って神妙に謝罪すると、双子はそろって「「はあ?」」と鼻筋に皺を寄せた。
うう、お許しを。
「作戦上、ここらで虚弱アピールをしておく必要があるなと思い……」
「なんだそれは。心配するじゃないか!」
「普通に倒れてたろうが。頭打ってたら演出どころの騒ぎじゃねえんだぞっ」
ひそめた声ながら二人がかりで猛烈に叱られて、萎々とうつむく僕は、傍から見れば、さぞぐあいが悪そうに見えたに違いない。
ほんとにごめんなさい。
でも。だって、だって。
「きみたちなら絶対、たすけてくれると思ったから……」
太い腕に支えられたまま双子を見上げると、今度は二人そろって「「うっ」」と言葉を詰まらせた。
「きみたちを信じてるから、思い切ったんだ……ごめんなさい。でも、ありがとう」
二人を怒らせたままでは気持ちが落ち込んで、次の競い合いに立ち向かえる気がしない。
おそるおそる「……許してくれる……?」と上目遣いで尋ねると、二人の頬が赤らんだ。寒月が小声で「くっそー」と呻く。
「ずりぃんだよ、お前はよー! なんだその可愛い顔は! こっちが目眩起こすわ!」
「……敵わん」
青月も頭痛をこらえるように額に手をあてている。
二人とも顔をしかめたままだけど、発する空気がとろんと甘くなった。大きな手で優しく頬を撫でてくれて、髪と額にキスされる――と思ったところで、
「もうよろしいですか?」
すぐそばに来ていた刹淵さんが、腰をかがめてにっこり問うてきた。
次いでその広い肩から、ぴょこっと子猫が顔を出す。
『アーネスト様っ』
「おお、白銅くーん!」
両手をのばすと、僕が動いたせいでキスを空振りさせた双子が、「「刹淵この野郎!」」と羆の侍従長さんに悪態をついた。
一方、子猫はお尻を振って狙いを定め、刹淵さんの肩を蹴って僕の腕の中に――ではなく寒月の頭に、シュタッとみごとに着地した。
「うおっ! 何すんだ白銅!」
『ピャッ! すみません寒月様。アーネスト様に直で跳び下りたら痛いかと……』
「俺だっていてえわ」
「いや、よくやった白銅。アーネストのため寒月の頭を踏み台にする判断は正しい。これからもその調子で仕えろ」
『はい! 青月様!』
「そうじゃねえだろ。アーネストを守るのは当然だが、なんで俺だ! 青月の頭だってあるのによ」
にわかに双子が揉め出したところで、こちらの様子を気にしてざわついていた皆さんに向かって、刹淵さんが「失礼いたしました」と笑みを向けた。
「ウォルドグレイブ伯爵は少々、競い合いの準備による疲労が出てしまったご様子。ですが、問題なく続けられるとのことです」
臣下席から安堵の声が上がった。
レイニア妃も優しい声で気遣ってくれる。
「本当に大丈夫? もともと、とても繊細な方だと伺っているわ。無理はなさらないほうが……」
おおお。『虚弱』を『とても繊細』と表現してくれてありがとうございます。
立ち上がってお礼を言おうと思ったら、寒月が僕の腰を支えて、小さな子を『高い高い』するみたいにふんわり持ち上げてくれた。
ほんとに凄い力持ちだなあ。体重なんか感じてないみたい。
足も宙に浮いて、苦笑を浮かべて僕を見つめる翠玉の瞳を見下ろすと、なぜだか女性たちから、ため息混じりの感嘆の声が漏れた。
「ご覧になって。美しい絵画のよう」
聞きつけた寒月が、嬉しそうにニヤリと笑う。
「聞こえたか? 俺とお前は美しい絵画のよう、だとさ」
「馬じるし飼い葉のよう?」
小声なので聞き取りづらかった。
首をかしげて聞き返すと、寒月は「ほんとに疲れてるみてえだな」と遠い目をして、その隙に僕の手をとった青月が、「馬じるし飼い葉は放っておけ」と改めて僕を見つめた。
「親父に退場させられるから、俺たちは席に戻るが……本当に大丈夫なんだな?」
「大丈夫。見てて。ね、白銅くん」
寒月の頭から床におろされていた子猫を抱き上げると、『はい、刹淵さんにお伝えしました!』と、お願いした任務をやり遂げたことを報告してくれた。嬉しそうに尻尾がぴるぴる震えている。可愛い。
「ありがとう、白銅くん」
たまらず頬ずりしていたら、微笑を浮かべた刹淵さんに、またも子猫を取り上げられた。
「白銅くーん!」
『ミャアアァッ』
「皆様、お待たせいたしました。次はウォルドグレイブ伯爵の『オススメ美容術』のご紹介です。伯爵、お願いいたします」
有無を言わせず進行する刹淵さん。
しかし片手で掴んでいる子猫がジタバタ暴れているので、ちょっと笑いが起こったが、
「殿下方ばかりか、子猫の従僕まで必死になって駆けつけて」
「よほどご主人を慕っているのね」
好意的に解釈してくれた様子。
双子も刹淵さんに促されて、貴賓席へ戻った。
うん。
まずはやるべきことに集中せねばね。
僕は改めて皆さんにお辞儀をして、壇上に立った。
にっこり微笑み、ひとりひとりの顔を確認するように見渡すと、あちらこちらで「うはあっ」とか「なんかもう世界が違う」などと声が上がり、ぽかんと口をひらいたままの人も続出した。
あれでは口内が乾燥してしまう……大丈夫だろうか。
いや、今は自分のことに集中、集中。
「先ほどは大変失礼いたしました。『宮廷の四花』と誉れ高きご令嬢方と、さまざまな項目で競い合うというお役目を賜りました日から、怠りなく準備をせねばと気を張っていたもので……お騒がせしてしまい、まことに情けなく、お恥ずかしい限りです」
演壇に近い席のご夫人たちが、同情をにじませ首肯するのが見えた。
「伯爵はおひとりで、四家の方々と競い合わねばならないんですものね」
「ご準備も令嬢方より負担が大きいわ」
「お疲れが出るのも無理ないわよ。不公平な勝負ですもの」
『不公平』という言葉が、僕の耳に飛び込んできた。
よしよし、その言葉をお待ちしておりました。
セコい作戦には、その上を行くセコさで対処しなければならぬ。
ちらりと視線を向けた先、久利緒嬢が厳しい目つきで僕を見ている。
……つやうるな鼻毛を育毛。
余計なことを思い出して、危うく吹き出しそうになったのを、必死にこらえた。
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