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――懐かしい、本当に懐かしい。
目に写ったのはきれいな青空…ではなかった。
町の家々には火が燃え移っており、煙があちこちから立っている。
簡単に言えば、地獄絵図だ。
雪も降っているが、これでは火を抑えることもできない。
俺たちが出てきたのは城の上にある崖の途中。
こうして見るのは初めてで知らなかったが、トラノク王国は崖に面した王国だったのだ。
「何人か城の近くで浮いているな」
「あれが角魔人です。あのようにして飛ぶことも出来るのです。下で戦っているのが私たちトラノク王国の戦士たちです」
「あれがこの国の…」
崖の途中から右下を見ると、下で戦闘が行われている。
角魔人の下では剣士が前衛に立ち、後ろにいる奴は魔法を放っている。
連携がとれていて、空に飛んでいる角魔人を何人か倒している。
だが、相手も何もせずやられているわけではない。
少しの隙でも見つけた途端、攻守は変わる。
「あいつら死ぬぞ」
「えっ!?」
「あいつらの後ろへ角魔人とやらが魔法を使って移動した。見えなかったのか?」
「攻撃の時にできた煙で見えませんでしたよ…」
その煙を使うのが奇襲に最適だと思うんだが。
煙が出た瞬間、互いに止まっていたら時間の無駄だぞ。
少なくとも、次にどういう攻撃が来るか、どういう攻撃をするべきか考えたほうがいい。
咄嗟にやれ、と言われても難しいと思うが、国の戦士なら出来るようにしておくべきだ。
「あの――」
「分かっている。万能立方体」
俺とメアリは万能立方体から降り、背後へ移動した角魔人目掛けて飛ばした。
距離はあるが、1秒足らずで飛んでいき、背後へ回った角魔人を貫通させた。
「な、なんだ!?」
「上から何かが飛んできたぞ!」
動揺しているな。
いきなり飛んできたから、新手かと思ったのか?
だがもう終わりだ。
飛ばした万能立方体を使い、残りの角魔人も倒していく。
「俺たちも行くぞ」
「でも、万能立方体は今向こうに――」
「飛ぶぞ」
「ちょっ、えっ?待って待って待ってえええええぇぇ!!!」
俺はメアリを抱え、崖から飛び降りた。
万能立方体を戻しても、結局俺たちも向こう側に行くんだ。
先に動いた方がいいだろう。
普通の人間だったら骨折どころではないが、俺には関係ない。
メアリがそのまま落ちたらもちろん死んでしまうが、俺が下になれば大丈夫だ。
「今度は人が!」
「人だと?」
「と、飛んだ…。飛んじゃった…」
「「姫様!?!?」」
誰が姫様だ、この野郎。
んなわけないよな。俺が抱えているメアリのことを指しているはずだ。
お姫様みたいだなとは思ったが、本当に姫様だったのか。
そんなお姫様はガクガクと震えているけど。
「貴様、姫様を放せ!」
「落ち着いてグルス、トトス!この人は私を助けてくれたのよ!」
「じゃあもしかして彼が伝説の…」
「ええ。『神の血を継ぐ者』よ!」
久しぶりにその呼び方をされたな。
久しぶりで当たり前か。何千年も封印されていたんだし。
「詳しくは後で話しましょう。今はこの戦いを終わらせることよ」
「それならいい情報があります。敵の親玉を発見しました」
「本当!?グルス、それでどこに?」
「奴らは“空中部隊”と“地上部隊”に別れて行動しています。親玉は地上部隊です。今ここにいた角魔人が空中部隊の最後で、そろそろ――」
言い終わる前にグルスの言葉が途切れた。
そうではない、最後まで言えなかったのだ。
俺たちの前にいるグルスの首が徐々に崩れ落ちていった。
「初めまして、『癒しの姫君』。私はユミルと言う者です」
「角魔人…!」
「その呼び名は好きではありません。ユミルとお呼びください」
まるで最初から一緒にいたかのようにユミルと言われる角魔人が立っている。
まさかここまで気配を消すとはな…。
話を聞いていたばかりに新手の警戒をしていなかった。
「う、うわああああ!!!」
「だめ!トトス!!」
「煩いですね。あなたに用はありません」
手を振ると、隣で魔法を放とうとしたトトスの首も飛んだ。
今の攻撃は魔法なのか?
力任せで飛ばしているようにしか見えなかったが。
「まだ邪魔者がいますね。さようなら」
「ヒビさん!!」
再び手を振ると、今度は俺の首が飛ぶ…とはならなかった。
「なるほど。手を振った瞬間だけ爪を伸ばしているのか」
「…やりますね」
先ほど回収した万能立方体を使い、首を守るためにくっつけておいた。
もちろん、ばれないように色も肌色へと変えて。
分かったことは、角魔人は強度な爪を持ち、自在に伸び縮みできること。
種さえ分かってしまえば、後は手を振るうときに注意すればいい話だ。
「終わりか?」
「ふっ。そんなわけないでしょう?」
「ん?」
首にあった万能立方体がボロボロと崩れていった。
崩壊なのか分からんが、万能立方体はもう使い道がないようだ。
「これが私の能力『腐食』です。これであなたの便利な箱は消えましたね」
「万能立方体だ。せっかく作ったのに、壊しやがって…」
「さて、これで終わりです。珍しい魔法を見れて面白かったですよ」
「ヒビさん!逃げて!!」
逃げる?俺が?
何を言っているのやら…。
「逃げる必要はない」
「…まだありましたか」
何も万能立方体が一つしかないとは限らない。
一つで十分だったから一つしか作っていなかったが、作ろうと思えば何個でも出せる。
「あの万能立方体が…あんなにも…」
「メアリ、お前にはこれを渡しておく」
「これは?他の万能立方体とは違って黒いけど…」
「いいから持って置け。ユミルの目的はさっきの奴とは違い、“メアリの誘拐”みたいだ」
さっき『癒しの姫君』と言ってわざわざ自分の名を明かした。
メアリに殺意もなかったことから考えるに、他に目的がある。
となると殺害の次に浮かび上がってくる目的は“誘拐”だろう。
「これぐらいあれば大丈夫だろう」
「随分と多いですね。20…いや30ですか?」
「30だ。お前の能力は厄介だからこれぐらい必要だ」
「勝つ気でいるのですか?少し癪に障りますね。数が増えても変わりませんよ」
そうかいそうかい。
だがな、勝つのは俺だ。
「まずは10個」
様子見で10個の万能立方体を飛ばした。
簡単な話、魔法を使うならそれを探るためだ。
さっきのやつは1個で足りたが、こいつには10個使っている。
合計で30個も使っていることだし、単純計算でさっきの角魔人の30倍の強さになる。
いや、1個でも十分すぎだったからもっとか?
様子見で飛ばしたが、先ほどと同様の攻撃ではじき返された。
これじゃあ探りの意味がない。
まったくないわけではないが、分かったことがさらに速くなったこと。
「舐められては困ります。これぐらいで倒せると?」
「速いな。全然見えやしない。最初に首を狙った時も速かったし、種族の違いというやつか」
「次は私の番です。放電!」
さっきのやつが使った電撃とは違い、四方八方へ電撃が散った。
威力重視というよりは当てるために拡散しているため、威力はさほどない。
何故この状況でこの魔法を使ったんだ?
それなら電撃を使えばまだ威力がある。
何故わざわざ拡散させるようにしたんだ?
「…へえ。魔法に能力を付けたのか」
「ええ。私の能力は万能ですから」
ユミルを中心に放たれた放電を受けた万能立方体はボロボロと崩れていった。
俺を守るために1個、それと巻き添えで14個か?
一気に半分無くなったな。
「まあいい。針」
「残り全部で攻撃ですか。これは…」
流石に多いらしく、避けきれずに全部が少しずつ当たっている。
こいつ、本当は口ほどにもないんじゃないのか?
と思ったが、ユミルに触れた万能立方体は壊れていった。
わざと当たっていたみたいだな。
そううまくはいかないか。
「ぐっ…。これであなたの攻撃手段は消えましたね」
「お前もすぐにくたばるかもしれないぞ?」
「あなたを倒した後、癒しの姫君に治してもらいますので」
「そうかよ」
「ではさようなら。人間にしては楽しかったですよ」
ユミルは俺に触れ、俺はボロボロと崩れていく。
「ヒビさん!!」
「メ…アリ…」
「いや…いやあああ!!」
崩れていく中、俺が聞こえたのはメアリの悲鳴だけだった。
目に写ったのはきれいな青空…ではなかった。
町の家々には火が燃え移っており、煙があちこちから立っている。
簡単に言えば、地獄絵図だ。
雪も降っているが、これでは火を抑えることもできない。
俺たちが出てきたのは城の上にある崖の途中。
こうして見るのは初めてで知らなかったが、トラノク王国は崖に面した王国だったのだ。
「何人か城の近くで浮いているな」
「あれが角魔人です。あのようにして飛ぶことも出来るのです。下で戦っているのが私たちトラノク王国の戦士たちです」
「あれがこの国の…」
崖の途中から右下を見ると、下で戦闘が行われている。
角魔人の下では剣士が前衛に立ち、後ろにいる奴は魔法を放っている。
連携がとれていて、空に飛んでいる角魔人を何人か倒している。
だが、相手も何もせずやられているわけではない。
少しの隙でも見つけた途端、攻守は変わる。
「あいつら死ぬぞ」
「えっ!?」
「あいつらの後ろへ角魔人とやらが魔法を使って移動した。見えなかったのか?」
「攻撃の時にできた煙で見えませんでしたよ…」
その煙を使うのが奇襲に最適だと思うんだが。
煙が出た瞬間、互いに止まっていたら時間の無駄だぞ。
少なくとも、次にどういう攻撃が来るか、どういう攻撃をするべきか考えたほうがいい。
咄嗟にやれ、と言われても難しいと思うが、国の戦士なら出来るようにしておくべきだ。
「あの――」
「分かっている。万能立方体」
俺とメアリは万能立方体から降り、背後へ移動した角魔人目掛けて飛ばした。
距離はあるが、1秒足らずで飛んでいき、背後へ回った角魔人を貫通させた。
「な、なんだ!?」
「上から何かが飛んできたぞ!」
動揺しているな。
いきなり飛んできたから、新手かと思ったのか?
だがもう終わりだ。
飛ばした万能立方体を使い、残りの角魔人も倒していく。
「俺たちも行くぞ」
「でも、万能立方体は今向こうに――」
「飛ぶぞ」
「ちょっ、えっ?待って待って待ってえええええぇぇ!!!」
俺はメアリを抱え、崖から飛び降りた。
万能立方体を戻しても、結局俺たちも向こう側に行くんだ。
先に動いた方がいいだろう。
普通の人間だったら骨折どころではないが、俺には関係ない。
メアリがそのまま落ちたらもちろん死んでしまうが、俺が下になれば大丈夫だ。
「今度は人が!」
「人だと?」
「と、飛んだ…。飛んじゃった…」
「「姫様!?!?」」
誰が姫様だ、この野郎。
んなわけないよな。俺が抱えているメアリのことを指しているはずだ。
お姫様みたいだなとは思ったが、本当に姫様だったのか。
そんなお姫様はガクガクと震えているけど。
「貴様、姫様を放せ!」
「落ち着いてグルス、トトス!この人は私を助けてくれたのよ!」
「じゃあもしかして彼が伝説の…」
「ええ。『神の血を継ぐ者』よ!」
久しぶりにその呼び方をされたな。
久しぶりで当たり前か。何千年も封印されていたんだし。
「詳しくは後で話しましょう。今はこの戦いを終わらせることよ」
「それならいい情報があります。敵の親玉を発見しました」
「本当!?グルス、それでどこに?」
「奴らは“空中部隊”と“地上部隊”に別れて行動しています。親玉は地上部隊です。今ここにいた角魔人が空中部隊の最後で、そろそろ――」
言い終わる前にグルスの言葉が途切れた。
そうではない、最後まで言えなかったのだ。
俺たちの前にいるグルスの首が徐々に崩れ落ちていった。
「初めまして、『癒しの姫君』。私はユミルと言う者です」
「角魔人…!」
「その呼び名は好きではありません。ユミルとお呼びください」
まるで最初から一緒にいたかのようにユミルと言われる角魔人が立っている。
まさかここまで気配を消すとはな…。
話を聞いていたばかりに新手の警戒をしていなかった。
「う、うわああああ!!!」
「だめ!トトス!!」
「煩いですね。あなたに用はありません」
手を振ると、隣で魔法を放とうとしたトトスの首も飛んだ。
今の攻撃は魔法なのか?
力任せで飛ばしているようにしか見えなかったが。
「まだ邪魔者がいますね。さようなら」
「ヒビさん!!」
再び手を振ると、今度は俺の首が飛ぶ…とはならなかった。
「なるほど。手を振った瞬間だけ爪を伸ばしているのか」
「…やりますね」
先ほど回収した万能立方体を使い、首を守るためにくっつけておいた。
もちろん、ばれないように色も肌色へと変えて。
分かったことは、角魔人は強度な爪を持ち、自在に伸び縮みできること。
種さえ分かってしまえば、後は手を振るうときに注意すればいい話だ。
「終わりか?」
「ふっ。そんなわけないでしょう?」
「ん?」
首にあった万能立方体がボロボロと崩れていった。
崩壊なのか分からんが、万能立方体はもう使い道がないようだ。
「これが私の能力『腐食』です。これであなたの便利な箱は消えましたね」
「万能立方体だ。せっかく作ったのに、壊しやがって…」
「さて、これで終わりです。珍しい魔法を見れて面白かったですよ」
「ヒビさん!逃げて!!」
逃げる?俺が?
何を言っているのやら…。
「逃げる必要はない」
「…まだありましたか」
何も万能立方体が一つしかないとは限らない。
一つで十分だったから一つしか作っていなかったが、作ろうと思えば何個でも出せる。
「あの万能立方体が…あんなにも…」
「メアリ、お前にはこれを渡しておく」
「これは?他の万能立方体とは違って黒いけど…」
「いいから持って置け。ユミルの目的はさっきの奴とは違い、“メアリの誘拐”みたいだ」
さっき『癒しの姫君』と言ってわざわざ自分の名を明かした。
メアリに殺意もなかったことから考えるに、他に目的がある。
となると殺害の次に浮かび上がってくる目的は“誘拐”だろう。
「これぐらいあれば大丈夫だろう」
「随分と多いですね。20…いや30ですか?」
「30だ。お前の能力は厄介だからこれぐらい必要だ」
「勝つ気でいるのですか?少し癪に障りますね。数が増えても変わりませんよ」
そうかいそうかい。
だがな、勝つのは俺だ。
「まずは10個」
様子見で10個の万能立方体を飛ばした。
簡単な話、魔法を使うならそれを探るためだ。
さっきのやつは1個で足りたが、こいつには10個使っている。
合計で30個も使っていることだし、単純計算でさっきの角魔人の30倍の強さになる。
いや、1個でも十分すぎだったからもっとか?
様子見で飛ばしたが、先ほどと同様の攻撃ではじき返された。
これじゃあ探りの意味がない。
まったくないわけではないが、分かったことがさらに速くなったこと。
「舐められては困ります。これぐらいで倒せると?」
「速いな。全然見えやしない。最初に首を狙った時も速かったし、種族の違いというやつか」
「次は私の番です。放電!」
さっきのやつが使った電撃とは違い、四方八方へ電撃が散った。
威力重視というよりは当てるために拡散しているため、威力はさほどない。
何故この状況でこの魔法を使ったんだ?
それなら電撃を使えばまだ威力がある。
何故わざわざ拡散させるようにしたんだ?
「…へえ。魔法に能力を付けたのか」
「ええ。私の能力は万能ですから」
ユミルを中心に放たれた放電を受けた万能立方体はボロボロと崩れていった。
俺を守るために1個、それと巻き添えで14個か?
一気に半分無くなったな。
「まあいい。針」
「残り全部で攻撃ですか。これは…」
流石に多いらしく、避けきれずに全部が少しずつ当たっている。
こいつ、本当は口ほどにもないんじゃないのか?
と思ったが、ユミルに触れた万能立方体は壊れていった。
わざと当たっていたみたいだな。
そううまくはいかないか。
「ぐっ…。これであなたの攻撃手段は消えましたね」
「お前もすぐにくたばるかもしれないぞ?」
「あなたを倒した後、癒しの姫君に治してもらいますので」
「そうかよ」
「ではさようなら。人間にしては楽しかったですよ」
ユミルは俺に触れ、俺はボロボロと崩れていく。
「ヒビさん!!」
「メ…アリ…」
「いや…いやあああ!!」
崩れていく中、俺が聞こえたのはメアリの悲鳴だけだった。
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