30 / 42
30.重力操作99
しおりを挟む
「アンディ、いるか?」
「はーい、いるよー」
ドアが開くと、そこにはお父さんがいた。
「ん?エイミーちゃんと遊んでいる最中だったのか」
「うん!ドラグノールも一緒だよ!」
お昼ご飯を食べてすぐの時間。
まだ何を遊ぶかを話している最中だった。
「それでどうしたの?」
「実は二人に買い物に行ってきてほしくてな。頼めるかな?」
「買い物を?」
大体は商人が来たり、ルーシュたちが買いに行ったりするしている。
もしかして何かあったのかな?
「アンリがカラリアとルーシュたちを連れて用事のため出かけていったんだ。俺が買い物に行ってもいいんだが、そうなると二人だけでお留守番になるけど。どっちがいい?」
「買い物に行く!」
「そうかそうか。それじゃあ二人に頼もうかな」
僕に聞いたのにエイミーが答えちゃったよ。
まあいいけどさ。
「僕も構わないよ」
「よかった!買ってきて欲しいものはこれに書いてある」
一枚の紙とお金が入った袋を渡された。
紙にはたくさんのメモがされている。
「ふむふむ、随分と豪華な夕飯だね」
「ああ。今日は久しぶりに豪快に行こうと思ってな!」
「お父さんがつくるの?」
「そうだぞ。こんな俺でも料理は得意だ」
お父さんが料理をしているところを見たことが無い。
お姉ちゃんと同じパターンだと嫌だけどなあ。
でもメモから考えると変な食材もなく普通だし、大丈夫かな。
「余ったお金で何か買ってきてもいいが、気を付けていくんだぞ」
「はーい!」
「わかった。じゃあ行ってくるね」
「おう。しっかりとエイミーちゃんとはぐれないように行くんだぞ。あっ、ドラグノールはお父さんとお留守番だ」
もしかしてエイミーが勝手にどっかに行かないように見張っとけってことかな?
たしかにふらーっとどっかに行ってしまいそうだけど。
お父さんは言い終わると、ドラグノールと一緒に部屋から出ていった。
「それでどういうのを買うの?」
「普通の食材だね。お肉に野菜とか」
「他にはー?」
「あとは特にないね。肉料理ばっかりだからほとんどお肉だよ」
流石というべきなのか、肉の名前が書かれているメモを見ると、つくるであろう料理が思い浮かぶ。
これ全部食べるとしたら結構な量になるけど、大丈夫かなあ。
「さっそく買いに行こう!」
「場所はお店が並んでいる町広場で大丈夫かな」
少し歩くが、町の真ん中では毎日お店が開かれている。
みんなは基本、ここで買い物をしている。
僕たちは例外として取り寄せるときがあるが、それ以外だと大体はここで買っている。
それに他にものを売っているお店まである。
余ったお金を使うのならここがちょうどいいだろう。
「とりあえずの値段を見てから、先に欲しいものを見ようか」
「わかった!」
ということで町広場へ。
こうして町に行くのも久しぶりかもしれない。
行くとしても森ばっかりだったし。
最近だと他に海と空に行ったかな?
行く場所が極端すぎるような気がするけど。
「そういえばどれぐらいお金が入っているの?」
「見てなかったね。ちょっと待ってね」
お金がどれぐらいあるかをまだ見ていなかった。
これで足りなかったらまずいなあ。
そうなると一旦家に戻らないといけなくなるけど。
「…少し多く入れたとしても多すぎるなあ、これ」
中にはこれから買う食材を倍ぐらい買える金額が入っていた。
もしかして、お父さんは僕たちに遊ばせるためにわざわざ言ったとか?
それだと僕としても嬉しいけど。
「どうだった?」
「うん、そこまで高すぎなければある程度買えるよ」
「じゃああれが欲しい!」
欲しいものをすぐに見つけていたようだ。
エイミーが指さしたのはイヤリングだった。
「これが欲しいの?」
「うん!これがいい!」
そういう事なら別に構わないけど。
別段特別というわけではなく、輪っか状でよくあるタイプだ。
「すみません。これを――」
「これを2つください!」
「えっ?」
なんで2つ?
予備の分、ってことなのだろうか?
「あらあら、二人はデート中なのかな?」
「うん!だから思い出としてこれが欲しいの!」
「そういうことね。わかったわ!特別にこれは私からプレゼントしてあげるよ!」
「ほんとう!?」
そう言うと、お店の人が同じ形のイヤリングを2つエイミーに渡した。
あの、なんだか僕だけ置いて行かれていないかな?
「アンディ、ちょっと向こうを向いててくれる?」
「こっち?」
「そうそう!ちょっと待ってね」
エイミーは僕の耳にイヤリングを付けた。
「今度はアンディがつけて!」
僕にもう一つのイヤリングを渡すと、付けるために耳を出した。
…なんだろう、この緊張感。
よくわからないけどドキドキしている気がする。
初めて人に付けたが、うまく付けられた。
「二人ともよく似合っているわ」
「えへへっ」
エイミーは少し照れていた。
「ねえねえ、どう?」
「どうって、似合っているよ?」
「むぅ……」
なんで怒っているの?
凄く似合っていると思うんだけど。
「もっと他に言うことがあるでしょう!」
「ほかに?」
「ほら!可愛いとか!!」
お店の人が僕にささやくように話しかけてきた。
それを、ここで言えと?
エイミーは言ってほしそうに待っていた。
…わかったよ!言えばいいんでしょう!!
「か、可愛いと思うよ……」
「えへへっ、ありがとう!」
これ、けっこう恥ずかしいぞ。
「そうだ買い物!ほら、買いに行くよ!」
「ちょっと待ってー!あっ、イヤリングありがとー!」
「どういたしまして!お幸せにねー!」
正直、僕は顔から火が出そうな勢いだ。
家だと特に何ともないが、こうして外だと恥ずかしい。
この場から離れたい勢いのまま、速足で去っていった。
その後、他に寄りたいか聞いたが、もう満足したからいいと言われた。
メモを確認しながら買い物を済ませ、家へと帰ろうとした時だ。
「けっこう量が多いなあ」
「どうするー?私がもう1個持てばいいー?」
エイミーも荷物を持っているが、すでに限界のように見える。
出来れば今持っているものも持ってあげたいが、そうなると僕の手が死んでしまう。
そういう時こそスキルの出番。
今度はかっこいいところを見せないと!
「スキルオープン」
増殖で手を増やす――のは流石に町ではやるものではないな。
素直にステータスを上げればいいのかな?
いや、他のスキルを見つけた。
重力操作という面白そうなのがあった。
これならうまく使えそうだ。
「こうすればいいのかな?」
試しに持っている荷物を『軽くなれ』と思いながら触れてみた。
思った通り、荷物は軽くなった。
もしかしてだけど、これって浮かせたりできるのかな?
少し試してみよう。
「すごーい!なにそれ!!」
「荷物が重いから簡単に運べたらいいなあと思ってやってみたんだ」
実験は成功。
荷物はふわふわと浮いた。
「あとはこれをこうして紐で繋げれば……」
浮いた荷物を紐で縛り、紐を引っ張るだけで荷物を運べる状態にした。
これなら楽々に荷物を運べる。
「私が持ちたーい!」
「いいよ、はい」
エイミーは僕から紐の先端を渡されると、走り始めた。
「全部しっかりとついてくるー!」
「おーい!面白いのは分かるけど、そんなに急いで帰らなくてもいいんだよー!」
「分かってるー!」
と言いつつも、結局家まで走っていた。
途中、僕の方がバテそうになっていた。
後から気づいたけど、自分に使ったら楽に走れたんじゃないのかな?
家に着くと、お父さんが出迎えてくれた。
「おかえり二人とも!後はお父さんに――って何で浮いているんだ?」
「アンディが簡単に運べるようにしてくれた!」
「おぉ……。まさかこんな魔法まで使えるとは……」
しまった、お父さんに見られてしまった。
また何かあれこれ聞かれそうで面倒くさそう。
「まあともあれ二人ともお疲れ様。それとそのイヤリングは買ったやつなのか?」
「ううん、お店の人がくれたの!」
「そうかそうか。二人ともよく似合っているぞ。かわいい夫婦みたいだ」
まあ、恥ずかしかったけどエイミーが嬉しそうなら僕もよかったよ。
このイヤリングは大切にしていこう。
「じゃあ後はお父さんに任せとけ!美味しい料理を食べさせてやるぞー!」
夜、大きい食堂に3人しかいなかったが、料理は豪華だった。
そして驚くことに料理は絶品。
アンドレアに負けないほどの料理だった。
今更だけど、お母さんが料理しているところを見たことが無いなあ。
「ねえお父さん」
「どうした?」
「お母さんって料理できるの?」
お父さんは進んでた手が止まった。
そして真剣な顔でこういった。
「誰にも得意不得意がある。それは仕方がないことなんだ」
「あっ…うん……」
お姉ちゃんの料理は引き継がれていたものだったんだ。
「はーい、いるよー」
ドアが開くと、そこにはお父さんがいた。
「ん?エイミーちゃんと遊んでいる最中だったのか」
「うん!ドラグノールも一緒だよ!」
お昼ご飯を食べてすぐの時間。
まだ何を遊ぶかを話している最中だった。
「それでどうしたの?」
「実は二人に買い物に行ってきてほしくてな。頼めるかな?」
「買い物を?」
大体は商人が来たり、ルーシュたちが買いに行ったりするしている。
もしかして何かあったのかな?
「アンリがカラリアとルーシュたちを連れて用事のため出かけていったんだ。俺が買い物に行ってもいいんだが、そうなると二人だけでお留守番になるけど。どっちがいい?」
「買い物に行く!」
「そうかそうか。それじゃあ二人に頼もうかな」
僕に聞いたのにエイミーが答えちゃったよ。
まあいいけどさ。
「僕も構わないよ」
「よかった!買ってきて欲しいものはこれに書いてある」
一枚の紙とお金が入った袋を渡された。
紙にはたくさんのメモがされている。
「ふむふむ、随分と豪華な夕飯だね」
「ああ。今日は久しぶりに豪快に行こうと思ってな!」
「お父さんがつくるの?」
「そうだぞ。こんな俺でも料理は得意だ」
お父さんが料理をしているところを見たことが無い。
お姉ちゃんと同じパターンだと嫌だけどなあ。
でもメモから考えると変な食材もなく普通だし、大丈夫かな。
「余ったお金で何か買ってきてもいいが、気を付けていくんだぞ」
「はーい!」
「わかった。じゃあ行ってくるね」
「おう。しっかりとエイミーちゃんとはぐれないように行くんだぞ。あっ、ドラグノールはお父さんとお留守番だ」
もしかしてエイミーが勝手にどっかに行かないように見張っとけってことかな?
たしかにふらーっとどっかに行ってしまいそうだけど。
お父さんは言い終わると、ドラグノールと一緒に部屋から出ていった。
「それでどういうのを買うの?」
「普通の食材だね。お肉に野菜とか」
「他にはー?」
「あとは特にないね。肉料理ばっかりだからほとんどお肉だよ」
流石というべきなのか、肉の名前が書かれているメモを見ると、つくるであろう料理が思い浮かぶ。
これ全部食べるとしたら結構な量になるけど、大丈夫かなあ。
「さっそく買いに行こう!」
「場所はお店が並んでいる町広場で大丈夫かな」
少し歩くが、町の真ん中では毎日お店が開かれている。
みんなは基本、ここで買い物をしている。
僕たちは例外として取り寄せるときがあるが、それ以外だと大体はここで買っている。
それに他にものを売っているお店まである。
余ったお金を使うのならここがちょうどいいだろう。
「とりあえずの値段を見てから、先に欲しいものを見ようか」
「わかった!」
ということで町広場へ。
こうして町に行くのも久しぶりかもしれない。
行くとしても森ばっかりだったし。
最近だと他に海と空に行ったかな?
行く場所が極端すぎるような気がするけど。
「そういえばどれぐらいお金が入っているの?」
「見てなかったね。ちょっと待ってね」
お金がどれぐらいあるかをまだ見ていなかった。
これで足りなかったらまずいなあ。
そうなると一旦家に戻らないといけなくなるけど。
「…少し多く入れたとしても多すぎるなあ、これ」
中にはこれから買う食材を倍ぐらい買える金額が入っていた。
もしかして、お父さんは僕たちに遊ばせるためにわざわざ言ったとか?
それだと僕としても嬉しいけど。
「どうだった?」
「うん、そこまで高すぎなければある程度買えるよ」
「じゃああれが欲しい!」
欲しいものをすぐに見つけていたようだ。
エイミーが指さしたのはイヤリングだった。
「これが欲しいの?」
「うん!これがいい!」
そういう事なら別に構わないけど。
別段特別というわけではなく、輪っか状でよくあるタイプだ。
「すみません。これを――」
「これを2つください!」
「えっ?」
なんで2つ?
予備の分、ってことなのだろうか?
「あらあら、二人はデート中なのかな?」
「うん!だから思い出としてこれが欲しいの!」
「そういうことね。わかったわ!特別にこれは私からプレゼントしてあげるよ!」
「ほんとう!?」
そう言うと、お店の人が同じ形のイヤリングを2つエイミーに渡した。
あの、なんだか僕だけ置いて行かれていないかな?
「アンディ、ちょっと向こうを向いててくれる?」
「こっち?」
「そうそう!ちょっと待ってね」
エイミーは僕の耳にイヤリングを付けた。
「今度はアンディがつけて!」
僕にもう一つのイヤリングを渡すと、付けるために耳を出した。
…なんだろう、この緊張感。
よくわからないけどドキドキしている気がする。
初めて人に付けたが、うまく付けられた。
「二人ともよく似合っているわ」
「えへへっ」
エイミーは少し照れていた。
「ねえねえ、どう?」
「どうって、似合っているよ?」
「むぅ……」
なんで怒っているの?
凄く似合っていると思うんだけど。
「もっと他に言うことがあるでしょう!」
「ほかに?」
「ほら!可愛いとか!!」
お店の人が僕にささやくように話しかけてきた。
それを、ここで言えと?
エイミーは言ってほしそうに待っていた。
…わかったよ!言えばいいんでしょう!!
「か、可愛いと思うよ……」
「えへへっ、ありがとう!」
これ、けっこう恥ずかしいぞ。
「そうだ買い物!ほら、買いに行くよ!」
「ちょっと待ってー!あっ、イヤリングありがとー!」
「どういたしまして!お幸せにねー!」
正直、僕は顔から火が出そうな勢いだ。
家だと特に何ともないが、こうして外だと恥ずかしい。
この場から離れたい勢いのまま、速足で去っていった。
その後、他に寄りたいか聞いたが、もう満足したからいいと言われた。
メモを確認しながら買い物を済ませ、家へと帰ろうとした時だ。
「けっこう量が多いなあ」
「どうするー?私がもう1個持てばいいー?」
エイミーも荷物を持っているが、すでに限界のように見える。
出来れば今持っているものも持ってあげたいが、そうなると僕の手が死んでしまう。
そういう時こそスキルの出番。
今度はかっこいいところを見せないと!
「スキルオープン」
増殖で手を増やす――のは流石に町ではやるものではないな。
素直にステータスを上げればいいのかな?
いや、他のスキルを見つけた。
重力操作という面白そうなのがあった。
これならうまく使えそうだ。
「こうすればいいのかな?」
試しに持っている荷物を『軽くなれ』と思いながら触れてみた。
思った通り、荷物は軽くなった。
もしかしてだけど、これって浮かせたりできるのかな?
少し試してみよう。
「すごーい!なにそれ!!」
「荷物が重いから簡単に運べたらいいなあと思ってやってみたんだ」
実験は成功。
荷物はふわふわと浮いた。
「あとはこれをこうして紐で繋げれば……」
浮いた荷物を紐で縛り、紐を引っ張るだけで荷物を運べる状態にした。
これなら楽々に荷物を運べる。
「私が持ちたーい!」
「いいよ、はい」
エイミーは僕から紐の先端を渡されると、走り始めた。
「全部しっかりとついてくるー!」
「おーい!面白いのは分かるけど、そんなに急いで帰らなくてもいいんだよー!」
「分かってるー!」
と言いつつも、結局家まで走っていた。
途中、僕の方がバテそうになっていた。
後から気づいたけど、自分に使ったら楽に走れたんじゃないのかな?
家に着くと、お父さんが出迎えてくれた。
「おかえり二人とも!後はお父さんに――って何で浮いているんだ?」
「アンディが簡単に運べるようにしてくれた!」
「おぉ……。まさかこんな魔法まで使えるとは……」
しまった、お父さんに見られてしまった。
また何かあれこれ聞かれそうで面倒くさそう。
「まあともあれ二人ともお疲れ様。それとそのイヤリングは買ったやつなのか?」
「ううん、お店の人がくれたの!」
「そうかそうか。二人ともよく似合っているぞ。かわいい夫婦みたいだ」
まあ、恥ずかしかったけどエイミーが嬉しそうなら僕もよかったよ。
このイヤリングは大切にしていこう。
「じゃあ後はお父さんに任せとけ!美味しい料理を食べさせてやるぞー!」
夜、大きい食堂に3人しかいなかったが、料理は豪華だった。
そして驚くことに料理は絶品。
アンドレアに負けないほどの料理だった。
今更だけど、お母さんが料理しているところを見たことが無いなあ。
「ねえお父さん」
「どうした?」
「お母さんって料理できるの?」
お父さんは進んでた手が止まった。
そして真剣な顔でこういった。
「誰にも得意不得意がある。それは仕方がないことなんだ」
「あっ…うん……」
お姉ちゃんの料理は引き継がれていたものだったんだ。
5
お気に入りに追加
3,062
あなたにおすすめの小説
7個のチート能力は貰いますが、6個は別に必要ありません
ひむよ
ファンタジー
「お詫びとしてどんな力でも与えてやろう」
目が覚めると目の前のおっさんにいきなりそんな言葉をかけられた藤城 皐月。
この言葉の意味を説明され、結果皐月は7個の能力を手に入れた。
だが、皐月にとってはこの内6個はおまけに過ぎない。皐月にとって最も必要なのは自分で考えたスキルだけだ。
だが、皐月は貰えるものはもらうという精神一応7個貰った。
そんな皐月が異世界を安全に楽しむ物語。
人気ランキング2位に載っていました。
hotランキング1位に載っていました。
ありがとうございます。
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる