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第1章:知らないことだらけのこの世界
第24話:素晴らしい名称
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家に着いた僕らは父さんと母さんを探した。全く見つからなかったから使用人に聞くと、シズナの祝福の儀に付き添ったらしい。
それにしても‥‥‥馬車の中で寝たせいで身体中が痛い‥‥‥昨日はワクワクしていたから眠れなくてついつい、馬車の中で寝てしまった。ちなみに兄さんも眠れなかったらしい。
兄さんが「身体中が痛いから体を動かしてほぐそう」と言ってパーティーの飾り付けを手伝った。何度も使用人達に辞めるよう言われながら‥‥‥兄さんも頑固だな~。
えだ?僕は何しているかって?僕は‥‥‥体を動かすのは苦手だから、すいと~?くんを入れたプレゼント箱を持って兄さんの近くにいるだけだよ。
だらだらしていると兄さんに声をかけられた。
「マエルド‥‥‥お前は何をしている。手伝おうとは思わないのか‥‥‥それと、それは何だ」
「えっ?これ?これは吸魔石だよ」
「すいと~るくん‥‥‥相変わらず、お前の名付けのセンスは壊滅的だな‥‥‥」
「えっ?かっこいいじゃん、すいと~るくん。」
「まあ‥‥‥今に始まった訳ではないから反論はしないが‥‥‥もう少しマシな名はなかったのか‥‥‥?ところでそれはどうするのだ?」
「それじゃないよ、すいと~るくんだよ!!すいと~るくんはシズナにあげるんだ。身に付けるだけでHPが0になる攻撃を吸っちゃうんだよ。ただし、1000までだけど。それ以上だと壊れるんだよ」
まったく‥‥‥何で兄さんはこの素晴しい名称が理解できないんだ‥‥‥かっこいいのに‥‥‥。
「まあ、お前のことだから大丈夫だとは思うが魔導具を奪われないように気をつけろ」
「大丈夫だよ、だって誰も僕のことに気付かないから」
「ん?そうか」
僕は『いしきなくな~るくん』を使ってるんだもん。いしきなくな~るくんの効果は『不特定多数の人が使用者を赤の他人と思い込む』だから、誰も僕に気付かないよ♪
まあ、父さんや母さん、兄さんのような家族には違和感を感じる程度しか効果がないけど‥‥‥。
—————
このシーン要るかな‥‥‥
—————
それにしても‥‥‥馬車の中で寝たせいで身体中が痛い‥‥‥昨日はワクワクしていたから眠れなくてついつい、馬車の中で寝てしまった。ちなみに兄さんも眠れなかったらしい。
兄さんが「身体中が痛いから体を動かしてほぐそう」と言ってパーティーの飾り付けを手伝った。何度も使用人達に辞めるよう言われながら‥‥‥兄さんも頑固だな~。
えだ?僕は何しているかって?僕は‥‥‥体を動かすのは苦手だから、すいと~?くんを入れたプレゼント箱を持って兄さんの近くにいるだけだよ。
だらだらしていると兄さんに声をかけられた。
「マエルド‥‥‥お前は何をしている。手伝おうとは思わないのか‥‥‥それと、それは何だ」
「えっ?これ?これは吸魔石だよ」
「すいと~るくん‥‥‥相変わらず、お前の名付けのセンスは壊滅的だな‥‥‥」
「えっ?かっこいいじゃん、すいと~るくん。」
「まあ‥‥‥今に始まった訳ではないから反論はしないが‥‥‥もう少しマシな名はなかったのか‥‥‥?ところでそれはどうするのだ?」
「それじゃないよ、すいと~るくんだよ!!すいと~るくんはシズナにあげるんだ。身に付けるだけでHPが0になる攻撃を吸っちゃうんだよ。ただし、1000までだけど。それ以上だと壊れるんだよ」
まったく‥‥‥何で兄さんはこの素晴しい名称が理解できないんだ‥‥‥かっこいいのに‥‥‥。
「まあ、お前のことだから大丈夫だとは思うが魔導具を奪われないように気をつけろ」
「大丈夫だよ、だって誰も僕のことに気付かないから」
「ん?そうか」
僕は『いしきなくな~るくん』を使ってるんだもん。いしきなくな~るくんの効果は『不特定多数の人が使用者を赤の他人と思い込む』だから、誰も僕に気付かないよ♪
まあ、父さんや母さん、兄さんのような家族には違和感を感じる程度しか効果がないけど‥‥‥。
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このシーン要るかな‥‥‥
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