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第七章 王国剣術大会編

第270話 エレインの現在 ③

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 エレインの執務室だった。
 昼下がり。
 カーテンが引かれた窓からは、西日がわずかに差し込んでいる。
 幅数センチの西日が照らすのは、美女の柔肌。
 清潔感のある白いシャツ。
 ボタンは全て外され、はだけた隙間から白い肌が覗く。
 執務用の机には、剥ぎ取られたばかりのブラジャー。
 その隣に、エレインは腰掛けていた。
 大胆にも、両脚を全開にして。
 椅子に座る俺に見せつけるように。
 めくりれ上がった紺色のタイトスカート。
 美しい脚の付け根には、あらわになったブルーのパンティー。
 さっきまでバリバリ仕事をこなしていたお姉さんが、目の前で色気を爆発させていた。
 カーテンが引かれているせいで、薄暗い室内。
 わずかに差し込む西日が、エレインのはだけた上半身を照らしているのがエロい。
 乳房は、シャツに隠されていて見えない。
 膨らんだ胸の中心と、ほっそりとした腹部だけが肌色だった。
 膨らみの頂点は、シャツに覆われているが、隠しきれないポッチが見えていた。

「……恥ずかしいから、早く全部脱がせてください」

 エレインは、頬を染めながらそんな事を言った。
 黄色がかった薄茶色、榛色の瞳は、何もない机の上に向けられている。
 恥じらいの表情。
 たまらない。
 思わずシャツに覆われた乳房に手を伸ばしてしまう。

「んっ……」

 上げそうになった甘い声を、唇を噛んで堪えるエレイン。
 すぐに割れてしまうガラス細工を扱うように。
 優しくエレインの乳房を愛撫する。

「ふっ……くっ……!」

 触れる俺の指に合わせて、エレインは小さく震えた。

「あっ――!」

 シャツに覆われた乳首をこすれば、こらえきれなくなった声を我慢するために指を噛む。

「声、我慢しなくてもいいんだぞ?」

「……嫌です。別に気持ちよくなっているわけじゃないですし。でも……」

 エレインの乳首は、シャツ越しにもわかるほどに勃起していた。
 こんな乳首見せつけといて、感じてないとは、これいかに。

「……このままじゃ、書類を汚しちゃうので、降りていいですか?」

 エレインの開かれた脚の付け根。
 真っ白な太ももの内側とブルーのパンティー。
 パンティには、群青色のシミが出来ていた。
 ぷるぷると震える太もも。
 シミはみるみる大きくなっていく。
 エレインの大きな尻の下には、書きかけの書類が置かれていた。
 確かに、パンティーのシミは書類まで達しそうだった。
 気持ちよくなってないとか言ってるくせに、身体は反応しまくっている不思議。

「おいで」

「閣下ぁ」

 両手を広げると、エレインがガバっと抱きつてくる。
 全身で感じるエレインの温もりと柔らかさ。
 ムワッと広がる適齢期の女の匂い。

「閣下……あむっ、れろ、れろ」

 愛おしそうに目を細めたエレインは、いきなり舌を絡めてきた。
 ねっとりと舌を絡め合いながら、エレインのタイトスカートのジッパーを下ろす。

「んっ、くっ……閣下……」

 スカートを脱いだエレインはぐりぐりと濡れた股間を押し付けてくる。
 ガチガチに勃起した俺の一物に。

「ふっ、んんっ……ちゅっ、れろお」

 舌を必死に絡ませながら、俺のシャツのボタンを外していくエレイン。
 興奮しきっているのか、その手付きは焦っていて、口元にかかる吐息は熱い。
 エレインにされるがまま、服を脱がされた。
 俺が裸になるのはいいのだが。

「い、いや」

 エレインのシャツを脱がそうとすると、なぜか抵抗した。
 ぐっとシャツを掴んで、脱がされるのを防いでいる。

「おっぱい見せろ」

「……いやです」

 直球で言ってみたら、普通に拒否された。
 え、凹むんだけど。

「わ、私の……ちっちゃいから、見せたくないです」

 舌を絡めまくったせいで、唇をてらてらさせたエレインは、恥ずかしそうに漏らした。
 そういえば気にしていたな。

「あむっ、んっ、れろぉ」

 諭すようにキスを再開した。
 歯茎を舐めていると、夢中になったエレインの手元から力が抜ける。
 ゆっくりと肩から、シャツを脱がせていった。
 袖の部分は脱がさずに、シャツを背中におろした所で、唇を離す。
 エレインの乳房が、あらわになっていた。
 胸元から芸術的な曲線を描く、釣鐘型の乳房。
 つんと上を向いた乳首が、エレインらしくてかわいい。
 確かに巨乳とは言えないが、Cカップはある。
 何よりも、まごうことなき美乳だった。

「綺麗だ」

 正直に言ってみると、エレインの頬が染まる。

「……お世辞ばっかり。みんなに言ってるんでしょ」

「エレインのが一番綺麗だ」

「…………」

 唇を尖らせて面倒くさい事を言うエレインに、適当なことを言ってみたら、エレインはまんざらでもなさそうに頬を染める。

「……じゃあ、キスしてください。そ、その……胸に」

 エレインの乳房に吸い付いた。
 ビクッと震えるエレイン。

「もっと……跡がついてもいいから、もっと強く」

 ぢゅうううっと音を立てて吸う。

「あっあああっ! 閣下! ああああんっ!」

 エレインはそのまま俺の頭を抱きしめた。
 むにゅっと美乳が押し付けれる中、強く乳房を吸う。

「閣下……もっといっぱいキスして。跡付けて。私のおっぱいを閣下のものにして」

 エレパイにキスマークを付けていたら、興奮したエレインがそんな事を言っていた。
 ひたすら乳房を吸い続け、時折、乳首を吸う。
 エレインは我慢できずに嬌声を漏らす。
 蕩けきった瞳は、俺を愛おしそうに見下ろしていた。

「閣下……」

 自分の股間に手を伸ばしたエレインはクチュクチュと音を立てて、膣の準備を始める。
 熱い吐息を漏らしながら。
 パンティーのクロッチをずらすと、俺の一物を握って、誘う。
 たらたらと愛液を漏らしながら、エレインが俺を飲み込んでいく。

「あ、ああっ……硬い……」

 俺に跨った美女は、ズブズブと肉棒を挿れて快感に震えていた。
 そこに数ヶ月前の処女の面影はない。
 むせ返るような色気を放つ、完成されたメス。

「閣下……閣下あ……」

 きゅんきゅん膣を締め付けながら、最奥まで飲み込む。
 エレインは俺に蕩けた目を向けると、堪えきれなくなったように漏らした。

「大好きです……」

 そして、俺を抱きしめる。

「んっ……閣下、あんっ……好き、んんっ……大好き……」

 ぐちょぐちょと卑猥な音を立てながら。
 俺を抱きしめたエレインは自ら動いていた。
 くねくねとデカい尻がいやらしく動く。

「んんっ、閣下……私の閣下……」

 献身的だった。
 俺は全く腰を動かしていないのに。
 射精させようとエレインがいじらしく動いてくれる。

「出してください。私の膣内に……閣下が女にした膣内に、いっぱい射精してください」

 ぱんぱんっと勢いよくエレインが腰を打ち付けてくる。
 絡みつく肉襞。
 飛び散る汗。
 エレインの眼鏡は、熱気で曇っていた。

「あんっ、んっ、ああんっ、ああっ、あんっ、か、閣下、出して、いっぱい出してえ!」

 思い切り吸い付いてくる子宮。
 堪えきれずに射精していた。
 絶頂したエレインは、抱きつく力を強くする。

「閣下……閣下あ……気持ちよかった……大好き……」

 膣で精液を受けたエレインは、そんな事を言いながら満足そうに吐息を漏らす。
 膣をひくひくさせながら、ぶるぶると全身を震わせている。
 俺はそんなエレインを抱きしめながら、後頭部を撫でた。
 快楽に身を焦がすエレインが落ち着くまで。
 やがて。

「……っていうのは、冗談ですけどね」

「ええ!?」

 真っ赤な顔をしたエレインは、ずれかけた眼鏡を直していた。

「さっき言ったことは、その場の勢いというか……わ、私、別に気持ちよくなってませんし……閣下のことなんて、べ、別になんとも思ってませんし……」

 繋がったままのエレインは、今更の言い訳を始めた。
 自分からぱんぱん腰を振っていたくせに、苦しすぎる言い訳だった。

「わ、私はルーナ様やセレナ様と違って、簡単な女じゃありませんから! だ、だいたい閣下は私の事をどう思ってるんですか?」

「いや、好きだけど、エレインのこと」

「閣下ぁ……!!」

 ガバっと抱きつけてきたエレインは、そのまま腰振り2回戦を始めてくれた。
 ねっとりと濃厚な口付けとともに。
 好き好き言いながら。
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