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ゲーマークリエイター 第2話 「タツのミス」
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ケンの作ったソシャゲはその後も2位だった。ケンは悔しかった。しかし、ケンはもう次のゲームの制作に取り組んでいた。
次のゲームは「戦略ゲーム」だ。ダウンロードは無料。戦略ゲームは、まず自分の基地を持った状態から始まり、そこから
農場、銀行、訓練場などを作っていき、その建物のレベルを上げる。そのレベルを上げると効率が良くなる。基地の1番重要な「プレイヤーの住む建物」は、色々な物のレベルを上げないと、レベルが上げられない仕組みになっている。また、レベルを上げたり建物を作ったりする時に「時間」が発生する。普通のゲームは、そこで加速トークン(建築をスピードアップして時間を待たずに出来る)と言うものを使う。ケンはその制度を導入した。ケンはそこからが違った。ケンは「広告制度」を導入した。広告制度とは、広告をプレイヤーに見てもらい、会社は利益を得て、プレイヤーはアイテムを貰える。と言うものだ。これで無課金でも楽しめる物になるのだ。訓練場で訓練した兵士を、別のプレイヤーの基地に送り込み、基地を潰す。と言うものだ。
しかし、この手のゲームは、無課金で出来るものは少ない。
そこでケンは、敵の基地が見えるマップに「モンスター」を置いたのだ。このモンスターは、倒すと一定確率でお金、食料、ゴールド(課金アイテム)、加速トークンが貰える。このモンスターにもレベルを設定し、高いレベルほどアイテムの数が多くなっていく。
ケンは以下のゲームを作った。
一方、ライバル会社のタツも、同じような戦略ゲームを作っていた。タツの作ったゲームは、ケンの作ったゲームよりも、課金要素が強く、広告制度も導入していなかった。両アプリのリリース日は同じ日。
そしてリリース日。ケンとタツが作ったゲームなので、掲示板などで両者期待されていた。
結果はケンの勝ちだった。最初はタツのアプリの方がダウンロードされていた。しかし、掲示板では「課金要素多すぎ」や、「課金ゲーだったのか」と課金要素の多さが指摘されていた。一方ケンは「やっぱり課金要素少ないな」と絶賛されていた。
2回目はケンの勝ちだった。次のゲームは、タツの得意な、「家を作ってサバイバルをする」と言うゲームだ。ケンは、タツの得意なサバイバルゲームをどのようにして、作ったのか。
次回へ続く…
次のゲームは「戦略ゲーム」だ。ダウンロードは無料。戦略ゲームは、まず自分の基地を持った状態から始まり、そこから
農場、銀行、訓練場などを作っていき、その建物のレベルを上げる。そのレベルを上げると効率が良くなる。基地の1番重要な「プレイヤーの住む建物」は、色々な物のレベルを上げないと、レベルが上げられない仕組みになっている。また、レベルを上げたり建物を作ったりする時に「時間」が発生する。普通のゲームは、そこで加速トークン(建築をスピードアップして時間を待たずに出来る)と言うものを使う。ケンはその制度を導入した。ケンはそこからが違った。ケンは「広告制度」を導入した。広告制度とは、広告をプレイヤーに見てもらい、会社は利益を得て、プレイヤーはアイテムを貰える。と言うものだ。これで無課金でも楽しめる物になるのだ。訓練場で訓練した兵士を、別のプレイヤーの基地に送り込み、基地を潰す。と言うものだ。
しかし、この手のゲームは、無課金で出来るものは少ない。
そこでケンは、敵の基地が見えるマップに「モンスター」を置いたのだ。このモンスターは、倒すと一定確率でお金、食料、ゴールド(課金アイテム)、加速トークンが貰える。このモンスターにもレベルを設定し、高いレベルほどアイテムの数が多くなっていく。
ケンは以下のゲームを作った。
一方、ライバル会社のタツも、同じような戦略ゲームを作っていた。タツの作ったゲームは、ケンの作ったゲームよりも、課金要素が強く、広告制度も導入していなかった。両アプリのリリース日は同じ日。
そしてリリース日。ケンとタツが作ったゲームなので、掲示板などで両者期待されていた。
結果はケンの勝ちだった。最初はタツのアプリの方がダウンロードされていた。しかし、掲示板では「課金要素多すぎ」や、「課金ゲーだったのか」と課金要素の多さが指摘されていた。一方ケンは「やっぱり課金要素少ないな」と絶賛されていた。
2回目はケンの勝ちだった。次のゲームは、タツの得意な、「家を作ってサバイバルをする」と言うゲームだ。ケンは、タツの得意なサバイバルゲームをどのようにして、作ったのか。
次回へ続く…
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