【R18】スパイス～高梨姉弟の背徳～

60話、弟。

　姉ちゃんのナカは狭くて熱い。相変わらずとろけてしまいそうだ。ゆっくり動いて奥までペニスを突き立てると、姉ちゃんは苦しそうにぎゅっと目を瞑る。

「痛い？」
「ん、ちが……きもち、い」

　あ、苦しいんじゃなくて、気持ちよかったのね。

「奥に、当たっ、てる？」
「うん。わかる？」

　姉ちゃんはうなずいて、笑う。あ、ようやく笑ってくれた。

「動いてもいい？」
「う、ん。ゆっくり、ね？」

　まぁ、ゆっくりできるとは思えないけど。一応、努力してみるか。
　ぐったりとしている姉ちゃんのナカは、本人の意に反して、力が入っているのか昨日よりも窮屈だ。少し往復するだけで、ぐいぐい締め付けてくる。
　漏れ出る甘い吐息が、汗に濡れた肌に張り付く髪の毛を揺らす。しっとりとした肌に舌を這わせ、また新たに痕を残していく。

「あっ、っ、あ、あ」

　右手の親指で陰核を擦り、左手の親指と人差し指で乳首をつまんで扱く。姉ちゃんは大き目の喘ぎ声で俺の聴覚を刺激する。あんまり喘がれると、股間に刺激が伝わりすぎる。唇でふさぎ、舌を侵入させる。

「んっ、ん、んん」

　多少大人しくなった姉ちゃんだったけど、今日は腰がよく動いている。びくびくとよく跳ねる。
　ダメだよ、そんなに動いちゃ。すぐイッちゃう。

「ああっ！　ダメッ、ショウっ！」

　姉ちゃんがキスから抜け出て、俺に抱きついてくる。ちょっと角度が変わって、急に窮屈さを感じるようになる。
　あぁ、なるほど。

「姉ちゃん？　イキそう？」
「……っ！」

　姉ちゃんに抱きつかれているので顔は見えないけど、伝わる頬の熱で、真っ赤なんだろうなとわかる。
　緩急をつけながらペニスを往復させ、少しずつ速くしていく。

「あっ、あっ、あ、ショ、ダメ……」
「いいよ、姉ちゃん。我慢しなくて」

　姉ちゃんの吐息が短くなる。とろんとした表情の姉ちゃんにキスをした瞬間。

「んんんんっっ！！」

　姉ちゃんの膣壁がぎゅっと締まる。ゴム越しに感じられる痙攣は、俺のペニスを昂らせるのに十分な刺激と快感を持ち合わせていた。

「俺もイクよ、姉ちゃん」

　すでにぐったりと脱力している姉ちゃんの足を持ち上げ、一番奥深くまで貫いて。

「あ……っ！」

　姉ちゃんの痙攣に合わせて、俺はその最奥に白濁とした熱を吐き出した。